遊戯王5D's (漫画)
同誌に連載された遊戯王GX同様、漫画オリジナルストーリーとなっており、キャラの使用カードも漫画オリジナルである。
原作テイストなノリと男臭さが特徴。一時期遊戯王5D'sの史実なのでは?という予想があったがゾーンの回想シーンによってほぼ否定されたかに思えた。
しかし最近になって名称こそ微妙に変わっているもののシグナーの竜が登場し経歴の矛盾が薄くなったため史実説も復活した。
遊星の出身地がサテライトなところが共通点だろうか?
原作テイストなノリと男臭さが特徴。一時期遊戯王5D'sの史実なのでは?という予想があったがゾーンの回想シーンによってほぼ否定されたかに思えた。
しかし最近になって名称こそ微妙に変わっているもののシグナーの竜が登場し経歴の矛盾が薄くなったため史実説も復活した。
遊星の出身地がサテライトなところが共通点だろうか?
あまりにもアニメとのギャップが途轍もないのでゾーン達が改変に失敗した時の世界との意見もちらほら。
(GXと比べると、アニメ・漫画相互の設定の差に大きく違いがあることが分かるだろう。)
(GXと比べると、アニメ・漫画相互の設定の差に大きく違いがあることが分かるだろう。)
2015年1月に完結、同時に再放送も1月末に完結した。
アニメ版5D'sとの相違点
ストーリー
サテライトの青年「不動遊星」の決闘を描くという点以外はかなり異なっている。
アニメでは幼馴染のジャック・クロウとは知り合いですらなく、サテライトの仲間もオリジナルキャラクターである。
ゴドウィン長官の目的はシグナーではなく、究極神と呼ばれる存在の強大な力を得ることである。
アニメでは幼馴染のジャック・クロウとは知り合いですらなく、サテライトの仲間もオリジナルキャラクターである。
ゴドウィン長官の目的はシグナーではなく、究極神と呼ばれる存在の強大な力を得ることである。
決闘疾走(ライディング・デュエル)
決闘疾走(ライディング・デュエル)のルールがアニメと異なっており、スピード・ワールドがないために普通に魔法カードも使用できる。
D・ホイールのスピードに応じてソリッドビジョンによる仮想立体触感(バーチャルソリッドフィール)、通称フィールを高めて攻撃することも可能で、D・ホイールが止まると決闘に敗北する。(*1)
攻撃力を同じにしたエースモンスターの一騎打ちをしてフィール力のみで決着をつける一撃疾走(ワンショット・ラン)という決闘方法もあり、デュエル・アカデミア・クイーンズの伝統の決闘作法となっている。
アニメの視聴者が麻痺したのか、フィールの謎が明かされるまで、「これってバイクに乗っただけの普通のデュエルじゃん。」と言われていた。
D・ホイールのスピードに応じてソリッドビジョンによる仮想立体触感(バーチャルソリッドフィール)、通称フィールを高めて攻撃することも可能で、D・ホイールが止まると決闘に敗北する。(*1)
攻撃力を同じにしたエースモンスターの一騎打ちをしてフィール力のみで決着をつける一撃疾走(ワンショット・ラン)という決闘方法もあり、デュエル・アカデミア・クイーンズの伝統の決闘作法となっている。
アニメの視聴者が麻痺したのか、フィールの謎が明かされるまで、「これってバイクに乗っただけの普通のデュエルじゃん。」と言われていた。
決闘竜(デュエル・ドラゴン)
話の中心に大きくかかわるカード達。要は「シグナーの竜」のことで、外見はほぼそのまんまである。違いは色が暗いことくらいか。(ただし、名前は元から少し変えてある)。
アニメと同じくシンクロモンスターだが、何故か闇のカード扱いされている。真相はいまだ不明。
なおそれ以外に、「○○龍」(漢字が違う。3巻で意図的(*2)に区別されていることを彦久保氏が触れている)という名がつく本作オリジナルのカードも登場する。
アニメと同じくシンクロモンスターだが、何故か闇のカード扱いされている。真相はいまだ不明。
なおそれ以外に、「○○龍」(漢字が違う。3巻で意図的(*2)に区別されていることを彦久保氏が触れている)という名がつく本作オリジナルのカードも登場する。
キャラクター
チーム・5D'sの面々は、アニメ(特に初期)のキャラ設定とは逆の設定がされているようだ。
- 不動遊星
