疑問点の検証(業績編)


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東大工学部建築学科教員 アニリール・セルカン博士の経歴・業績に関わる疑惑の検証


~注意!~
以下の記述はWeb上の公開情報を元に客観的に比較検証を行った結果であり、特定思想や人種・宗教等に由来する一方的な中傷ではありません。もちろんそれらの偏見を助長するものでもありません。

【2-B:疑問点と、その外部ソースに基づく検証・業績編】


【2-B-1 セルカン氏の研究業績に関わる疑問点とその検証】

<査読付原著論文>
  • 05, ANILIR S., “ A Proposal to understand the 11th Dimensional membrane universes and their architectural forms in space environment”, Physical Review Letters, ケンブリッジ大学出版, 2003/09, p. 39-50、2003年9月
⇒Physical Review Letters(PRL)はケンブリッジ大学出版ではなくAmerican Physical Society(APS)、 さらにレター誌なので一編の論文は4ページまでに制限されており10ページものフルペーパー論文が掲載されることはありえない。さらに、PRLでは2001年以降ページ番号が廃止され6桁の論文番号で論文を指定している。
また、PRLはすべての論文タイトルをWebアーカイブで公開している(http://prl.aps.org/)が、このタイトルの論文は存在しない。
  • 05-b, S.Anilir: Designing in Parallel Universes and 11th Dimension: Physical Review Letter, January 2004 Edition, p.22, (2003).
⇒このタイトルの論文もまた、PRLには存在しない。
さらに、PRLを含め、Physical Review全誌で著者名 Anilir の論文は存在しない。なお、本論文を含めたセルカン氏の論文発表3件がJAXAの2003年度年次報告に業績として記載されているが、それらの検証結果については http://blog.goo.ne.jp/11jigen/ を参照されたし。
  • 06, ANILIR S., “Energy for Housing in the 21st Century- Advanced Technology Paths from Space Solar Power into Terrestrial Architecture”Journal of the Faculty of Architecture, Middle East Technical University (METU): Vol. 23, No. 9-10, (2003).
⇒ 雑誌は存在し、バックナンバーもWebで公開されている。 http://jfa.arch.metu.edu.tr/
しかし、上記論文は存在しない。そもそも、年2回刊で毎巻 No. 1とNo. 2のみがあり、上記論文が掲載されたはずの No. 9-10 は存在しない。
  • 09, ANILIR S., “Proposal for air-filled construction systems to develop ultra-high rise buildings in earthquake zones”, TASARIM建築専門月刊誌, 2004/08, p.73-78, ISSN 1300-7351, 2004年8月
⇒ 同号にセルカン氏は寄稿しているが、タイトルや内容は以下のようになっており、まったく異なる。
"Japonya'da 800 mt. yuksekliginde bir yapi"(日本における800m級高層ビル), p. 128

<知的財産>
  • 21, EU Patent 3,743,229 ‘SPIDER FACADE SYSTEM’, July 2001
  • 22, US Patent 6,324,603 ‘AIR-SUPPORTED CONSTRUCTION SYSTEM’, October 2002
⇒US Patent 6,324,603 は別人による出願の特許である(http://www.patentstorm.us/patents/6324603/claims.html)
<学術刊行物>
  • 34, ANILIR S, “GUIDEBOOK”, (革新的な視点を取り入れた宇宙物理学を一般読者に紹介する書籍)、大和書房出版、2005年9月(出版予定)
⇒このタイトルの書籍が大和書房より出版された事実は無い。ただし、当該書籍のタイトルが変更されて『宇宙エレベータ』として出版された可能性はある。

【2-B-2 外部ソースにより存在が確認されたセルカン氏の研究業績】

原著論文(以下3本についてはWeb of Knowledgeで調査した)
① Anilir, S. (2008). "A decentralized/self-sustaining (infra-free) kitchen-system proposal with a home incinerator and Sabatier reactor-integrated waste management utility." Waste Management and the Environment Iv 109: 385-394
② Anilir, S., M. Nelson, et al. (2008). "Designing a small-scale infra-free (IF) system for community applications: Managing energy, water and waste." Journal of Asian Architecture and Building Engineering 7(1): 77-84.
③ Anilir, S. (2004). "Industrial processes in space manufacturing for converting asteroidal materials into useful construction elements." Engineering, Construction and Operations in Challenging Environments: Earth and Space 2004: 1015-1022

国際学会発表 (調査中)

