遊戯王ゲーム版カードWiki@わかな

神事の獣葬

神事(しんじ)の獣葬(じゅうそう)：？

通常罠（TF6オリジナル）
自分フィールド上に表側表示で存在する獣族モンスター１体を選択して破壊する。
さらに次のスタンバイフェイズ時に自分はデッキからカードを２枚ドローする。

解説：TF6オリジナルカード

TF6でオリジナルカードとして収録された、通常罠。
アニメ5D'sでは、WRGP前哨戦の「遊星vsアンドレ」戦でアンドレが使用した。

カードの取引上は２：２交換になっているが、普通に発動したのでは召喚権を消費する上にドローも遅いため、トレード・インのようなドロー加速としてはあまり適していない。
しかし、その独特の効果処理タイミングにより、以下のような点で採用価値があるといえる。

一つは、自分の獣族モンスターを破壊するという点。
破壊の直後には何も処理を挟まないため、森の番人グリーン・バブーンや機皇帝を能動的に特殊召喚することができる。
強力なモンスターが特殊召喚される上に２枚ドローされるとなっては、相手としてはたまったものではないだろう。
破壊された際にリクルート効果が発動する、アーマード・ホワイトベアとも相性がよい。
破壊をトリガーとして永続魔法化する宝玉獣とも相性がいい。
レベル１の魔轟神獣チューナーと森の番人グリーン・バブーンを特殊召喚すれば、即座にレベル８のシンクロ召喚が可能。

もう一つは、フリーチェーンの罠カードであるという点。
デュアルスパークのような感覚でサクリファイス・エスケープに使用でき、カード損失なしでその効果を不発にすることができる。
ただし、チェーン２以上で発動した場合は、森の番人グリーン・バブーンや機皇帝の特殊召喚タイミングを逃すため、注意が必要。
ＴＧラッシュ・ライノのサーチ効果はエンドフェイズ時に発動するので、タイミングを逃さずに発動できる。
キング・オブ・ビーストや森の番人グリーン・バブーンともども除外に弱いため、その回避にも役立つだろう。

タッグデュエルでは相手ターンのスタンバイフェイズ以降に発動すると自分がドローできないことに注意。