妄想 > 高坂桐乃

―122ページで桐乃が麻奈実のことをあまりよく思ってないという描写があるんですが、もともと桐乃は兄のことが好きで、それを取られた嫉妬心からではないかと推理したんですが。
伏見:最初は桐乃にもデレの部分をある程度書いてたんですけど、「桐乃はツンデレじゃない!」と言って編集さんがザンザン切り取るもので、その名残です。「この妹は兄貴のことを本当に好きじゃないんですか?」って訊いたら「ガチで嫌いです」みたいな返答が(笑)。
三木:だって『GTO』ですから(笑)!
伏見:しかし作者的にはそれもちょっとどうだろうと思うわけです。ツンを増やすのはいいけれど、いくらなんでも好意ゼロはありえないだろうと。そんなヒロイン書きたくないんだよ、と。そういうわけで、編集さんには何も言わず、行間に色々と想像できる余地を残しました。「兄貴が本当に嫌い」という設定の桐乃ですが、作者本人は「これは嫉妬心、これは嫉妬心」と念じながら書いています。今後そのへんどうなるかは分からないので、読者のみなさんは、各々が思ったとおりに受け取っていただければと思います。
(2008年下半期ライトノベル界の話題作 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 伏見つかさ先生インタビュー(前編) - CloseUp NetTube)

6巻まではほぼ一貫して、デレをカットしていました。コイツは京介のことが絶対嫌いなんだというスタンスで書いていて、あまりにも腹が立ち過ぎて我慢がならなくなった時に、こっそり行間にデレをひそませていたんです。でも第7巻はちょっと違う書き方をしていますので
(『電撃G's Festival! Vol.19』 原作者伏見つかさ氏インタビュー)

以下の記述には、ウソ・大げさ・紛らわしい表現や、エロゲに脳を汚染された人間の妄想が含まれている可能性があります。


桐乃の兄ラブ行動一覧(原作小説版)

