解釈 > 7巻



論点1 ”変な勘違い”とは何か

p16最終行において、桐乃は「あんたがシスコンだから変な勘違いしちゃうんでしょ!?」との言葉を発している。
その言葉は、わざわざ傍点が振られていることからも重要なセリフであると思われるが、これを如何なる意図を持って発せられたものと解するかについてはいくつかの考えが成り立ちうる。

まず一つの考えとして、京介がシスコンであるため、「桐乃が」京介に告白しても大丈夫だと勘違いしたのだとする考えがある(A説)。
次に、京介がシスコンであるため、「京介が」桐乃が彼氏の振りをしてくれと言ったのを、本当に彼氏になって欲しいと言ったと勘違いしたのだというものがある(B説)。
さらに、上記A説とB説の主張する二つの意味をともに持つとする考えがある(C説)。

A説は、次のような根拠に基づく。
まず、「桐乃は目を見開いて固まった。真っ赤たっだ顔が一瞬にして蒼白になり-一転、ギリッと歯を食いしばった。」といった桐乃の反応が、単に京介が勘違いしただけにしては劇的に過ぎるというものである。
つぎに、これは論点6にも関わるが、「あのときは気持ち悪いみたいな顔したくせに」(p280)の「あのとき」として妥当な箇所が、「俺がドン引き気味の返答を」(p16)の部分だというものがある。この考えが正しい場合、p280の時点では桐乃は京介に対して恋愛感情をぶつけてきていると思われるため、p16の時点においても、桐乃が京介に恋愛感情をもっていることを前提とした解釈、すなわちA説が妥当だというのである。
また、このシーンの直前では京介がリア対して「桐乃は超好きな俺に再会できたおかげで~」(6巻p273)というように、京介が桐乃の好意を知っていてかつそれを受け入れるようなことを話をしており、桐乃はそれを立ち聞きしていた可能性が高い(6巻p274「扉の前でスタンバイしていたかのよーなタイミングで」)ことも根拠とする。
もっともA説は、この説の考えでは桐乃は京介に告白しようとしてそれを取りやめたと考えるのであろうが、もしそうだとすれば、告白を引っ込めた後にA説の言うような内容の言葉を発するのは矛盾であると批判される。

B説は、京介が地の文でした理解といえる。
この説に対しては、桐乃は「俺はシスコンだぁ~って~叫んだくせに」(p17)と言っているところ、もし桐乃がB説の言うような意味で言ったとすれば、「くせに」という逆接的な言葉は出てこないはずだとの反論がある。

C説は、上記両説の考えを採り入れ、以下のように解釈する。
作品内で傍点をつけられた箇所はダブルミーニングであることが多く、過去の傍点部分から総合的に判断すれば、この場においても適用することが可能と言え、A説B説どちらの意味も持つと解するのが妥当であるとする。
即ち、A説が批判されるように、あの段階で桐乃が京介への好意を素直に吐露するとは考えづらい。
しかし、A説の主張するように、桐乃は京介に好意を持っており、京介にした告白は真意に基づくものと考えるのが適当だと言える。
したがって、桐乃の発言の解釈としては、表面上の意図としてはB説のいう意味で発されているが、p16「くせに」等の部分において、桐乃の内面すなわちA説のいう意図が漏れてしまっていると解するのが妥当であるとするのである。


