台詞集

   1話 使い魔

誰もが…… いや すべての生きものは
自己の欲望を最優先にして生存している

これは自然の摂理であって 罪悪ではない
キミが心苦しいのは子供だからだ

皆本や栗島の年齢に成長すればわかる 常識だ

彼らはキミを助ける為だけにココに来たかな?

いいや!
ワシに願いを叶えてもらう
その欲望を最優先にキミを利用したのだ

当然キミにだって
願いを叶える権利はある!

   10話 ヘッド

胎界主には変わり者が多いけどさぁ 君って哀れなほど何も信じちゃいないんだね・・・・・

欲しいもの・・・・・
価値を価値たらしめるには その価値の源泉を信じていなくちゃならない
信じるモノが何もないなんて よくそれで生きていけるよね



自由意志の問題でね 君が承認すれば 運ぶ力はその方位に舵を取るのさ
けれども承認なんて 相対的価値に基づいた情報処理 単なる認識だからね 信仰をもたなきゃ・・・
胎界主が本当に信じるものを定めた時 世界は孕みだし 完結へ向かうんだからさ


   18話 出口

ああ この俺は なにもかも本物だよ。
本物を持ち本物を創りだす 真の胎界主だからな。



俺は・・・・・・・ 世界中の扉を開けてきた
どの扉の向こうも ムダとまがい物が溢れかえっていた

同じことが繰り返されていた
開けても開けても 出口じゃあなかった

あらゆるムダとまがい物と繰り返しの山の頂に 胎界主が立っている
本物を創りだす 本物の人間達だ

生まれつき頂にいた者
登りつめた者
転がり堕ちた者
いくつもの山いく人もの胎界主

その山のどれかに 真の胎界主の名が輝いている
新たな扉を創りだす 原典を翻訳するたましいの扉だ

お前たち息子は 俺がこの世界に創りだす扉なんだよ
その扉の向こうが本物の世界 このまがい物の世界の出口なんだよ


   20話 塔の男

創造行為とは 原典からの翻訳行為に他ならない
ただし ここでいう原典と翻訳とは プラトンのいうイデアに照らされた洞窟の影ではない

翻訳は 単なるリサイズや劣化コピーではない
ときに たましいの創りだしたそれは 原典すら凌駕するのだ

胎界からこの生成世界へ流れくる力 アカーシャ球体を媒介に広がり 影響を及ぼすちからの数々

しかしそのちからを賜るたましいを 我々は持たない
また 我々に自我を伝染した四名の魔王のたましいも 本物ではない

ゆえに 我々は何も造りだせない まがい物しか生み出せない

   22話 暴れる力

…………め

目に映るもの

ことごとく頭にくるぜ……

俺がオギャーと産まれる前からそびえ立つビル々
俺の許可なく舗装されていく道

決りを作る野郎共に都合良く決められたキマリ

それに違反すると苛む良心を取り憑かせる罪悪装置の教育システム

なにより、それにへえこら従ってるフヌケども
ちんたらと行列に並ぶフヌケども
朝となく昼となく同じ話を繰り返すフヌケども

この箱庭を見下ろし飛び回るヘリコプターまで
上から下まで見に映るもの尽く頭にくるよなぁぁ?



あのハエ魔王が教えてくれたんだ
俺ってば胎界主なんだと そしてその意味もよ

胎界主の行いが世界を変成させる
新たな世界を創造させるってな……



なにが嫉妬だ馬鹿野郎ォ
人の話をちゃんと聞け

今の人間世界に俺がヨダレたらして
羨むものなんざひとつも無ぇーて言ってんだよッ!



もしも 世界を創り変えてもいいってんなら
文明文化を土に埋めて 原始の世界へ戻してやらあ

総ての人間の服をひっぺがし
「バカヤロウ」と「アリガトウ」が「暴力」&「セックス」に直結する
肉体言語の世界によぉ

カネも会社もお客様も消えた
ビルひとつねぇ地平線には ウソも罪もありゃしねぇ

誰も彼もが真っ正直に生きている世界では 悩みすら緑に輝いて
人間のたましいは 死ぬまで歓喜にうち震えているだろうぜ


   23話 誕生日

蹴つまずいたのかい
お嬢ちゃん

ワシも生前はいろんな事に蹴つまずいたよ

問題を山ほどかかえた
自力で解決したり 出来なかったり

だがワシを悩ませた問題は
いつしか解けていたり ウヤムヤになったりした

そして人生の終わりには
それらの問題は本当に小さく見えた

完全に消えはせんかったが
無いも同じだったよ

まるで予防注射の列に並んでいたような心境だったが
終わってしまえばなんて事はないものばかりさ

(そして死んでしまえば問題すら相手にはしてくれん)



ウハハハハッ!
最高だ!