  1. 冷戦状態でほっとかれても、兄のためだけに化粧をする(電マガ2010年11月号「雷雨の留守番」、本編開始1月前の話)
  2. 寝ている兄に馬乗り。兄に下りろと言われると不機嫌になって下りる(1巻p45)
  3. 兄が自分の相手を他人に押し付けようとしているので不満(1巻p128)
  4. 兄の容姿が友人にほめられると否定し、けなされると友人が不思議に思うほど黙りこむ(2巻p59~61)
  5. わざわざPCのキャッシュをチェックまでして兄の動向を探ろうとする(2巻p188)
  6. 団体行動中、兄が自分と離れようとすると激怒(2巻p221~222)
  7. 兄が自分がシスコンであることを否定すると、怒ってアキレス腱を蹴る(3巻p62、4巻p138)
  8. 携帯操作にかこつけて兄に体を押し付ける(3巻p123)
  9. 中学2年のクリスマスは、上手いことやって兄とクリスマスデート(3巻3章)
  10. 自分をモデルとした主人公が兄をモデルとしたキャラクターと恋愛する小説を書く(3巻3章)
  11. 兄の年齢が自分の恋愛対象に入っていると、兄に向かって直接アピール(3巻p157)
  12. 兄とラブホテルに入るため、真冬に冷水をかぶる(3巻p171)
  13. 兄が女と電話しているとみるや、電話の相手に自分とラブホにいることをアピール(3巻p180)
  14. ラブホテルで自分のバスローブ姿に兄が欲情しているか探りを入れる(3巻p182)
  15. 中学1年のクリスマスに、兄をストーキングする(3巻p183~184)
  16. デート中、兄の目を盗んで似顔絵入りの観察記録をつける(3巻p278)
  17. そのとき兄に買ってもらったと思われるピアスを後日友達に自慢(4巻p20)
  18. 兄が家に女を連れてきたら当然いびる(4巻2章)
  19. 自分のより親友の裸を見たがる兄の顔面に一撃(4巻p179)
  20. 兄に密着することを想定して寝る前にも関わらず香水をつける(4巻p256)
  21. アメリカで兄と二人きりになったら、シリアスな場面でも性的アピール(5巻p274)
  22. 兄のエロゲーの攻略傾向は当然チェック(5巻p276)
  23. 久しぶりに兄に会えたら、陸上で今まで一度も勝てなかった相手に勝てた(5巻p296~298)
  24. 兄からの携帯にワンコールで出る(6巻p25)
  25. 一番の親友には兄の話ばかりする(6巻p77)
  26. 兄が別の女を部屋に入れたと知って怒り狂う(6巻p117~)
  27. 兄のベットでくつろいでいる女は、親友であろうと本気のフライングニードロップ(6巻p122)
  28. 兄が他の女のことを心配すればすかさず嫉妬する(6巻p134)
  29. 兄が美人に見とれてたら、兄の耳を引っ張る(6巻p193)
  30. 兄の声援を受ける度に加速(6巻p266~268)
  31. デートの待ち合わせでは早く着きすぎた兄より先に待ってる(7巻p12)
  32. デートでは兄に腕をからめて胸のふくらみに押しつけてアピール(7巻p13)
  33. デートではちゃっかり兄を下の名前で呼んで赤面(7巻p13~14)
  34. 「彼氏になってよ」と告白して兄がドン引きしたら蒼白に。慌てて彼氏のフリのお願いにごまかす(7巻p16)
  35. 兄に演技で「愛しているから!」と言われて目を潤ませて恥じらう(7巻p22)
  36. 化粧品会社の女社長が監視に来るという話をでっち上げて、兄とのデートを強行(7巻p29)
  37. 腕を組んでラブラブなところを兄の幼なじみに見せつけて上機嫌(7巻p35)
  38. 兄とのデートで恋愛映画を見ようとする(7巻p37)
  39. 兄とのデートでカップル用のパフェやストローが二本付いたドリンクを頼もうとする(7巻p42)
  40. 兄とのデート中に割り込んできた友達に殺視線(7巻p48)
  41. 彼氏(兄)の好きな所を聞かれ「優しい、頼りになる、あたしのことメチャクチャ好きなとこ」と、のろける(7巻p53~54)
  42. カップル専用プリクラで兄と寄り添いツーショット撮影。フレームはノータイムでハートを選択(7巻p62~65)
  43. プリクラから出てきたところを目撃した親友に兄との親密さを見せつける(7巻p66~69)
  44. 「かわいい彼女を大切にね」と言われてもない兄への伝言を伝える(7巻p72)
  45. ヤキモチで兄とのツーショットプリクラを兄に投げつけたが、その前に自分用を保管(7巻p75、87)