【2-B-3 ATA宇宙エレベーター についての検証】


上に掲載した国際学会での講演内容を元に、ATA宇宙エレベーター計画について検証する。


⇒ここでは、セルカン氏の提案するATA宇宙エレベーター計画についての概略が述べられている。それによると、ATA宇宙エレベーター計画が関わる日本国内外の学会受賞歴として、
※2000 JSPS ‘Young Promoting Scientist’ Award
⇒この受賞に関する記録はweb上では確認できない
(JSPSは学術関連では通常、日本学術振興会を指すが、日本学術振興会はそのような賞を授与していない。
ちなみに、「創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を早い段階から顕彰する」ことを目的として平成16年に創設された日本学術振興会賞の英文名称は"JSPS Prize"。同賞の過去の受賞者一覧はhttp://www.jsps.go.jp/jsps-prize/index.html で確認可能であるが、セルカン氏の名前はその中にない。)
※2003 Japanese Ministry of Science and Technology Award
⇒この受賞に関する記録はweb上では確認できない
※2004 Science and Engineering Award , Japanese Chamber of Architects and Engineers
⇒この受賞に関する記録はweb上では確認できない
※2005 ’21st Century’s Top 10 Scientific Projects Award’, Cambridge University
⇒この受賞に関する記録はweb上では確認できない

が挙げられている(OHP2枚目)

また、プロジェクトチームの人員構成は、セルカン氏を筆頭に各界著名人を集めた以下の陣容であるとされている。

※Ass.Prof. Dr. Serkan ANILIR Head of Space Physics Department, JAXA
※Prof.Dr. Michiro NATORI Head of Space Structures Department, JAXA
※Dr. Fumihiko MORI & Dr. Hiroko MUKAI Astronaut, Supervisor, JAXA
※Prof. Dr. Susumu NARA 2004 Physics Nobel Award Winner, Kyoto University
(2004 Physics Nobel Award Winnerとあるが、2004年のノーベル物理学賞は米国のデイビッド・グロス (David J. Gross)、H. デビッド・ポリツァー (H. David Politzer)、フランク・ウィルチェック (Frank Wilczek)の3人でありナラ・ススムという人物は不明である)
※Dr. Arthur C.Clarke Science-Fiction Writer (Author of “The Fountains of Paradise”)
(『2001年宇宙の旅』などで有名なSF作家のアーサー・C・クラーク氏のことではないかと推測される)
※Prof. Dr. Tadao ANDO Architect, Professor
(打ち放しコンクリート建築で有名な建築家の安藤忠雄氏のことではないかと推測される)
※Prof. Dr. Shuichi MATSUMURA Head of Department of Architecture, University of Tokyo
(セルカン氏が所属する研究室の松村秀一教授のことではないかと推測される)
※and 16 universities, numerous companies, agencies, research laboratories and hundreds of students with great vision…(OHP3枚目)

また、ATA宇宙エレベーターに関わる知財として、以下の米国特許が挙げられている

※U.S. Patent 6,378,203 Patent Holders: Matsumuto S., Anilir S., Lorenzo H., Nozaki K., Tetsuhashi H., Takagi M (OHP16枚目)
⇒しかしこの特許番号(U.S. Patent 6,378,203) については、http://www.patentstorm.us/patents/6378203/fulltext.html で確認可能な内容は下記のとおりである。
US Patent 6378203 - Method of making fluid heat exchanger
Inventors
Lu, James W. B.
Sanatgar, Homayoun
Holt, Neil
Johnson, Gary F.


セルカン氏についての日本語版wikipediaでは「学会で懇意となった研究者と共に、現在この計画(ATA宇宙エレベーター)はNASAで研究が続けられている」との記述があるが、上記の発表を見る限りATA宇宙エレベーター計画は日本のJAXA主体で行われているように見える。
また理由はまったく不明であるが、上記の多数の表彰歴や非常に大規模な人員計画、知財については、東京大学やJAXAのHPでは一切触れられていない。
ちなみに、Google検索によると、NASAサイト中で"space elevator"を含むページは1,610件ヒットする("space elevator" site:nasa.gov で検索)が、NASAサイト中で"ATA space elevator"を含むページは1件もない。

このセルカン氏によるATA宇宙エレベーター計画について、朝日新聞は以下のコメントを寄せたとされている(OHP2枚目)
"Japanese researchers, under the supervision of a young Turkish scientist, are heading to develop the technology of the next century’s vertical ‘Shinkansen’", Asahi Newspaper

【2-C セルカン氏の非学術著作についての検証】

調査中(http://blog.goo.ne.jp/11jigen/ を参照されたし)
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