サイレントヒルに関わった方々
それぞれの方が担当された役割を記載していますが、サイレントヒルチームは予算の関係で開発メンバーが少なかったため、担当の掛け持ちが多々あり「○○氏が△△を~」という線引きがかなり難しいです。
あくまで参考程度に留めてください。
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サイレントヒルに関わった方々 [#p3047f69]
- 山岡 晃 (Akira Yamaoka) [#akirayamaoka]
- 大和久 宏久 (Hiroyuki Owaku) [#hiroyukiowaku]
- 村越 卓 (Suguru Murakoshi) [#sugurumurakoshi]
- 坪山 優史 (Masashi Tsuboyama) [#masashitsuboyama]
- 伊藤 暢達 (Masahiro Ito) [#masahiroito]
- 井上 順 (Jun Inoue) [#juninoue]
- 今村 哲裕 (Akihiro Imamura) [#akihiroimamura]
- 佐藤 隆喜 (Takayoshi Sato) [#takayoshisato]
- 外山 圭一郎 (Keiichirou Toyama) [#keiichiroutoyama]
- 佐藤 直子 (Naoko Sato) [#naokosato]
- 高橋 功 (Isao Takahashi) [#isaotakahashi]
- 今泉 健一郎(Kenichiro Imaizumi)[#kenichiroimaizumi]
- Mary Elizabeth McGlynn [#maryelizabethmcglynn]
- 村中 りか (Rika Muranaka) [#rikamuranaka]
- Team Silent [#teamsilent]
- Climax Studios [#climaxstudios]
山岡 晃 (Akira Yamaoka)
現在サイレントヒルシリーズのプロデューサーを務める。
プロデューサーを務めるようになったのは「サイレントヒル3」からで、それ以前はサウンドディレクターを担っていた。
氏の作る曲はとても素晴らしく、もはやシリーズに欠かせない要素となっている。ファンの評価も非常に高い。
プロデューサーを務めるようになってからのシリーズの評価はあまり芳しくないが、それは山岡氏なりの改革を推進し「サイレントヒル」を常に新しい次元へ持っていこうと奔走している結果ともいえる。
もしかしたら物凄いことをシリーズにもたらしてくれるかもしれない、期待させてくれる頼もしい存在である。
自身初となるソロ・アルバムもリリース (「iFUTURELIST」)し、次回作となる「サイレントヒル5」でも継続してプロデューサーを務める。
大和久 宏久 (Hiroyuki Owaku)
シリーズ通してシナリオを担当 (シリーズ「1」~「3」。「4」は不参加)。
「1」では、ディレクション担当だった外山圭一郎氏との共同作業で脚本と謎解きをサブ担当。
「2」と「3」では脚本と謎解きはほぼ大和久氏一人で担当している。
上記「2」パートは、村越氏・大和久氏・坪山氏・佐藤氏・伊藤氏の5人での共同作業、最終的に大和久氏が形にした。
村越 卓 (Suguru Murakoshi)
「2」でドラマパート¬e、カメラワークを担当。「4」でシナリオとディレクターを担当した。
坪山 優史 (Masashi Tsuboyama)
「2」のディレクターと背景デザイン等を担当。「4」では背景デザインとモンスターの一部を担当した。
伊藤 暢達 (Masahiro Ito)
シリーズのクリーチャーデザインや異世界 (ファンの間では「裏世界」と呼ばれている) のアートワークをメインで手がける (「1」では佐藤直子氏との共同作業、「2」では単独、「3」では半分監修という立場で役割を担った)。
特にクリーチャーは現代アーティスト、フランシス・ベーコンの影響を少し受けているらしく、類稀なるものである。
ファンに圧倒的な支持を受けているクリーチャー、通称「三角頭」も氏によるもの。
関連商品であるイメージDVDに収録された「FUKURO (袋) 」は、第5回文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品となる。三角頭を中心とするクリーチャーのPVのような形で構成されており、よりダークで性的な描写が特徴。
SILENT HILL - Cage of Cradle -等の作画も手掛けている。
現在はコナミを退社し、フリーで活動中。
井上 順 (Jun Inoue)
「3」と「4」でモンスターの一部を担当。後者は坪山優史氏との共同作業。
今村 哲裕 (Akihiro Imamura)
佐藤 隆喜 (Takayoshi Sato)
「1」と「2」のオープニングムービーを担当。
前者に関しては、第2回文化庁メディア芸術祭において優秀賞を受賞している (詳しくはこちら)。
外山 圭一郎 (Keiichirou Toyama)
「1」のディレクター、メインでシナリオと謎解きを担当 (大和久弘之氏の共同作業もあり)。
その後、ソニーへ移籍。「サイレン」を手掛ける。
佐藤 直子 (Naoko Sato)
「1」にて、伊藤暢達氏との共同でクリーチャーデザインを担当。
その後は外山圭一郎氏と共にSCEJに移籍。「SIREN」シリーズのプロダクションマネージャ、シナリオを担当している。
高橋 功 (Isao Takahashi)
広告業界を経てコナミに入社。「1」にて背景デザインを担当。
その後は外山圭一郎氏と共にSCEJに移籍。「SIREN」シリーズのアート・ディレクターを担当している。
今泉 健一郎(Kenichiro Imaizumi)
開発会社を経て、コナミコンピュータエンタテインメント東京(以下KCET)入社。映像チームにてKCETの映像を多く手掛けた。サイレントヒルのカットシーン(コンポジットと編集)を担当した。その後、コナミコンピューターエンタテインメントジャパンに合流、メタルギアソリッドの統括プロデューサーとして小島秀夫のパートナーとなり、Silent Hillsのティザーゲーム、PTのプロデューサーも担当した。コナミを退社後、コジマプロダクションにてデスストランディングのプロデューサーを担当した。
Mary Elizabeth McGlynn
アメリカ人。サイレントヒルで流れる女性ボーカルの曲と言えばこの人。
「You're Not Here」「Letter - from the Lost Days」「I Want Love」(共にSH3)、「Tender Sugar」「Your Rain」「Room of Angel」(共にSH4) のボーカルを担当している。
声優・歌手・ADRディレクター¬e など多彩な顔を持つ。日本のアニメ・ゲームなどに参加していることも多いので、知らない人でも声だけは聴いた事があるかも。
山岡氏とはプライベートでもお付き合いがあるみたいで、かなり仲が良いようです。
村中 りか (Rika Muranaka)
アメリカを中心として活動しているジャズ・ミュージシャン。PS版「サイレントヒル」にてエンディングテーマを担当した。
「メタルギア」シリーズの音楽スコアを担当している。
Team Silent
国内のサイレントヒル製作チームの総称。シリーズの現プロデューサーである山岡晃氏を中心に構成されている。
Climax Studios
イギリスに本社を置くゲーム開発会社。「SILENT HILL ORIGINS」の開発を担当。
他に開発を担当した作品は「MotoGP (ナムコ製作とは別物)」シリーズなど。