- 7月7日生まれの蟹座、17歳、身長175㎝、体重58kg
- クールキャラはなりを潜め熱血系の正統派主人公に。「俺の最大のフィール!!」
- しかし仲間との絆を大切にするなど根本的なところは変わっていない。
- アニメじゃ無敵だった彼だが、こちらの世界では一巻でいきなり二連敗を喫している。「ちくしょーーー!!!!」
- エースカードは2巻のおまけ漫画内で攻撃力500の通常モンスター《ネジマキの見習い戦士》に
- 「今ならオレでも勝てそうだぜ」と豪語された《ライトニング・ウォリアー》。
- 後に決闘竜《閃珖竜 スターダスト》を手に入れている。
- ジャック・アトラス
- 1月11日生まれ、19歳、身長191㎝、体重72kg
- ゴドウィンの傀儡の絶対王者(キング)であることには変わりないが
- 遊星らサテライト組との繋がりがなくなり完全に悪役化。
- その分ライバルキャラ・悪役としての貫禄はもの凄いことになっている。
- アニメと違い八百長なんてされてない。
- それどころか作中でも最強クラスの実力者として描かれ、ちゃんとキングをしている。
- エースカードは作者が一番のお気に入りと語るシンクロ封じのシンクロモンスター《天刑王 ブラック・ハイランダー》や、
- 攻撃力ダウン効果を持つがそれ以上にシングル価格をダウンさせて欲しい《天狼王 ブルー・セイリオス》。
- 決闘竜《琰魔竜 レッド・デーモン》なるカードを探し求めていた。このカードは鬼柳が盗み出しており、後に彼から直接受け取り、彼とのデュエルで使用した。
- 全てのモンスターが「○○王 ○○・○○」という名称で形式化しており、さらに関連シンクロモンスターの名前には色の名が入っている。
- ブラック・ハイランダーの攻撃名にある「死兆星」の元ネタは週刊少年ジャンプの世紀末バイオレンスアクション「北斗の拳」。(*3)
- 十六夜アキ
- 8月16日生まれ、17歳、身長163㎝、体重43kg
- 未来視の超能力を持つ。交友関係は良好で、周りに慕われるお姉様的なキャラになっている。
宝塚デュエル・アカデミア・サンクチュアリ時代の髪型がツッコミ所。- デッキは植物族…というよりは、薔薇がモチーフのカードが多い。
- エースカードは《凛天使 クイーン・オブ・ローズ》、《魔天使 ローズ・ソーサラー》。
- そして、それら女性型天使二体を融合させることで降臨するガチムチな薔薇のアニキ《大凛魔天使 ローザリアン》。
- 決闘巫女(デュエル・シスター)として覚醒後には決闘竜《月華竜 ブラック・ローズ》を使用している。
- クロウ・ホーガン
- 9月6日生まれ、18歳、身長174㎝、体重56kg
- メイン級のキャラでは最もアニメ版に近い。
- 「これだからガキは嫌いなんだよ!」というセリフがあるので、アニメと違い子供が嫌い…?
- と思いきや、難しい手術に臨む実弟「ヨシ・ホーガン」とD1GP優勝を約束してきたことが明らかに。
- 当初は決闘竜についての知識はなかったが、闇の瘴気を感じることはできた。
- D1GPセカンドステージでは遊星とシンクロ合戦を繰り広げた末に敗北。
- その後ステージを突破するため、第12星宿に赴き、決闘竜のカードによって生まれた闇の自分とのミラーマッチに臨み勝利した模様。
- Mデコやホウキ頭など愛称が豊富。…チリトリが必要ね…。
- デッキも同じくブラックフェザー。作者の佐藤がBF使いのためか現実のBFデッキに来れば強くなるだろうなあという絶妙なオリジナルカードを使う。
なんという職権濫用…!- それらは最近になってOCG化されつつあるが、大方の予想通り(?)弱体化されており、多くのBFデッカーは落胆したかもしれない。
- エースカードは《BFT - 漆黒のホーク・ジョー》。後に決闘竜《玄翼竜 ブラックフェザー》を手に入れている。
- 龍亞・龍可
- 龍亞:6月20日生まれ、12歳、身長145㎝、体重35kg
- 龍可:6月20日生まれ、12歳、身長146㎝、体重35kg
- ゴドウィンの手下化。目が死んでいる。
- 龍可の「根暗毒舌ロリ」という属性は遊戯王では珍しかったため妙な人気を得ているとか。