論点2 喫茶店に来た女は本当にエターナルブルーの社長か

京介が喫茶店で会ったエターナルブルーの女社長藤真美咲は「フェイトに似ている」と描写されているため、彼女がフェイトであるか否かに関し考察する。

まず、彼女は社長本人ではなくフェイトの変装であるとの考えがある(A説)。
この考えの根拠は、「俺の知り合いの中ではフェイトさんに雰囲気が似ている。声も体格もそっくりだ。あの人がコスプレをしたら、ちょうどこんな感じじゃねえかな。」(p18)、「フェイトさんが俺にメシをたかろうとしているときと同じ、狩人の眼」(p24)といったように、フェイトと喫茶店の女性との類似性を示す記述があることにある。
また、桐乃はフェイトに金を貸しているのだが(p169)、この変装の見返りとして貸したとすれば説明が付きやすいといった点も根拠になり得る。
さらに、京介の「俺だったら知り合いの変装くらい、ぜってー一発で見抜くよ?」(p46)との記述は、逆に変装を見破れなかったことを示唆しており、喫茶店の女がフェイトであったことを示しているとも考えられる。
もっとも、この点については、かかる記述は6巻で沙織の変装を見抜けなかったこと、又は白いワンピースを着た黒猫に気付けなかったこと(158~9)を指しているとの反論もある。
また、桐乃がフェイトと京介が知り合いであることを知っていたとすれば(論点5のA説)、フェイトを藤真社長の替え玉とすることは考えづらいとの指摘もある。
なお、この説は、論点5において述べるように、論点5のC説と相互に正当性を補強し合う関係にある。

次に、彼女はエターナルブルー社長本人だとの考えがある(B説)。
B説の根拠としては、p90のあやせのセリフから、藤間社長が桐乃をスカウトしているのが事実であることがあること、及び、p288~9において、京介と桐乃が兄妹であることが藤真社長に看破されているとの記述がある事にもとめられる。
即ち、あやせのセリフによって、藤間社長のスカウトが桐乃や御鏡の狂言ではないことが確定できる。そして、京介と桐乃が兄妹であるということを藤間社長が看破したというのであれば、実際に2人を見たことがあると考えるのが自然であり、だとすれば少なくとも喫茶店で会った女は藤間社長本人であると考えるのが穏当だというのである。

しかし、これに対しては、仮に喫茶店の女が藤間社長本人であったとしても、2人が「恋人でない」ことを看破するのであればともかくとして、2人が「兄妹である」ことまでをも看破するのは困難であるとの批判がある。
また、社長が桐乃の交友関係を本当に調べたいのであれば興信所に依頼する方が確実であり(興信所の調査であれば京介が兄であることは明確になろう)、多忙であろう社長が自ら彼氏の面接などをする必要はないとの批判もある。

論点3 社長は本当に桐乃達のデートを尾行したのか

桐乃は藤間社長が自分たちのデートを尾行したと述べているが、それを証明する証拠が彼女の言葉しかないため、それが事実であったのかには疑問が残る。

まず、論点2のA説が正しい場合は、桐乃と京介のデートに尾行が付いた可能性は極めて低い。
何故なら、論点2でA説を採った場合、藤間社長は桐乃と京介がその日にデートをすることを聞いていないことになり、そうするとデートの存在自体知らないことになるので尾行などするはずはないからである。
なお、喫茶店の面談は狂言であるが、それ以前に本物の藤間社長にデートの日取りを伝えてあったという可能性も無いではない。しかし、そうすると京介が喫茶店に行けなかった場合や、喫茶店での会話でデートの予定が話題に挙げられなかった場合などには、計画が大きく破綻するため、そのようなリスキーな選択をしたというのはやや不自然といえよう。

また、論点2のB説が正しいとしても、おそらくは多忙であろう藤間社長が、自ら中学生のデートを尾行するなどということは常識的に考えて有り得ないと言うべきである。

これとは別に、加奈子が観察員の役割を果たしていたのではないかとの意見もあるが、仮に加奈子と藤間社長に繋がりがあるとしても、藤間社長が女子中学生でありしかも観察対象の友人である加奈子の観察眼に重きを置くとも思えず、この考えは可能性が低いと言うべきである。