生きているというのは それだけで
すべての死者の上に君臨する 王の気分だッ!

なにが教師だ 馬鹿馬鹿しいッ!

こんなド田舎三日で飽きるに決まっておる

ワシはまた返り咲くぞ 胎界主なんだッ!

あらゆる問題を克服し 
世界と人生を創造する力を持っておる

胎界ブツ共と違って 本当に生きるという事を知っとるんだッ!


   25話 生成世界の奇蹟

だが 滑稽かな
多くの人間が 自分の存在を 生成世界の奇蹟の塊だと気づくことなく
コインやゴミやこの単純な胎界に目を奪われ 一生を終えるのだ



人はみな 死して裁きをうけ
地獄行きの悪人と 天界行きの善人に選別される……

多くの人間がそれを真に受けて
生成世界の一生を蔑ろにする

しかし この胎界主は
その矮小化された世界観を拒絶している
その選別に対する嫌悪と不信に満ちている

   26話 無責任飛行本戦2

レレレレレェ?

こ これって 胎界主じゃないの?

生成世界に 素晴らしい料理を
創造して来た人間だったのに

いけないんだ!
胎界主を殺しちゃあ
いけないのにぃ

   26話 無責任飛行本戦4

存在を知られれば……

多くの人間に知られたものは
それだけ強い影響力を持つからね

――なんだっけ存在承認だったっけ

うん

もちろん多くの人のたましいに
触れられる事は諸刃の剣でもあるからね

例えばボクの名はアドニスとだけしか広めてないけど
一定以上の階層の人間達には 強い影響力と存在感をもっている

でもアドニスがどういう人間なのかは 近親者しか知らない

君たちにボクの秘密を教える事は
この存在が縛られると同時に 架け橋を繋ぐことでもある

遠く離れていても 繋がっている関係に
永い付き合いになりたいと 願っているから


   26話 無責任飛行本戦6

ルーサー……

俺は今まで
世界中の人間を見てきた

数えきれない程の人間たち……

だがそのほとんどは
動物以下の生きものですらねぇ胎界物
モノだよモノ

胎界ブツどもは
やること成すこと何もかも同じだ

創り出すものは全てゴミ

吐き出される会話から紡ぎ出す一生まで なんの価値もありゃしねぇ
そのくせ いつまでも生きていたいと思ってやがる

だらだらだらだら胎界主に依存して
自分は死なねぇと思ってやがる



40年だぞ ルーサー
40年も生きりゃあ充分だ

答えはでてる

それ以上生きたって 生き恥をさらすだけよ

そのことを知ってりゃあ

自分の命に限りがあるってことを思い知ってりゃあ

全力で生きるだろ

胎界ブツから胎界主に成れるってもんだ



なぁ ルーサー

牛一頭育てあげるのに
どれほどの穀物がいると思ってる?

その牛を
もやはなんにも創り出せねぇ人間どもが
昼間からファミレスでパクついてやがる

まったくよぉ

ヒト一人育て上げ養うのに
どれほどの資源が費やされてると思ってんだかな

それだけとっても人間には責任がある

大いなる責任が

それが自覚できねぇのなら

そいつは死んだほうがいい

『たましい』の地獄の扉を開く前にな



いいか

誰もが 自分の頭で考えていると思っている

だが違う

いまのお前の言葉のように

周りとあわせてるだけだ

若い頃ならまだしも いい歳こいて死ぬまでそうときてやがる

なんにも信じちゃいねぇ

手にした価値はどれも 自ら掴み取ったもんじゃなく

ポンと上からめぐんでもらったもんだ

だからゴミしか創れねぇ
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