  46. 彼氏ができたかを兄が手を掴んで真剣に問いつめてくれたらたちまち上機嫌に(7巻p136)
  47. 親友に見繕った可愛い服を兄の前で着られてショック(7巻p160~162)
  48. 夏コミで親友と兄を2人きりで残さないように挨拶回りをあきらめる(7巻p166)
  49. 夏コミで自分と兄がモデルの近親相姦SM同人誌をすかさずGET(7巻p209)
  50. 親友の兄への告白を目撃してフリーズ(7巻p246)
  51. 兄の気持ちを確かめるために偽の彼氏を家に呼ぶ(7巻p260~)
  52. 「キモい」「ウザい」と散々兄を罵倒するも一度も直接「嫌い」とは言っていない(1巻~7巻)
  53. 兄のコスプレ写真がアップされたサイトをしっかりチェック(8巻p50)
  54. 兄が自分とのツーショットプリクラを携帯に貼っているのを見て発狂(8巻p54)
  55. 7巻でヤキモチで投げつけた兄とのツーショットプリクラをいつの間にか回収(8巻p55,193)
  56. 兄が冷蔵庫に貼ったツーショットプリクラをはがさず写メにとる(8巻p130)
  57. 怪我して帰ってきた兄を見て超心配(8巻p130)
  58. iPhoneはイヤホンなしでも聴けるのに自作小説のアニメのサンプルボイスを一つのイヤホンで兄と一緒に聴く(8巻p188)
  59. イヤホンが届かないことを理由に兄の体と密着(8巻p188)
  60. 兄とのツーショットプリクラを携帯に貼る(8巻p193)
  61. 兄のコスプレ写真を携帯の待ち受けに(8巻p194)
  62. 2巻では寝るとき部屋の鍵をかけていたのに、兄がいつでも夜這いできるよう8巻では鍵をかけない(8巻p234)
  63. 夜中に人生相談しに来た兄に抱きつきキスしようとする(8巻p236)
  64. 夜中に人生相談しに来た兄をみて夜這いと勘違いする(8巻p238)
  65. 夜中に人生相談しにきた兄にメイクしていない顔を見せたくなくて電気をつけさせない(8巻p239)
  66. 彼女に振られて落ち込んでる兄に後ろから抱きつき胸のふくらみを押しつけ抱擁(8巻p244)
  67. 兄の「お前の可愛い写真をソッコー送ってくれ」のメールに1分で超気合い入った写メを送信(9巻p120)
  68. 兄とのツーショットプリクラを未だに携帯に貼りっぱなし(9巻P203)
  69. ガチホモ好きの腐女子の友達に兄貴自慢して発狂させる(9巻P207-)
  70. ウエディングドレス姿で兄と手をつないでライブ会場に到着(9巻p272-)
  71. タイトルの「妹が可愛い」の可の文字を隠して「妹が愛しい」にする(10巻表紙)
  72. 「妹にエロいこと」の京介要約を聞き、密かに抱いている望みと同じなので、むせる(10巻p13)
  73. 新郎新婦の姿で恋人みたいにしっかり手を繋いで帰宅(10巻p17)
  74. 母に冷蔵庫のプリクラを指摘され真っ赤になって京介をたたく(10巻p18)
  75. 京介が家から出ることを簡単に受諾するのが気に入らず、露骨にいやそうな顔(10巻p25)
  76. 一人暮らしの京介の面倒を見てやるため、京介のアパートの合鍵を入手(10巻p81)
  77. アパートで手料理を作る下準備のため、冷蔵庫をプレゼント(10巻p82)
  78. やましいことをする気満々だったのに、京介にその気がないことを知って衝撃を受ける(10巻p86)
  79. 「妹妻」のエロゲを渡し、二人暮らし計画を示唆(10巻p87)
  80. 京介との会話をスマホで常時録音していることを暴露(10巻p91)
  81. ラスボスとの対決で京介への想いを告白する展開を想像し、頬を赤らめて京介を見る(10巻p177)
  82. 京介の模試終了までラスボスを牽制するため、通い妻したい自分も抑えてあやせにお願いする(10巻p210-211)
  83. 深夜一時にメールすると数十秒で即返信(10巻p244)
  84. キャンパスの正門で模試が終わるのを、かなり前から待っている(10巻p323)
  85. 京介が家に帰ってくる日に合わせて髪型を変え、気合の入った新作の冬服を着る(10巻p333)
  86. 京介がいない間、京介の部屋で寝ていたが、京介がいない寂しさを紛らわすため、その部屋をオタクグッズでいっぱいにする(10巻p334)
  87. 京介が麻奈実の髪型を褒めると嫉妬しアイコンタクトで痴話喧嘩(11巻p30)
  88. ロックが麻奈実、桐乃が京介と結婚するためロックと同盟(小3)(11巻p38,p46,p50)