なお、興信所にでも依頼して尾行させた可能性もないではないが、仮にそのようなことがあったとしても、それは桐乃の主張とはずいぶんとかけ離れた状態であるといえよう。


論点4 御鏡との偽装彼氏計画が始まったのはいつか

桐乃と御鏡が付き合っているというのは「ウソ」だと桐乃によって明かされているが(p280)、ではこの偽装彼氏計画はいつの時点から計画されていたのだろうか。

まず、桐乃が「本当の彼氏に頼むから」(p75)と言ってからコミケまでの間に計画されたとの考えがある(A説)。
この説の根拠は、p136で桐乃が「今度紹介してあげよっか? あたしの彼氏」と言っているが、この時桐乃は京介に嫉妬されて「いきなり眼を輝かせて、めちゃくちゃ嬉しそうに」している状態なのだから、もしこの時点で偽装彼氏計画が無いのであればこのような言葉を言う必要は無いはずだというものである。
また、コミケで桐乃が御鏡に京介を「兄貴」と強調して紹介していた(p229)のは、計画の目標を御鏡に示すためであり、したがってこの時点において御鏡には話が通っていると考えることができるとする。

次に、コミケで御鏡と会った時に思いついたとの考えがある(B説)。
この説は、桐乃が御鏡の発言を止めたこと(p224~5)から、この時点では2人の間に共謀はなかったとする。
そして、「何度か、二人で会ったりしてて」という二人の親密な関係を匂わせる発言を桐乃がしていることから、その時点において計画は発動していると考えるのである。
具体的な計画の発生時点としては、桐乃が「いま考えてるから」と考え込んだときとされる。

B説に対しては、A説から以下の反論がある。
まず、桐乃が御鏡の発言を止めたことについては、この時点では御鏡は京介の顔を知らないため、今後の計画に齟齬が出ないように黙らせる必要があったと考えることができる。
また、桐乃が考え込んだのは、今後の全計画を考えていたのではなく、偶然の接近を既にある計画にどのように組み込むべきかを考えていたと解することができる。

また、コミケの打ち上げ以後に計画が立てられたとする考えがある(C説)。
この説は、p136で桐乃が京介に嫉妬されて「いきなり眼を輝かせて、めちゃくちゃ嬉しそうに」していたのだから、京介と黒猫との関係を知るまでは、桐乃には偽装彼氏計画などを立てる動機が無いと主張する。
もっともこの説に対しては、御鏡が高坂家へ来たのはコミケ打ち上げの翌日であり(p242、260)、実行が不可能ではないにしてもあまりに計画がタイトすぎるとの批判がある。
また、コミケの時点で計画が無いのであれば、その時の桐乃の妙な行動に説明がつかないとも批判される。

以上の説とは次元を異にするものとして、御鏡との偽装彼氏計画など始めからなかったという考えがある(D説)。
すなわち、桐乃と御鏡の関係は(少なくとも桐乃の主観において)偽装の恋人ではなく、本当に彼氏彼女の関係にあったとするのである。
この説は、他説に対し、もし桐乃と御鏡の関係が偽装であるとすれば、最初に二人の邪魔をしにきた京介に対する桐乃の態度が冷たく激しすぎる(p263)との批判を浴びせる。
そして、桐乃が「もう……遅いよ……」(p275)と言ったことや、御鏡が「少しだけ寂しそうに」(p281)していたことは、単に桐乃と御鏡の関係が偽装の恋人であったというだけでは説明がつかず、二人の間にはそれ以上の関係があったと主張するのである。
この説によれば、桐乃は、デートでの態度や黒猫との関係から京介への想いを諦め、御鏡と本気で付き合ったのだとする。
そして、桐乃がなぜ御鏡と付き合っているのがウソだと言ったかといえば、京介が御鏡に言った言葉から、まだ京介の気持ちを自分に引き寄せることができるのだと考えて、なりふり構わずに御鏡を切り捨てたのだということになる。

論点5 桐乃はなぜ京介とフェイトが知り合いであることを疑問に思わないのか

コミケにおいてフェイトは、自ら京介に対し声をかけている(p167)。しかもフェイトは、桐乃よりも京介の名前を先に呼び、また名前もおぼろげな黒猫との対比においても、桐乃と同等以上の親密さを京介に対して示している。
京介とフェイトが知り合いであることを知らないはずであるのに、何故桐乃はコミケでフェイトが京介と親しげにしていることに疑問を持たなかったのか。