- シティの最上層で暮らしていたアニメと違い非常に貧乏で、賭けデュエルによって生活資金を得ていたようだ。
- 元々は上記の性格ではなく、貧しい暮らしに耐えかね決闘竜の力を使うようになってからその闇の力に飲まれ性格が変わってしまった。
- D1GP2回戦での遊星との2度目の戦いの中で、《閃珖竜 スターダスト》が闇の瘴気を断ち切り二人とも正気に戻っている。
- エースカードは《機械竜 パワー・ツール》、《妖精竜 エンシェント》。
- 鬼柳京介
- 11月1日生まれ、19歳、身長184㎝、体重68kg
- クラッシュタウン編のロン毛スタイルで登場。
- 決闘竜についてかなり詳しく知っているようで、遊星・ジャックを戦いに誘う。
- かつては「V・S・F・L(仮想立体触感研究所)」で身寄りのない子供たちと共に暮らしており、ジャックとはその当時の仲間同士。
- 決闘竜のカードを持つ者を決定するデュエルの際に仲間を失うことを恐れジャックに勝ちを譲り研究所に残るも、ゴドウィンが自分たちをただの実験台としか見ていなかったことを知り、研究所を爆破し仲間を逃がしたうえで、ジャックを守る(決闘竜の実験台にされないようにする)ため《琰魔竜 レッド・デーモン》を盗み出していた。
- 現代でのジャックとのデュエル中に《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》の闇の瘴気に当てられダグナー時代を髣髴とさせるハイテンション満足さんと化したが、敗北後は元に戻った。
- アニメ同様インフェルニティを使い、「無手札必殺(ハンドレス・コンボ)」を駆使する。
- エースカードは《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》。
- レクス・ゴドウィン
- 8月21日生まれ、?歳、身長188㎝、体重76kg
- アニメと殆ど変っていない。が、最近では通常の長官スタイルながらも声を荒げたり、野望を語ったりとダークシグナー状態のような振る舞いをすることが増えた。ある意味王道な悪役になっているといえようか。一度はジャックと相打ちとなって消息不明となっていたが・・・
- なお彼が見ていたカードの中に、赤き竜の紋章(心臓の痣あり)がイラスト部にあるカードがあった。後にこれは覚醒前の決闘竜のカードであることが判明している。
- ボマー
- 大会1回戦で遊星と戦った。ジャックへのリベンジを誓って大会に参加しており、「フィール・プレッシャー」を行使する。
- 融合主体のデッキで、エースカードは《重爆撃禽 ボム・フェネクス》。
- 氷室
- アニメ版でも回想で描かれたプロデュエリスト時代の姿を見ることができる。
- デッキは雑賀との関係も臭わせる「マシンナーズ」である。
- シェリー・ルブラン
- アキのライバルの超能力者になっている。
- 「相手の視線からみたものを認識する」という能力。
- その実力は一時的にアキ様の応援団がお通夜みたいになっちまった程だった。
- アンドレ
- ジャックの傲慢演説を冷静な眼差しで見つめるシェリ-と対比して、ビビリ汗を浮かべながら右手を構えるアンドレの姿は、
- どう考えてもこの先、彼の活躍は見込めない的なフィールを読者に対して放出している。がジャンとともに二回戦には生き残っている模様。
- その後登場したときにはジャンとチームを組んだチーム・Wユニコーンのメンバーだと言うことが明かされた。(ハブらレたブレオェ・・・。)
オリジナルキャラ
- 伊集院セクト
- 6月4日生まれ、14歳、身長155㎝、体重41kg
- 遊星を兄貴と慕う丸藤翔的存在。昆虫族デッキを使用する。口癖は「~アリ」
- 後述の骸骨騎士に決闘竜《魔王龍 ベエルゼ》を入手して闇に囚われてしまった。
- 骸骨騎士
- 12月14日生まれ、?歳、身長189㎝、体重?kg
- 名前通りの骸骨の騎士。D・ホイールではなく馬に乗ってデュエルを行う。
- 遊星「馬のままで決闘疾走だと!?ふざけやがって!!」
- アンデット族モンスターを使い《幽合》なるカードで幽合召喚を駆使する。エースカードは《冥界龍 ドラゴネクロ》。
- その正体は……
- 小早川ラン
- アキのライバル。いかにもお嬢様なドリルツインロール持ち。