  89. 兄貴が麻奈実のうちに行くと嫉妬しキレる(小3)(11巻p49)
  90. そんなことでお兄ちゃんを嫌いになるわけがないと、愛の深さを強調(11巻p64)
  91. 兄貴と毎朝会話するため、兄貴の登校時刻に合わせて登校(小6)(11巻p71)
  92. 麻奈実が兄貴にいたずらして起こすのを全力で阻止(小6)(11巻p124)
  93. 毎朝兄貴を馬乗りで起こしていると麻奈実にアピール(小6)(11巻p125)
  94. 麻奈実と会話する兄貴に嫉妬しムスッとする(小6)(11巻p127)
  95. 小6まで「お兄ちゃんっ子」だったことを暴露(11巻p145)
  96. 昔の兄貴ではなく今の兄貴が好きと麻奈実に伝え宣戦布告(11巻p276)
  97. あやせが京介に告白するときいて、超テンション下がる(11巻p334)
  98. 卒業までに何かを計画。あやせの告白はそれまで待ってくれと頼む(11巻p337)
  99. 黒猫、あやせに煽られ、卒業までにエロゲーよりすごいことをすると宣言(11巻p340)
  100. クリスマスデートの誘いに内心うれしいのに、ツンデレヒロインをノリノリで演じる(12巻p12-18)
  101. ついついやりすぎてしまい京介が部屋に帰りそうだったので、慌ててOKする(12巻p19)
  102. クリスマスデートでは待ち合わせ時刻の何時間も前から待つ(12巻p20)
  103. 「周りからカップルに見られてんのかな」の台詞に「ば、ばっかじゃないの!?」とキョドる(12巻p23)
  104. ツリーの前で京介とのツーショット写真を撮りたがる(12巻p29)
  105. 京介に「ホテルとってあるから」と言われラブホテルと勘違いする(12巻p51)
  106. 京介に「俺,好きな人がいるんだ」と言われ、あまりのショックに涙を流して駆け出す(12巻p73)
  107. 京介のパンツ減少疑惑(12巻p92)
  108. 京介に貰ったヘアピンを無くさないよう、同じものを大量購入し常時装着(12巻p109)
  109. 京介に「どこにも行くな! 俺と結婚してくれええええ」といわれて「はい」(12巻p203)
  110. 「恋愛的な意味で」と言われて「ほ、ほう……へぇ~……」と、うれしそうに、にやける(12巻p211)
  111. 京介がクリスマスプレゼントに買った指輪を婚約指輪と勘違いする(12巻p232)
  112. 結納の証として婚約指輪をはめてもらうことを望む(12巻p234)
  113. 京介には厳しい兄妹の現実を知って欲しくなかったから、それ系のエロゲーは渡さなかった(12巻p236)
  114. 京介から何もしないときいて、超残念そう(12巻p239)
  115. 京介が告白してこなかったら自分から告白するつもりだった(12巻p241)
  116. エロゲーよりすごいことをしてしまい、視線を合わせられない。読者にも言えない(12巻p246)
  117. 宿泊前提で、赤いワンピースの着替えを用意(12巻p250)
  118. 京介のベッドに潜り込んで無防備に眠る(12巻p286)
  119. 京介が脱いだばかりの制服のにおいをかぐため、京介の制服の置き場所を自分の部屋に(12巻p299)
  120. (小学生時代)大好きなお兄ちゃんの写真を全部自分のアルバムに(12巻p307)
  121. (小学生時代)大好きなお兄ちゃんへの想いを忘れないようiPodに録音(12巻p310-314)
  122. 腐女子の友達に京介のことをノロける(12巻p326)
  123. 卒業式の日に約束場所で待っていたが、京介に早く会いたくなって校門まで来てしまう(12巻p334)
  124. 京介の第二ボタンとネクタイをゲット(12巻p335)
  125. 京介を巡って麻奈実と殴り合いの喧嘩(12巻p342-345)
  126. 自分の夢より京介の未来を優先し兄妹に戻る(12巻p367)
  127. 「聖夜の約束」により兄妹に戻ったが、せめて結婚した証としておもちゃの「魔法の指輪」をねだる(12巻p372)
  128. 新たに交わされた「模試の約束」、またそれに反するかに見える京介の不意打ちキスにたじろぎ、頬を染める(12巻,p374)
  129. 「帰ったら、人生相談」――最初の人生相談と同じように、兄妹は、二人だけの秘密を抱えて終わる(12巻p374)
  130. 美琴に自身を恋愛の成功例として惚気る(コラボ小説)

