失礼や間違いがあるかもしれませんが…。


 

行ってきました。

at 2007 04/01 00:18

'07 MECオペラ「フィガロの結婚」を観に行ってきました。
ナゼか小道具に携帯やパソコンが…。
とにかく楽しかった!
後日詳しくご報告します。

            一番手前のウエディングドレスの方がが土井尻さんです

 

レポート1

at 2007 04/04 21:18

うまくまとまらないので、少しずつご報告することにしました。

今回の設定は、
“伯爵” はヨーロッパの “IT企業社長”
“伯爵婦人” は “副社長”
“フィガロ” は “社長秘書”
“スザンナ” は “副社長秘書”
“ケルビーノ” は “イケメン新入社員”
映画やドラマのような娯楽として当時の人々と同じようにオペラをお楽しみいただければと設定を現代に移した演出だったそうです。
携帯の赤外線通信で詩を受け取ったり、パソコンで手紙を書いたりしていました。
土井尻さんの衣装は、黒のパンツスーツに教育ママめがね。えっ?土井ちゃん??でも似合ってました。メイクにもびっくり。表情がわかりづらかったのがちょっと残念…。もちろんウエディングドレスにも着替えましたよ。
歌詞はそのままなので衣装部屋が舞台ではクローゼットだったり、武器がかなづちだったり…。
でも、衣装やセットがシンプルなだけで、歌声は本物…失礼、現役のオペラ歌手の方々。オペラは観てみたいけど敷居が高すぎて…という方にぴったりの、もしかしてかなりお得な公演だったのでは?

 


 

レポート2

at 2007 04/05 00:18

私は土井尻さんの声が好き。
もちろん他のソプラノの方々の声もとても素敵なのですが、私は土井尻さんの声が好きなのです。専門的な知識がないので、主観的な表現しかできませんが…。
特に高音はとても印象的です。
あの声の特徴をどう伝えればよいのか、発声方法の違いなのか、私にはわかりませんが、土井尻さんの声と似ている声を私は聞いたことがないのです。

フィガロの結婚では、スザンナは4幕とも出っぱなし。つまり歌いっぱなし。歌詞を覚えるだけでも大変そうでしたが、いっぱい土井ちゃんが観れて楽しかった。
なかでも、伯爵と伯爵夫人とスザンナの三重唱、伯爵と伯爵夫人とフィガロとスザンナの四重唱の2場面で「あー、すごいー」って感じました。
うーん、もっといい表現ができるように勉強しなければ…。

 

レポート3

at 2007 04/10 23:34

ところで…、「フィガロの結婚」て喜劇だったんですね。
このオペラの中で一番有名な曲「恋とはどんなものなのかしら」は、ケルビーノが伯爵夫人へ贈った歌でした。まさかそんな場面の歌だったとは…。
ケルビーノは男の子ですが女声(たぶんメゾソプラノ)の方が演じています。そのケルビーノが女装する場面、女の子が女装するのですからかわいいのはもちろんなのですが、それでも女装した男の子にしか見えない!
伯爵夫人は急遽キャストが変更になったとは思えないほど落ちついた雰囲気のきれいな声で、きっとベテランさんで歌いなれた役なのだろうなあと思っていたのですが、プロフィールを見たら年下でびっくり!
スザンナは賢くて、かわいくて、おちゃめで、やさしい女の子。前に観た土井尻さんの役はハッピーエンドとはいえ切ない気持ちになる場面が多かったのですが、スザンナちゃんはご本人のイメージにとても近く、なんだかそれだけでもうれしいような気持ちになってしまいました。喜劇なので思わす声を出して笑ってしまう場面もたくさんあり、今でも思い出すと頬が緩んでしまうのは、伯爵を騙すために誘惑はするけど本当はイヤーっていう場面のスザンナの表情!!
今までオペラ=歌というイメージがかなり強かったのですが、演技も大切なんだなあと改めて感じました。
最終更新:2007年04月21日 23:09