クロノス・デ・メディチ(くろのす・で・めでぃち)
遊戯王デュエルモンスターズGXならびに遊戯王GXの登場人物であり、デュエル・アカデミアの教師にして実技担当最高責任者。
鮫島校長が不在の間は臨時校長を務めていた。
メディチ家出身のイタリア人らしく、「○○ノーネ」という独特なカタコト喋りはペガサスを髣髴とさせる。
なお、当初「ノーネ」は台本にはなく、声優のアドリブであった。
鮫島校長が不在の間は臨時校長を務めていた。
メディチ家出身のイタリア人らしく、「○○ノーネ」という独特なカタコト喋りはペガサスを髣髴とさせる。
なお、当初「ノーネ」は台本にはなく、声優のアドリブであった。
使用デッキは「暗黒の中世デッキ」。
攻撃時に相手の魔法・罠の発動を封印する機械族モンスター群「古代の機械 」モンスターを用いた重量級デッキである。
実技担当最高責任者と言うその肩書だけあってデュエルの腕は高く、何より切り札である《古代の機械巨人 》の召喚手段がほぼ毎回違うと言うのがOCG民などに高く評価されている。
《歯車街》すらない時代に、その回数なんとデュエル5回で6通り。《古代の機械究極巨人 》破壊時の蘇生を含めれば7通りもの召喚手段を披露している。
《古代の機械巨人》は「このカードは特殊召喚する事が出来ない」という厳しい制約をもった最上級モンスターであるにもかかわらず、様々な状況から召喚してくることはデッキとしての回りが素晴らしいということ。同時に幾つものデュエルタクティクスを柔軟に使いこなしていることである。
まさに教師としてよいお手本を見せられているようである。
古代の機械究極巨人は、古代の機械巨人を3体融合する必要があるが、OCGでは召喚条件が厳しいため、古代の機械巨人1体とアンティークモンスター2体に緩和されている。
攻撃時に相手の魔法・罠の発動を封印する機械族モンスター群「
実技担当最高責任者と言うその肩書だけあってデュエルの腕は高く、何より切り札である《
《歯車街》すらない時代に、その回数なんとデュエル5回で6通り。《
《古代の機械巨人》は「このカードは特殊召喚する事が出来ない」という厳しい制約をもった最上級モンスターであるにもかかわらず、様々な状況から召喚してくることはデッキとしての回りが素晴らしいということ。同時に幾つものデュエルタクティクスを柔軟に使いこなしていることである。
まさに教師としてよいお手本を見せられているようである。
古代の機械究極巨人は、古代の機械巨人を3体融合する必要があるが、OCGでは召喚条件が厳しいため、古代の機械巨人1体とアンティークモンスター2体に緩和されている。
忘れられがちだがオベリスク・ブルー寮長も兼ねている。
初期はエリートのみを育成するべく、ブルー寮を優遇してレッド寮を潰し十代を追い出そうと企む嫌味な教師だったが、後に改心。
実は誰よりも生徒のことを思っており、多くの名言を残している。
初期の言動はとても生徒想いの先生には思えないが、3期にてヘルカイザーに対し「これでも昔は、熱血教師目指してたノーネ」と話すなど、生徒達と触れ合う内にエリート至上主義に染まっていた心が昔の情熱を取り戻した、というところだろうか。
カミュ―ラ戦では、ブルー筆頭の亮を狙っていた際に彼を守ろうとしており、そもそもこのクラス分けでレッド寮にいる生徒は今の環境から脱却するために奮起せず怠惰な者もいたので、ますます初期のクロノスのエリート至上主義志向に拍車がかかり、「生徒想いだったけど優秀な生徒だけ」な状態だったとも取れる。
初期はエリートのみを育成するべく、ブルー寮を優遇してレッド寮を潰し十代を追い出そうと企む嫌味な教師だったが、後に改心。
実は誰よりも生徒のことを思っており、多くの名言を残している。
初期の言動はとても生徒想いの先生には思えないが、3期にてヘルカイザーに対し「これでも昔は、熱血教師目指してたノーネ」と話すなど、生徒達と触れ合う内にエリート至上主義に染まっていた心が昔の情熱を取り戻した、というところだろうか。
カミュ―ラ戦では、ブルー筆頭の亮を狙っていた際に彼を守ろうとしており、そもそもこのクラス分けでレッド寮にいる生徒は今の環境から脱却するために奮起せず怠惰な者もいたので、ますます初期のクロノスのエリート至上主義志向に拍車がかかり、「生徒想いだったけど優秀な生徒だけ」な状態だったとも取れる。
なお、クロノスが十代を当初毛嫌いしていたのに対し、十代の方はその悪意をスルーしつつ決闘者として高く評価している。
クロノスの実力を疑うようなセリフが入るたびに、実際戦った経験から「クロノス先生は強えぜ」とフォローを入れる十代を見て、クロノスは十代に対する評価を変えていった。