「二人だけの秘密」。それは桐乃が一度、完全にあきらめた夢。京介の未来に向けた強い決意。
そして、妄想は現実となった。
               「完全なる桐乃エンド」(完)


桐乃の兄ラブ行動一覧(アニメ独自版)

  1. 隣室との薄い壁を挟んで兄のベッドと頭の位置がくっつくように自分のベッドを設置(1話~)
  2. ネグリジェで谷間をチラ見せながらにじり寄って、妹ゲー好きな理由を兄に説明(1話)
  3. 兄とエロゲーするときのために、ロードするデータの主人公の名前を京介にしておく。(1話)
  4. 照れて兄を部屋から追い出した後にドアを開けてチラ見(2話)
  5. 家では口も聞いてないのに、モデルで掲載された雑誌に「休日は大好きなお兄ちゃんと買い物」と願望を書く(3話 参照
  6. モデル仲間の親友を兄がデレデレ見たことに嫉妬(4話)
  7. ぐるぐる眼鏡の友人と兄が、自分が知らないところで連絡してたことに嫉妬(4話)
  8. 幼馴染みの家に兄が泊まった夜、兄の椅子や部屋のドアをヤキモチで蹴る(6話)
  9. いつもは家の中で化粧までバッチリなのに、兄がいない夜は廊下でトイレの後にだらしなくパンツを直す(6話)
  10. 幼馴染みの家から帰ってこない兄に拗ねて、兄の部屋と反対側を向いて寝られない夜を過ごす(6話)
  11. 兄が不在なのをいいことに、部屋に侵入して兄のパンツ着用疑惑(6話)
  12. 兄とのクリスマスの渋谷デートでは、いつもと違ってピンクのマニキュア(7話)
  13. 「好きな人にもらったプレゼントが心の支えになる」と言いながら兄に指輪をおねだり(7話)
  14. ラブホテルで「本当は身を寄せ合って寝るはずだった」と願望を表す(7話)
  15. ラブホでシャワーを浴びた後に、すかさず兄に買ってもらったハート型のピアスを装着(7話)
  16. 体調不良で朦朧としながらも兄の部屋のドアに体当たりして助けを求める(8話)
  17. 妹エロゲーの攻略で、隣室の兄を意識しながら兄が取るだろう選択肢を選択(9話)
  18. 妹エロゲーの「お兄ちゃん、大好き」を無限リピートしながらベッドで悶え転がる(9話)
  19. 自分似のエロゲ妹キャラの兄とのHシーンを目前にして自分もシャワーを浴びる(9話)
  20. シャワーに行く途中に兄とぶつかり、替えのパンツを落としたのを見られて赤面(9話)
  21. 自分似のエロゲ妹キャラの兄とのHシーンに備えて、以前兄に胸を触られた時の下着を装着(9話 参照
  22. 自分似のエロゲキャラの兄とのHシーンで猿モードになって、隣室の兄に嬌声を浴びせる(9話)
  23. 兄の部屋の物音を盗聴、録音疑惑(9話)
  24. 兄妹で結ばれちゃいけないという妹エロゲのシーンに自分と兄を重ねて、ロードせずにそのまま進める(9話)
  25. 妹エロゲー別離ENDの「ずっとずっと好きだったよ」のキスシーンで自分と兄を重ねて切なく沈み込む(9話)
  26. その後に兄の顔をまともに見られず、別離ENDの妹に対してつぶやいた言葉を言いながら蹴りを入れてしまう(9話)
  27. (子供時代)兄と一緒にお風呂に入りたがる(2期1話)
  28. 兄からの電話にワンコールででる(2期1話)
  29. 兄とのデート前日、兄とのデートコースを妄想して悶絶(2期7話)

番外.タイトルバックの「妹が可愛い」の可の文字を投げ飛ばして「妹が愛しい」にする(1話~)

桐乃義妹説

京介と桐乃が実は血が繋がった兄妹ではないという説が存在する。
6巻において京介に桐乃が産まれてきた時の記憶があることが示されたため、桐乃が大介と佳乃の実の娘であることはほぼ確実であるといえ、したがって京介が桐乃誕生以前に養子となっていたという事実の有無が、この説の成否を分けると言える。

この説の論者の挙げる、京介が養子であることを示す根拠には
①京介の子供時代の写真が無い
②外見が似ていないとの描写が複数存在する
③親の扱いが京介に対するのと桐乃に対するのとで異なっている
といったものがある。

これらの根拠に関しては、まず①の点につき、桐乃が押し入れの奥に隠し持っているから無いんだよ、というエロゲ色に染まった反論がなされている。具体的には、5巻で桐乃が京介に見せようとしたアルバムに、京介の幼少期の写真が納められていると主張される。
これに対しては、確かにアルバムには京介の幼少期の記録が残されている可能性はあるが、だとすれば物語の展開上、むしろそれは京介が義兄であることの証拠である可能性高いのではないかとの再反論がなされている。
しかしながら、これに対しても、7巻において桐乃が京介に対して恋愛感情を持っていることが半ば以上明らかになったことからすれば、桐乃がそのような強力な切り札を持っているのであれば、彼女がそれを使わないのは不自然であるとの再々反論がある。

また、②の点に関し、京介は母親似、桐乃は親父殿似という描写もあり、それぞれ両親の違う方と似ているなら兄妹で似ていなくても不思議ではないとの反論がある。

さらに、③の点に関しては、もし血が繋がっていないのであれば、あの父親が養子を実子より不利益に扱うとは考えにくいため、逆に血が繋がっていることの傍証になるとの反論がある。