まず前提として、何故桐乃は京介とフェイトが知り合いであることを知らないはずだと言えるのかに関して説明する。
桐乃がフェイトと初めて会った際、その席に京介は同席していない(3巻307「この話は、フェイトさんと桐乃の2人から、別々に聞いた)。
また、桐乃はその後も妹空の編集作業のためフェイトと会っているのだが(5巻169~170)、そのことを京介は知らない。
これらのことから、フェイトと京介は桐乃を介して会ったことはなく、桐乃は京介とフェイトが知り合いであることを知らないはずだといえるのである。

以上を前提としつつ、実は桐乃はフェイトと京介が知り合いであることを知っていたとする考えがある(A説)。
この考えの問題点は、何故桐乃はフェイトと京介が知り合いだということを知り得たかである。
もっとも、京介がフェイトに口止めをしたからといっても、桐乃はフェイトと京介が知り合いであることを簡単に知り得るといえる。
何故なら、小説を盗用した人間が特に追及されたわけでもないのに素直に謝りに来るというのは不自然と言うべきであり、その裏には何ものかの関与があったと考えるのが自然であるといえる。そして、小説の盗用について桐乃は親にも黒猫達にも話していないのであり、盗用について知っているのは京介だけである以上、京介が桐乃のために裏で何か力を尽くしたと推測することは、何度も京介に助けられてきた桐野にとっては容易なことだといえるからである。
(なお、京介の他に盗用について聞いているかも知れない人物にあやせがいるが、もしあやせがそのことを聞いていたとしたらフェイトが生きているのがおかしいため、あやせは盗用について知らないと考えるのが妥当である。)
また、単純にフェイトが約束を破って桐乃に話してしまったと考えることも出来る。ダメ人間に口止めなどしたところで、所詮は無駄なのである。
桐乃が3巻の騒動に黒猫も関わっていたことまで推理することが困難であることからすれば、単純にフェイトがバラしたと考える方が自然と言えようか。
なんにせよ、5巻のp165における桐乃が京介の携帯番号をフェイトに教えたとの記述は、どういったルートかはともかくとして、桐乃がフェイトと京介に繋がりがある、即ち3巻の事件を解決したのが京介であると知っていることを補強する要因にはなろう。

桐乃は、単純に京介とフェイトが知り合いでないはずだということに気づかなかったという考えもあり得る(B説)。
とりあえず別名桐乃お馬鹿さん説とでもしておこう。

これとは別に、桐乃は、京介とフェイトが知り合いであると勘違いしてしまった、という考えもあり得る(C説)。
どういうことかといえば、論点2のA説を前提とした場合、桐乃の認識からすればフェイトと京介は既に喫茶店で会っているため、桐乃は2人が既に知り合いであると思ってしまったというものである。
もちろん、京介が喫茶店で会ったのは偽物とはいえ藤真社長なのであるから、フェイトと京介が知り合いだというのはおかしいのだが、とっさの出会いで上のような間違いを犯してしまうことはあり得るとはいえるだろう。
この説による場合、論点2のA説はこの説の前提となり、この説の解釈が論点2のA説を補強するという関係が成り立つ。

なお、このように論点2のA説は、論点5におけるC説と親和性を持つが、逆にA説とは相反する関係に立つ。
何故なら、桐乃がフェイトと京介が知り合いであることを知っていたとすれば、フェイトを藤真社長の替え玉とすることは考えづらいからである。

論点6 気持ち悪いみたいな顔をした「あのとき」とはいつのことか

p.280において、桐乃は京介に「あのときは気持ち悪いみたいな顔したくせに!」と述べている。

「あのとき」とは、いつのことか? と議論されることが多いが、これは7巻p.15-16と思われるとする説が有力である(A説)。

広義には上記に1巻pp.64-65・p.73、2巻pp.368-369も加えられるかもしれない(B説)。

また、作品内で傍点をつけられた箇所はダブルミーニングであることが多く、「あのとき」の四文字に傍点が付けられていることから、まだ作品内で語られていない過去になにか類似の事案があったことを含めて桐乃が述べた可能性もある(C説)。

