272氏 この二人によくある朝の光景(仮) 2

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ある昼下がりの喫茶店での主婦達の会話 「…その後3回イカされて、4回目の途中で気を失っちゃったわ。目が覚めたらもう夕方だったから  結局映画見に行けなかったのよ。アタシが気持ち良さそうに寝てたから起こさなかったんだ、って、  まったく、あんのムッツリスケベ鈍感バカシンジがっ!」 「アスカ、声、大きいわよ。お店中の人に聞こえちゃうじゃない。それに、ひさしぶりに休日をゆっ  くり二人っきりで過ごせたわけでしょう? 同じ日に休みがなかなか取れないとか前に言ってたし、  良かったじゃないの? ね、綾波さんもそう思うでしょ。」 「(コクン)」 「まあね~。でもさぁ~、ちょっと聞いてよ二人ともー。アタシとシンジ、仕事のシフトの関係で休  日が滅多に合わないのよ。昨日はせっかく二人とも揃って休み取れたから、映画とか買い物とか食  事とかに行くの前から楽しみにしてたのにさ~。シンジのバーカ。」 「まあまあ、アスカ。シンジ君もアスカの事を想ってしてくれたんだし。」 「まあ、それはもういいのよ。また今度休みのときに償わさせるから。でもさあ、そもそも、所属が  違うとはいえ夫婦が同じネルフ本部に勤めてるんだよ~、なのに、これって随分ひどい話だと思わ  ない? 「あー、まあ、それはそうかも…ね。今、仕事忙しいの?」 「いろいろバタバタしてるしねー、お互い管理職で部下がいる身だし、自分の思い通りにスケジュー  ル組めない事が多いわね。今日だってアタシは休みだけどシンジは仕事だし、家庭崩壊したら誰が  どう責任とってくれるってーのよ。」 「…休日に朝からそれだけお盛んだったら、大丈夫なんじゃないの?」 「…義姉さんはどのぐらいの頻度で性交渉をもってるの?」 「なによレイ、急に。セーコーショーって、エッチのこと?」 「(コクン)」 「…そうねえ、だいたい週に20回くらいかな。」 「にじゅっ… アスカ、ど、どうしてそんな回数になるのよ!?」 「え? だって毎日3回ぐらいだからそんなもんでしょ。やっぱりアタシ達って、少ないのかな?  アンタ達はどのくらい?」 「わ、わたしは…、その…、平均すると…週に4~5回くらいか…な…。」 「私は平均0.2回。」 「えー! だってヒカリってばまだ結婚2年目でしょ。そんなんで夫婦生活大丈夫なの? そんで、  レイ! アンタ0.2回って何なのよ? 旦那と月1回しかエッチしてないってこと?」 「私達はお互いの存在を確かめるために必要なことだからシてるの。今で十分満たされてるわ。それ  に正式な夫婦じゃないし。」 「何言ってんのよ、アンタらもう5年も同棲してるじゃん。」 「わたしは…、普通の日本の若い夫婦ならこんなもんだと思うんけど…。アスカこそ、毎日仕事で忙  しいのになんでそんな回数になるのよ。ムジュンしてるじゃない。」 「ふふん。それはね、実はネルフ本部内に士官用の部屋を用意してもらってるのよ。だって実験とか  で家に帰れない日が何日も続くことがあるんだもん。それがさー、仮眠用なんだけど結構ちゃんと  した部屋でさ、ベッドも広くてスプリングもしっかり効いてるもんだから、そこで…ね。」 「勤務中に、仮眠してくるとか言って2時間ほど帰って来ないときがよくあるけど、あれはあの部屋  で兄さんと愛し合ってたのね。帰ってきたらいつも機嫌がいいから不思議に思っていたの。」 「えへへー。研究が行き詰ったりした時もシンジ呼び出してエッチするの。そしたらまた違ったアイ  デアが湧くときもあるから不思議よね。それに、シンジの方がいろいろ自分に溜め込むタイプだか  ら、アイツの方からの呼び出しも結構あるのよ。こういうときは勤務先が同じだと便利だわ。」 「じゃ、じゃあ、アスカと碇君は、職場でエッチしてるってわけ? し、し、しかも昼間っから!  そんな、ふ、不潔よっ! 破廉恥だわっ! シンジラレナイっ!!」 「ヒ、ヒカリ、声が大きいわよ。…すみませ~ん、みなさ~ん、なんでもないですぅ~。アハ、アハ  ハハ…」 「アスカ! いくら夫婦だからって、ちょっとやりすぎなんじゃない? 仕事場ってもっと神聖なと  ころでしょ。それに、もうちょっとこう、慎みとか節度ってものを持たないと、日本だと周りから  軽蔑されちゃうわよ。」 「大丈夫。バレないようにシてるから。」 「それに、アスカはともかく碇君、そんなに毎日激しくシてて大丈夫なの? 男の人って、あんまり  夜の生活が激しいと腎虚になっちゃうとか聞くけど…。」 「えー、だって気持ちイイのにぃー。シンジも絶対アタシで満足してるし、無理してないと思うけど  なぁ。」 「鈴原さん…ジンキョって何?」 「ええと、腎虚っていうのは、簡単に言うと若いうちに精が尽きちゃって、老け込んだり早死にしちゃ  うこと…かな?」 「…」 「んなの迷信に決まってるじゃない。ヒカリってば心配性ねぇ。ってレイ、どこ行くの?」 「兄さんのところ。アスカと別れるように説得してくるの。アスカと性交渉を続けてたら兄さんが死  んでしまうから。」 「な、何言ってるの。そんなことあるわけないじゃない。」 「碇君は死なないわ、私が守るもの。もしアスカと別れて碇君が寂しい思いをするのなら、私の身体  で慰めてあげる。人命に関わる非常事態だから、兄妹間の性交渉もやむを得ないことだわ。」 「レ~イ~、あんたそんなことして只で済むと思ってるワケ~!?」 「そもそも5年前、あなたに碇君を託したことが間違いだったのかも。過ちは速やかに訂正すべきだ  わ。」 「ムキーっ! ちょっとアンタいい加減にしなさいよ!」 「ちょっと綾波さん、アスカ、落ち着いて!」 「碇君、今行くわ。私が肉の防波堤になってあげる。」 「ヒカリ、そこどいてっ! この女とはやっぱりいつか決着を付けなきゃならなかったのよ! くぉ  の~っ!」 「やめて~~~っ!」

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