12巻ではしつこく義妹を否定されている。


『妹空』彼氏全京介説

桐乃が執筆した小説『妹空』に登場する主人公の彼氏3人は、全て京介がモデルになっているという説が存在する。

論者によって主張に差異はあるが、主要な点を要約すると
①最初の彼氏テツは、妹の扱いに慣れていなくて乱暴だった幼少期の京介を示す。死亡=消えてしまった理想の京介。
②2番目の彼氏カズは、桐乃に優しくしておきながら、結局麻奈実との関係を重視した京介を示す。身につけるプレゼント(指輪)をくれた=ヘアピンをくれた?
③3番目の彼氏トシは、現在の京介を示す。
④トシの白血病が治癒し物語がハッピーエンドになるのは、リノがトシの妹であったので骨髄ドナーとして適合性
 があったためであると説明がしやすい。
といったものである。

上記4点は、一応解釈としては成り立ちうるものであるとは言えよう。
ただ、特に④の点は、これが明示された場合あまりに桐乃の京介に対する好意があからさまになってしまうため、作品が桐乃の知人にも読まれることを考えて作られていたことを鑑みれば、『妹空』作中において明確に語られていたとは考え難い。
有り得るとすれば、トシの妹でありドナーとなるのは、続編の主人公であり理想の妹像としての桐乃の分身であって、トシと直接恋愛関係に立たない「しおり」ではあるまいか。
俺妹本編の最後を見る限り、白血病自体に意味はなく「ご都合主義満載でハッピーエンド」の部分に意味があったようである。


桐乃と京介の過去の露骨な伏線

  1. 何度か頷きを繰り返し――後生大事に『星くず☆うぃっちメルル』を抱きかかえ、その場から走り去っていった。その光景が、何故だか俺に郷愁を抱かせる。ずっと昔、こんなことがあったような気もする。……もう忘れたけどな」(1巻p43)
  2. さんざんほったらかしにしておいたくせに、いまさら兄貴面するな!」(2巻P310)
  3. 『妹×妹』-「それがあたしだと思って」(4巻P196)りんこルートをすると狼狽する(5巻P277)
  4. アルバムを見ないとしょんぼりと俯き(4巻P273)、「まるで選択肢間違ってしまったような」(4巻P281~)
  5. 昔はさ、足遅かったんだよね、あたし。でも・・・・・・そのころ、超・・・・・・っ、ムカつくことがあって・・・・・・そんで、走る練習始めたの」(4巻P276~) ※この頃とは小学校3年生の頃
  6. 前にもさ、似たようなこと、なかったっけ?」「・・・・・・さあね」秋葉原でリアを追いかけるとき(6巻P245-246)

考察は・・・任せた!


くんかたん

一部において桐乃は「くんかたん」「クンカー」などと呼ばれている。
これらの呼称は、桐乃は京介のパンツの匂いを嗅いでいるのではないか、という予測から派生したものである。
では、その予測はどういった事実を根拠として立てられたものなのであろうか。

根拠としてあげられている事実は複数あるが、その内で最も重要なものは4巻p152の記述である。
そこでは、黒猫の執筆した漫画において桐乃をモデルとしたキャラクターが京介をモデルとしたキャラクターのパンツの匂いを「くんくんくん」と嗅いでおり、それを見た桐乃が過剰に動揺している様子が描かれている。
その桐乃の動揺があまりに過剰であるため、桐乃は実際にパンツをかいでいるのではと推測がたった。

さらに、桐乃が京介に買ってこさせたエロゲーに、「おにーちゃんのぱんつなんか、ぜったい盗んでないんだからね!!」というものがある(4巻p211)。
桐乃は妹ものでさえあれば選り好みせずに色々なエロゲーを購入しているようなので、このゲームを買ったことを持ってパンツを盗む趣味があると即断することは出来ない。
だが、このゲームを買うということによって、少なくともそういった趣味に対して拒否反応を持っていないということは推察できる。
したがって、このゲームを買ったことは、桐乃が京介のパンツの匂いを嗅いでいるのではないかとの予測を補強しうるものであるといえる。

以上のような根拠からすれば、桐乃が京介のパンツの匂いを嗅いでいるとの予測は、合理的に成り立ちうる解釈の一つであるとはいえよう。

なお、本作の編集者である三木氏は、twitter上で桐乃のことを「純潔ヒロイン」であると述べている。
桐乃=くんかたんでは無いので注意。物理学的には以下のように表現される(らしい)
くんかたんっていうのは、シュレディンガーの黒猫理論をエヴェレット解釈によって表現した際に発生する無限の桐乃の可能性のひとつであって、桐乃∈くんかたんであり、桐乃=くんかたんでは無いぞ(【俺の妹】伏見つかさスレ193【十三番目のアリス】819)