彼自身、非常に俗な人間なので、狭量で感情的な面から(初期の)十代やナポレオンと対立する事もあるが、それ故に超越して他人の悩みがわからない十代と違い、人の悩みを理解出来る人間臭さも兼ね備えており、時に人生の先輩として教師らしく配慮を兼ねて行動できる。刹那的な生き方で限界が訪れていた亮も、その生き方を一概に否定せずに人生を説き、亮からも尊敬と敬意を抱いていた事が語られた。(*1)
クロノスの実力を疑うようなセリフが入るたびに、実際戦った経験から「クロノス先生は強えぜ」とフォローを入れる十代を見て、クロノスは十代に対する評価を変えていった。
彼自身、非常に俗な人間なので、狭量で感情的な面から(初期の)十代やナポレオンと対立する事もあるが、それ故に超越して他人の悩みがわからない十代と違い、人の悩みを理解出来る人間臭さも兼ね備えており、時に人生の先輩として教師らしく配慮を兼ねて行動できる。刹那的な生き方で限界が訪れていた亮も、その生き方を一概に否定せずに人生を説き、亮からも尊敬と敬意を抱いていた事が語られた。(*1)
イヤミな性格でこそあれ教育者としてはしっかりしており、セブンスターズとの闇のデュエルが始まったときは最初は及び腰であったものの、生徒たちの目を意識して毅然とした態度で立ち向かった。
カミューラ戦で自身の敗北を悟った際に教え子たちに遺した「例え闇のデュエルに敗れたとしても闇は光を凌駕できない。そう信じて決して心を折らぬ事。私と約束してくだサイ」というセリフはGXきっての名言だろう。
自身のLPがゼロになり、魂を抜きとられる瞬間まで「ボーイ…光のデュエルを…!」と口にしていた。まさに教師の鑑。(*2)
彼は「デュエルは戦いを通じて青少年の心を成長させる」光をもたらすものだと考え、故に闇の力や、錬金術だののオカルトも大嫌いである。とはいえ一応、大徳寺不在時には錬金術の代理講師を務めてはいた。
前田隼人がペガサスにデザイナーとして見出された時は、「留年生をそのまま出すわけにはいかない」と厳しい態度で臨み、隼人の勝利が合格条件の試験デュエルを行う。(一見レッド故に冷たく当たったように見える描写だが、隼人がそのまま入社して「落ちこぼれにもかかわらず会長に気に入られた故に採用された」と謗りを受けないようにしたとも考えられる。)
一進一退の攻防の末、最後は機械族の必殺技《リミッター解除》によりATK6000にまで上昇した《古代の機械巨人》で《マスター・オブ・OZ》に見事なカウンターを入れ勝利したが、「デュエル内容は素晴らしいものであり、これならばアカデミア生として恥ずかしくない」として隼人の就職を認めた。
ちなみにこれが無ければ《摩天楼2-ヒーロー・シティ》が誕生せず、フランツの《ラーの翼神竜》を倒せなかった可能性があるので、何気に大英断であった。(*3)
異世界編では、ユベルとの最終決戦直前まで「引率教師」として同行していた。
その後の4期で十代達の卒業が近くなると、生徒たちと離れたくないがために授業を放棄したり、卒業式を中止しようとした程。
この時はさすがに大ブーイングだったが、それまでは佐藤先生(優等生の明日香にすら「古くてつまらない」と言われてしまった)などとは違い彼の授業そのものへの不満などは作中で一切噴出していない。また、4期初期を除いて十代に対して功績で依怙贔屓せず、不真面目な授業態度を叱責するなど、教師として適切な対応をしている。
劇中で初めて十代が戦った相手でもあり、4期での十代との一話を再現した卒業デュエルは1話から見ていたファンにとっては感涙必死の名デュエルであり、20周年記念で行われたデュエル人気投票でGX部門で見事1位を獲得している。
「やっぱりバカの1つ覚えなノーネ・・・・・」
卒業式でも感極まって泣きっぱなしで剣山と共に退場させられたが、一方で十代の行動を読んでいた内の1人であり、寄せ書きの色紙にはしっかりメッセージ(とキスマーク)を寄稿していた。
万丈目と同じく当初は良くあるイヤミ・高慢キャラだった彼もまた、3年間で大きく成長を遂げた人物であり、教師と言えばロクデナシばかりの遊戯王シリーズでは異例の人気の高さを誇る。
カミューラ戦で自身の敗北を悟った際に教え子たちに遺した「例え闇のデュエルに敗れたとしても闇は光を凌駕できない。そう信じて決して心を折らぬ事。私と約束してくだサイ」というセリフはGXきっての名言だろう。
自身のLPがゼロになり、魂を抜きとられる瞬間まで「ボーイ…光のデュエルを…!」と口にしていた。まさに教師の鑑。(*2)
彼は「デュエルは戦いを通じて青少年の心を成長させる」光をもたらすものだと考え、故に闇の力や、錬金術だののオカルトも大嫌いである。とはいえ一応、大徳寺不在時には錬金術の代理講師を務めてはいた。
