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革命－トリック・バトル

革命(かくめい)－トリック・バトル：？

永続罠(TF4オリジナル)
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターと
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターが戦闘を行う場合、
攻撃力の低いモンスターは戦闘では破壊されず、
攻撃力の高いモンスターが戦闘によって破壊される。

解説：TF4オリジナルカード

このカードは、攻撃力の低い側が超過ダメージを受け、攻撃力の高い側が戦闘破壊される永続罠カード。
攻撃力が低いほど戦闘で破壊されづらくなり、０にいたっては戦闘破壊は不可能になる。
また、効果による破壊ではなく戦闘破壊なので、戦闘で破壊された時に発動される効果はそのまま発動できる。
攻撃力の差による超過ダメージはそのまま受けるので、残りLPに注意しなければならなくなる。

マスクド・チョッパーに代表される、低攻撃力ながら効果の発動に戦闘で破壊する必要があるモンスターと相性が良い。
攻撃力を上げる必要も無く、戦闘破壊で効果を発動できる。
他にはワンショット・ブースターやフィールド魔法パワー・ゾーンや装備魔法ジャンク・アタックなども組み合わせれば、
一回の攻撃で４０００近くのダメージを与えることも珍しいことではなくなる。
アマゾネスの剣士などの場合は攻撃力の高い相手モンスターを破壊しつつその攻撃力の差分ダメージを与えられるようになる。
元々の攻撃力を０にして、さらに二回攻撃も可能になる通常罠ゼロ・スプライトなども相性が良い。
しかしながら、攻撃力が低く戦闘で破壊された時に効果を発揮するモンスターと相性が非常に悪いため、採用には一考の必要がある。

【ナチュル】デッキとの相性は抜群で、攻撃力が低めな事に加えて全員に戦闘ダメージ反射効果を与えるナチュル・モスキートや
戦闘破壊耐性を持ちながら攻撃力は最低ランクのナチュル・ビーンズで特攻し、相手を一方的に破壊したり
{革命}－トリック・バトル自体を破壊する魔法・罠カードを封じ込めるナチュル・バンブーシュートが揃っているため
攻撃力がネックであるナチュル全体との相性が良い。

高い攻撃力を持つモンスターは楽に破壊できるようになるものの、その分大きな反射ダメージを食らうことも多くなる。
そのため、永続罠スピリット・バリア、通常罠和睦の使者など、通常罠レインボー・ライフと特に相性が良い。
また、通常罠ディメンション・ウォールならば、戦闘ダメージを反射でき、非常に強力。
戦闘ダメージを減らしたいのならば、フィールド魔法ブラック・ガーデンも一考の価値がある。
召喚されたモンスターの攻撃力を敵味方問わず半分にするため、攻撃力の逆転が起こりにくく、ダメージを減らせる。
トークンはマスクド・チョッパーで破壊させると、無駄もできにくい。

戦闘で破壊された時に、その場で別のモンスターを特殊召喚したり、蘇生できる系統のモンスターならば、
連続で相手のモンスターを攻撃する事も可能。
前者は各リクルーター、後者はワイトキングや毒蛇王ヴェノミノンなどがそれに当たる。
また、エンシェント・ホーリー・ワイバーンならば、状況が整えば１ターンKILLも可能。
与えるダメージが蘇生のコストである１０００よりも大きいと、攻撃と復活を繰り返し行えばそれでいくらでもダメージを与えられる。
フィールド魔法霧の王城でも五回までだが似た事が行える。
こちらの場合、神獣王バルバロスを利用すれば、確実に大ダメージを狙える。
自力で蘇生が可能なギガンテック・ファイターを使えば、攻撃力の低い攻撃表示モンスターに特攻し続けるだけで1killが成立してしまう。

元々の攻撃力が低く、効果によって攻撃力を上げられるカードならば、このカードが無くても場を維持しやすい。
お注射天使リリーは高と低の差が非常に大きく、カードガンナーならば墓地肥やしも同時に行える。
他にもモンスターが居る時、攻撃力が０となるジェスター・ロードならば、永続罠カードが多く採用されやすいこのカードの特性と相性が良い。

このカードも他の永続罠カード同様、破壊系のカードに弱い。
特に、このカードが無くなれば場に残るは低攻撃力モンスターが攻撃表示で数体、という状況に陥りやすい。
永続罠宮廷のしきたりはもちろんの事、各カウンター罠カードも多く採用する必要があるだろう。