※PSP「俺の妹がこんなに可愛いわけがないが続くわけがない」におけるくんかたん
原作者書き下ろしの桐乃義妹ルートにおいて、桐乃と京介のこのような会話が存在する
「あのさー、あんたさー・・・なんか、いいにおいするよね」
(中略)「やっぱりおまえ、俺のぱんつを盗んでたんだな」「うん」
この後、桐乃は必死に否定したわけであるが、この作品は多数の嘘によって構成されている。これをもって桐乃がパンツを盗んでないと断定する事は不可能である。
そもそも、これほどまでにピンポイントな質問につい肯定を返してしまうあたり、桐乃の頭の中には日頃からパンツの存在があると考える事もできる。
また、否定する際に過剰に同様している事など、前項同様に疑惑を補強する理由ともなりうる。

一方、京介の質問の意図を考えてみる。ここで重要となるのは「やっぱり」という言葉である。この言葉は強い確信に対して使われる言葉である事は言うまでもない。
この言葉が成り立つ前提を考えてみると、まず考えられるのは原作4巻p152の記述である。これについての考察は前項参照。
ただし、前項に有るとおりこれをもって桐乃がパンツを盗んだと確信するのは難しいものがある。では、何を持って京介は確信を持ったのか。
パンツが盗まれたときに生じる変化は唯一、京介のパンツの絶対数が減少することのみである。
即ち、実際にパンツが減っているという現象に前項の疑いが加味され、京介の中で「桐乃は俺のパンツを盗んでいる」という確信が生じたものと推測される。

無論、パンツの絶対数が減少する理由など他にも考えうる。母親が古くなった下着を捨てるなどよくある話だろう。
それでも尚京介が確信をしているあたり、プレイヤーには知られていないが京介の中にそれらを否定しうる何らかの根拠があるのだと考えられないだろうか。

以上のような根拠からすれば、桐乃が京介のパンツの匂いを嗅いでいるとの予測は、より一層確からしくなってきたといえよう。

※12巻追記
上記PSP続における京介のパンツ減少疑惑です。
p92で京介自身の口から一人暮らし以前からぱんつが減ってきていた事が語られています。
あやせたんの発言からも、一人暮らし以前からである事からも、あやせたんはぱんつを盗んでいない事はほぼ確実でしょう。
さらに、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」BD/DVD 7巻特典のドラマCDにて、あやせたんは盗んでいない事が確定しました。
すると・・・もう、ぱんつを盗んでいる犯人は一人しかいませんね。


桐乃さんのハーレム

たまに「これは京介のハーレムではなく桐乃のハーレムでは」というレスを見かける。
(少なくともアニメ版が「桐乃のハーレム」であることは、アニメ版の脚本を担当するの倉田英之氏による『メガミマガジン』2010年12月号でのインタビュー記事で明言されている)
原作の京介視点で語られない桐乃は、どうやら意識的にか無意識か異性同姓かまわず攻略していて、気がついたら一人残らず評価が高いという謎の現象である。
特に普段は決して素直に褒めようとはしない黒猫が語る「普段はうっとうしいくらいなのにやけに優しい性質の悪い女」などの説得力のあるエピソードは原作では語られていない。
親友のあやせが異常に桐乃に好意を寄せる理由もこれによるものだろうか。
また1部の原作支持者は「この作品は京介が桐乃のために頑張って桐乃をデレさせる物語だと思ったら、最初からデレてた桐乃が京介をちょっとずつ攻略していく物語だった・・。何を言ってry」などとポルナレフのような言葉を残している。
詳しくは原作を読み込めばわかるかもしれない。

アルバムの中身について

原作4巻でアルバムの中身を見なかった京介だが、アニメ版の12話(GOODEND)では「アルバムを見る」を選択(この他にも要因あり)したためアルバムに何が入っていたのか多少は解明された。
しかし、桐乃が「やっぱ駄目!」と言って拒否したため、アルバムの中身全てが解明されたわけではない。
アニメ12話で確認出来たのは以下の2つ

①海外行きのチケット
②小学生運動会時の桐乃の写真1枚

この2つである、つまり「京介ばかりを集めた写真」という兄ラブアルバムの可能性は低くなったと言えるだろう!
つまり、原作でもアルバムを見ていれば桐乃が海外へ行くのを察知出来た可能性が高かったと言える。
では何故、桐乃はチケットが入っているアルバムを見せるような真似をしたのか?

