屋久島移住
彼は1977年に当時廃村だっという白川山に移住した詩人で感性鋭くそれを伝える筆力もある。この二冊は仏教や詩に興味が無い人にとっても読み応えのある移住記だ。
その後、1990年前後から屋久島パインが屋久島の南部を大規模に開発し、資産家の別荘地として、そして最近では定年後の移住地として、屋久島が注目されているが、なぜ屋久島かを考えるときにはそのヒントを与える必読本となっている。
移住体験
自然を求めていても離島生活の不便さをどの程度受け入れられるか不安な場合には、屋久島生活をひと月程度体験できる施設がある。
ウィークリーYAKUSHIMAは、水道光熱費および各種電化製品付きで一ヶ月6万5千円で屋久島の第二の中心地の安房にある。リゾート気分はともかく離島でのアパート生活を議事体験できる。
屋久島パイン体験ログハウスは一ヶ月10万円だが、移住地として人気の屋久島南部にあるのでリゾート気分を味わえる。自給自足など離島の田舎生活を体験できる。
ライフライン
屋久島の保健医療は人口規模1万4千人に相応しい機能が充実している。ほとんどの地区に診療所があるし、24時間対応の病院もある。三次救急機能は無いが4時間前後で鹿児島市内の救命センターにヘリコプターで運んでくれる。
都内でも数時間病院たらい回しになっていると騒がれていることを考えれば、むしろ屋久島の医療機関の方が安心かもしれない。
人はいつかは老人になり介護が必要となるが、老人保健施設やデイサービスなど充実している。
屋久島で買い物に困ることはほとんどない。ホームセンターもあるし、日用品もドラッグストアが激安だ。
探すのが大変なのはレアな野菜、果物や蟹などの海産物あえて言えばこだわりの調味料や高級輸入食品だが、これらは全て通販で選り取りみどりだから心配はない。
UNIQLOがないのも弱点だが、これも通販がある。
ただ、移住前に予備を買うものがある。それはメガネだ。これだけは通販できないので、どうしようもない。
JAFの年会費は4000円。はてさてJAFサービスがあるかと調べたら日曜日は休み、となると深夜にJAFを呼ぶことなども期待できない。と解約して半年後にキー閉じ込め事故を起こしてしまった。JAF会員継続していれば無料だったのが大散財してしまった。屋久島でもJAFは利用できる。
都会から来る場合には銀行には十分に注意した方がいい。三菱東京UFJ銀行は鹿児島県には一切ない。鹿児島銀行とか南日本銀行が地元だが、やはり全国区のゆうちょ銀行が何かと便利だ。
屋久島での住宅
屋久島に移住する覚悟が決まったら、次は住まいだ。
賃貸と購入があるが、賃貸は取り敢えずの仮住まいのつもりがいい。選択肢はほとんどなくワンルームでも一戸建てでも5万円前後が相場。その後、2万円前後の町営住宅の抽選待ちをするか、よりいい物件をクチコミで探すことになる。
購入は中古物件か新築かになる。中古物件なら古ければ500万円前後から探せるが、程度が良ければ売値は売主の思い入れがあるのか新築と大差がない。まぁ足元を見ての交渉により破格値になることもあろうが・・・
新築となると都会とは違って、いろいろ大変だ。古い情報だが、hirohouseが詳しい。
屋久島への引越し
経験談を言うと子供なし二人生活ならば、コンテナ一つ分でまかなうかどうかが費用的に大きな岐路だ。コンテナ二つ分だと倍になるので、大型液晶テレビを処分するのも手だ。
単身ならば、冷蔵庫や洗濯機など処分できるものは全て処分して車に詰めるだけ積むのも選択肢。それほど引越し費用は高い。
見積もりが高くても交渉などは考えない方がいい。ちなみに関東から屋久島まで1コンテナで見積もりは80万円もあれば30万円もあるが、業者は旨みが無く基本的にやりたくないので、あっさりと交渉決裂となる。安心感から引越社がお薦めだ。
屋久島での足の確保
屋久島の公共交通機関はバスだが、ほとんどの住民は自家用車に依存している。車が無ければ生活は困難だろう。他の地方都市と同様に軽自動車が実に多い。
ちょっと出かけるにしても10km程度は普通だから、移動範囲は栗生から永田までの100km弱だら、想像以上に走行距離が伸びる。しかも、島内一周する県道の制限速度は最大60km、市街地は40km。高速道路を使う機会はフェリーで行かなければならないので、まずは利用しない。となると軽自動車で充分だ。
車検も気になる。屋久島にも民間車検工場があるが気になるのは、その料金だろう。当然のことながらユーザ車検は鹿児島市まで行かなければならないのでフェリー代や宿泊費を入れると選択肢には入らない。
とあれこれ考えていたが、ぶらりと入った整備工場で頼んだらナンバー変更代行も含めて一切合切で10万を少し超えただけで3ナンバー車の車検ができた。理由の一つは自賠責保険料の2万2470円が離島料金8230円と安くなっていたためだった。
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