アスカの思い出5

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「は?つけて?」 「だから!コンドームはつけてセックスしたの?」 「あっ…うん。ちゃんとつけたよ」 シンジの答えを聴くと満足そうに頷きユイさんから発せられた先程までのプレッシャーが嘘の様に感じられなくなった。 「そう、なら良いわ。好きな人に抱かれたい、抱きたいは自然な事だもの。ただ学生なんだから二人には、節度あるお付き合いをして欲しいの」 ユイさんは私に微笑み、シンちゃん。ちょっと席を外してちょうだい、とシンジをリビングから追い出す。ユイさんは私の隣に座り、優しく頭を抱き寄せてくれた。 「…ごめんなさい…叔母様…」 「良いのよ謝らないで。アスカちゃん、シンジの事好き?」 「はい…大好きです」 「そう…不出来な息子ですけどシンジをヨロシクね。ってまだ早いか♪」 ユイさんは笑いながら私の涙を拭いてくれた。頭を撫でながら 「痛かった?でもすぐに慣れるわ。解らない事があったら恥ずかしがらずに私やお母さんに聞きなさい」 「はい…。ありがとうございます」 「でも…コンドームはちゃんとつけなさいね。私、おばあちゃんになるのはまだ嫌よ♪」 「はい♪叔母様」 そのあと、シンジのお家で研究所から帰ってきたお母さんと一緒にご飯食べたんだっけ… お赤飯…お母さんビックリしてたなぁ 「ふぅ…お水飲んでこよっと」 「…んっアスカ?…今何時…?」 「ごめんシンジ。起こしちゃった?まだ三時よ」 私はシンジのおでこにキスをしてキッチンに向かおうとした。腰に緩やかに腕が巻かれシンジの唇が私の耳元で言葉をつむぎだす… 「アスカもう一回…しようか?」 「………えっち…」

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