論点7 桐乃はいつ「どうしてほしい?」と聞いたのか

p273において、京介は桐乃に「昨日おまえ、俺に聞いたよな。『どうしてほしい?』って……」と述べている。
そして、7巻の初版では該当日に関する部分にはそのような記述はなかったため、上記発言をどのような意味を持つものと解するかについて議論があった。
もっとも、初版における以下のような記述が、

「へぇ」
 彼、ね。
『モデルに復帰するかどうかも決めてない』――確かに、帰国した直後、そんな内容の電話をしていた気がする。
「で? なんでそんなことを『今』言ったんだ」
「ふん」
 桐乃は鼻で嗤った。
「……なんでだと思う?」
「はぁ? てめーのことだろうが。なんで俺に聞いてんだよ」
――第7巻初版、pp253-254

第2版(再版)以降は以下のように訂正されており、

「へぇ」
 彼、ね。『モデルに復帰するかどうかも決めてない』――確かに、帰国した直後、そんな内容の電話をしていた気がする。
「で? なんでそんなことを『今』言ったんだ」
「……なんでだと思う?」
 知るかよ。
「――どうするつもりなんだ」
「……あんたは、どうして欲しい?」
「はぁ? てめーのことだろうが。なんで俺に聞いてんだよ」
――第7巻再版、pp253-254

現在では単なる記述忘れであることが判明している。


論点8 兄貴の義務を果たすとはどういった意味か

p285で京介は、桐乃の頭をなでながら「兄貴の義務を果たしてんだよ」と言っているが、この行為はいったいどういった意味をもつのであろうか。
 文字通り兄としての行為とみる者もいれば、京介が自分の複雑な感情に-自ら気付いてか気付かずか意見はわかれるが-もてあました上の行為だとみる者もいる。



論点9 京介はいつ桐乃が誰と付き合おうと勝手だと言ったのか

p.254に桐乃の「だって、誰と付き合おうがあたしの勝手なんでしょ? あんたが言ったんじゃん」という言葉があるが、京介が実際に声に出してそのようなことを言った場面は無い。これは作者の記述忘れであるとする考えがある(A説)。

これに対しては京介が「そういうのはなあ、兄貴じゃなくて、お前の彼氏に言ってやれ!」(7巻p.74)と述べた台詞が、桐乃にとっては「誰と付き合おうが桐乃の勝手」と京介に言われたこととして解釈できるという考えがある(B説)。4巻の黒猫漫画で桐乃をモデルにしたキャラはいつも悪い方に解釈する、とされていることも論拠となる。

あるいは第4巻pp.91-92における、京介が麻奈実を家に連れ込んだとしても桐乃には文句を言う筋合いはない、という台詞に対応しているという考えもある(C説)。もっとも、ここでも桐乃の「ハァ? じゃあアタシが彼氏を連れ込んでリビングで、エ――エッチしてもいいってのアンタは!」という問いに対して、京介は「それとこれとは全然別もん」だと答えており、「誰と付き合おうが勝手」とは言っていない。B説と同様に「桐乃がそう解釈した」ということになる。

論点10 あやせはいつ京介と桐乃のプリクラを入手したのか。あやせの質問どういう意味をもつのか

桐乃と京介のプリクラは2枚。京介はエロ本に挟んで隠しており桐乃はデートの帰りに京介に投げつけている。しかし何故かあやせが保持しており京介問い詰めに利用している。入手経路は?

  • あやせが京介の部屋から盗んだ
アキバblogのインタビューでの伏見つかさ回答
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51093120.html
  • 桐乃が投げつけたのは別のプリクラだった
  • 桐乃は手帳などに張っており後日あやせに渡した
  • 桐乃は撮影の際プリクラ機に張っておりあやせはそれをはがした

京介が「桐乃に彼氏がいない」ことがを報告した際、あやせは『…お兄さん、桐乃が投げてきたプリクラ、ちゃんと確認しました?』と京介に問いかけている。何故この質問をしたのか