前田隼人がペガサスにデザイナーとして見出された時は、「留年生をそのまま出すわけにはいかない」と厳しい態度で臨み、隼人の勝利が合格条件の試験デュエルを行う。(一見レッド故に冷たく当たったように見える描写だが、隼人がそのまま入社して「落ちこぼれにもかかわらず会長に気に入られた故に採用された」と謗りを受けないようにしたとも考えられる。)
一進一退の攻防の末、最後は機械族の必殺技《リミッター解除》によりATK6000にまで上昇した《古代の機械巨人》で《マスター・オブ・OZ》に見事なカウンターを入れ勝利したが、「デュエル内容は素晴らしいものであり、これならばアカデミア生として恥ずかしくない」として隼人の就職を認めた。
ちなみにこれが無ければ《摩天楼2-ヒーロー・シティ》が誕生せず、フランツの《ラーの翼神竜》を倒せなかった可能性があるので、何気に大英断であった。(*3)
異世界編では、ユベルとの最終決戦直前まで「引率教師」として同行していた。
その後の4期で十代達の卒業が近くなると、生徒たちと離れたくないがために授業を放棄したり、卒業式を中止しようとした程。
この時はさすがに大ブーイングだったが、それまでは佐藤先生(優等生の明日香にすら「古くてつまらない」と言われてしまった)などとは違い彼の授業そのものへの不満などは作中で一切噴出していない。また、4期初期を除いて十代に対して功績で依怙贔屓せず、不真面目な授業態度を叱責するなど、教師として適切な対応をしている。
劇中で初めて十代が戦った相手でもあり、4期での十代との一話を再現した卒業デュエルは1話から見ていたファンにとっては感涙必死の名デュエルであり、20周年記念で行われたデュエル人気投票でGX部門で見事1位を獲得している。
「やっぱりバカの1つ覚えなノーネ・・・・・」
卒業式でも感極まって泣きっぱなしで剣山と共に退場させられたが、一方で十代の行動を読んでいた内の1人であり、寄せ書きの色紙にはしっかりメッセージ(とキスマーク)を寄稿していた。
万丈目と同じく当初は良くあるイヤミ・高慢キャラだった彼もまた、3年間で大きく成長を遂げた人物であり、教師と言えばロクデナシばかりの遊戯王シリーズでは異例の人気の高さを誇る。
声優はお笑い芸人の清水宏。
漫画版のクロノス先生
こちらでは、アニメ初期の融通が利かないイヤミ教師のままである…というか他の強烈な面子のせいで陰が薄い。
でも意外と空気が読める生徒思いな人。
ちなみに0点を取った(*4)翔に退学をかけたデュエルを赤点続きの十代と行わせた事がある。
でも意外と空気が読める生徒思いな人。
ちなみに0点を取った(*4)翔に退学をかけたデュエルを赤点続きの十代と行わせた事がある。
遊戯王5D's
本人は登場しないが、龍亞・龍可(小等部)アキ(高等部)が通うデュエルアカデミア・ネオ童実野校の教頭先生、ルドルフ・ハイトマンが「アカデミア伝統のデッキ」として【古代の機械】を使用している。
「古代の機械像 (未OCG)」というモンスターの「手札の古代の機械巨人 を召喚条件を無視して特殊召喚する効果」で古代の機械巨人を3体同時展開した。
「
遊戯王ARC-V
本人は登場しないが、融合次元の組織「アカデミア」のデュエル戦士が新規の「古代の機械 」シリーズを使用している。
このせいで実況スレでは、古代の機械が登場する度に「マジかよクロノス先生最低だな」などと言われのない批判が飛び交う……というネタが誕生した。
エクシーズ次元に攻め込んだ際も、実体化した古代の機械系統のモンスターが街を攻め滅ぼしており、5D's・ARC-V共にデッキだけが伝わり、元の使用者の心意気は伝わっていない様である。
このせいで実況スレでは、古代の機械が登場する度に「マジかよクロノス先生最低だな」などと言われのない批判が飛び交う……というネタが誕生した。
エクシーズ次元に攻め込んだ際も、実体化した古代の機械系統のモンスターが街を攻め滅ぼしており、5D's・ARC-V共にデッキだけが伝わり、元の使用者の心意気は伝わっていない様である。
アカデミアには、野呂と言うクロノスポジションに近いとされる幹部が存在するが
本人曰く事務職である為、デュエルは行わない模様。
声は西村太佑が担当しているが、声質はクロノスの声を担当していた清水氏と似ている。
しかし、『ストラクチャーデッキR-機械竜叛乱-』においてはナレーターとして出演した。
本人曰く事務職である為、デュエルは行わない模様。
声は西村太佑が担当しているが、声質はクロノスの声を担当していた清水氏と似ている。
しかし、『ストラクチャーデッキR-機械竜叛乱-』においてはナレーターとして出演した。