尚、京介は「え?してないけど」と回答している



意見・批判等
  • 御鏡がなんで協力したのかといえば、ぶっちゃけ惚れてるからでは。京介は(器用な)勘違いをしていると思われる。彼は『こんな恋愛がしてみたい』と言ったのであって、「本当の恋を知りました」ではない。京介思うところの「心に決めた恋人」用に作ったであろう、『世界で一つしかない(by桐乃)』『確かに無駄に凝ってる(by黒猫)』もんを、京介が考える「気持ち悪いレベルのキモオタ」は、簡単に三次元の女なんかにあげるのか? 『僕には無理です。到底つとまりません』なんて言う御鏡は、ことによったら、京介以上の大ウソつきだ(まぁ本命は実はみやびで、りんこりん用は一つしか作ってないが、みやびちゃん用は山のように作ってたとかいう可能性はあるのかもしれないがw)。 -- (名無しさん) 2011-08-01 21:32:19
  • 母親がキンシンを思い浮かべたのは、部屋に堂々とシス×シスがあるせいじゃ? …でもこういうのって隠すとかえってヤバいのか。だから出しとくしかなかったんだろうか。あ、おんなじ理由で8巻のプリクラ冷蔵庫+携帯なんだろうか。なんにしろプリクラが見つかってんのだけは確実だしw あとこっちがどう母に伝わってるのか分からんのだが、一年ほど前の「いかがわしいブツ」は京介のという建前なんだよな。 -- (名無しさん) 2011-08-01 21:35:19
  • 黒猫が桐乃の行動を恋心と思ってるかどうかちょっとあやしい。桐乃のキス発言を「お子様」と断じたのは、桐乃の気持ちを「子供っぽい独占欲」と見てて、「恋」と思ってないからじゃない? -- (名無しさん) 2011-08-01 21:37:18
  • 9巻で藤真社長登場。京介がわからなかったのはA説の補強に見えますが、桐乃がさらっと「あんたも会ったことあるでしょ?」と言うのは、京介が「いや、絶対別人だろ!」と断定してくる可能性を考えるとリスキーな気も。ただ、文章で見ると確かに発言の感じとか大分雰囲気が違うと思う。 -- (名無しさん) 2011-09-11 12:35:04
  • ↑×2の「黒猫が桐乃の行動を恋心と思っているかどうかちょっとあやしい」について。
    個人的には、黒猫は桐乃の言動/行動を恋心とは思っていないと思う。
    根拠としては、

    (1)「好きよ……あなたの妹が、あなたのことを好きなくらいには」(5巻 p217 8行目)
    (2)「好きよ……あなたの妹が、あなたのことを好きな気持ちに、負けないくらい」(7巻 p245 7行目)

    上記の黒猫の台詞から、桐乃の京介に対する感情を推し量った場合、

    (1) 頼りになる先輩(桐乃的には身内に対する信頼/好意?)
    (2) 恋愛感情

    ってことになると思われるので。
    また、7巻で桐乃が御鏡と付き合っていると言って、黒猫が激怒したのも、自身の恋心を、安易な対抗心と稚拙な独占欲と同列に扱われたような気がして……、ってのもあるかも? -- (名無しさん) 2011-10-06 00:13:51
  • ↑いや、それは1,2ともに恋心と認識してるだろうよ。 -- (名無しさん) 2011-10-12 15:00:44
  • というかどんだけ自分勝手なのよ黒猫ェ -- (名無しさん) 2011-10-14 20:51:13
  • あやせの持ってたプリクラは、エロ本チェックした母親から -- (none) 2011-10-19 22:36:07
  • 母親から、母親が京介が付き合ってると思ってる麻奈美経由で、あやせに渡ったのかと思ってた。 -- (none) 2011-10-19 22:38:37
  • あやせがプリクラ持ってるのは桐乃があやせに自慢したときにあやせがコッソリ拝借したものだと思うよ。京介がいないところでは桐乃は京介のことばっかり話すからね(6巻p77参照) -- (名無しさん) 2012-09-26 12:03:19
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最終更新:2011年03月09日 08:40