①懐かしい昔の写真を京介に見せつつチケットで留学をアピール、京介に引き止めてもらいたかった
②懐かしい昔の写真を京介に見せつつチケットで留学をアピール、留学中に自分のことを忘れて欲しくなかったのでアルバムを見せた
③小さい頃の写真を見てもらう思惑だけで、チケットが挟まっていることを忘れていた

考えられるのはこの3つだろうか?
ただ、海外行きが残り数時間に迫っているのにチケットの保管場所を忘れていたとは考えずらいので、①②の説がやや有力と言えるかもしれない。
ちなみに、この時落ちたPCから選ばれた選択肢でのファナちゃんの台詞は以下にて。

行くなって言ってよお兄ちゃん…
お兄ちゃんが止めてくれたら、私、どこにも行かないよ?
夢はどこでも叶えられるけど、お兄ちゃんはここにしかいないから…
ありがとうお兄ちゃん、これからもずっと一緒だね。

また、桐乃の「あんたあたしのことウザがってるし!」の台詞からして、桐乃はこの時点で京介に嫌われていると思っていたフシがある。
つまり、京介も桐乃も同じように「ウザがられている」と思っていたと考えられる。

アニメ版12話で何故桐乃は留学へ行くのを辞めたのか?

①ファナたんの台詞を聞いて京介と離れたくなかったから
②京介の看病をしていたら行く気がなくなってしまったため
③京介に「ウザがられてない」と分かって安心したから
④京介が「行けよ!」と言ったので「じゃあ行かない!」とのツンデレ対応

考えられるのはこの4つであろうか、他の考察もあったらどうぞ

BD/DVDの特典映像によると、留学へ行くのをやめたのは「目的」を果たせなかったからだという。
そして、「目的」が果たせなかったのは京介の所為とのこと。
この「目的」の正体は、特典映像で京介があやせに対して相談した「桐乃に対してどうしてあげればいいか」の解答がヒントになっている。

桐乃の陸上の種目について


100mが最有力候補だと思われる。
徒競走がおそかったから努力をした=中長距離・ハードル・フィールド種目の可能性が低い。
その上で他の有力候補を考える
①200m スタートでリアにだいぶつけられてその後差をつめるという模写と学校のグランドが一週200mであることが多い点。
②400m アニメの夏合宿の模写で400mのスタート位置にいる。
もっともともに100mでもそれほどおかしくない
他の考察あればどうぞお願いします。

意見・批判等
  • 11巻で京介が「信用ならざる語り手」であることが確実になったわけだから,いよいよ桐乃義妹説が信憑性を増してきたと思う。京介「いや、俺と桐乃は実の兄妹じゃないぞ」黒猫・あやせ「!!!???」って場面が容易に想像できる。地味子は知ってて「それでも普通の兄妹になりなさい」って考えてそうだけど。 -- (名無しさん) 2012-09-14 05:05:02
  • 義妹ルートは、PSP「俺妹P」の原作者コメントで「原作ではできない」って否定されてるよ? -- (名無しさん) 2012-09-16 00:38:39
  • 兄ラブ行動73番ってP -- (名無しさん) 2012-09-19 06:17:19
  • すまん誤爆した。兄ラブ行動73番ってP25じゃなくて、P81の間違いかな。カギを持っているのが分かるのはP81だし、P25にはそれらしき描写がないんだが -- (名無しさん) 2012-09-19 06:18:33
  • でも、いとこ同士って結婚できるんだぜ。 -- (名無しさん) 2012-11-24 01:47:38
  • ここまできて義理という方向に逃げたらひくわ。まぁ実妹と結婚するとかいってる奴等も大概だけどな。 -- (名無しさん) 2012-11-27 00:38:09
  • 「2013-7-4 3:11」への業務連絡。桐乃はキスされて「約束は!?」と驚いてる。必死で「聖夜の約束」を守ろうとしている。それは京介に無理させないため。だから「魔法の指輪」をねだる時、桐乃はもっと「けなげなこと」を考えていたと思うよ。「結婚したいけど我慢しなきゃ」って。そこで作者から京介への言葉となる。「僕にできる手助けはすべてしてやったので、あとはお前次第だ!」京介を信じよう。 -- (「2013-7-4 2:14」) 2013-07-07 18:58:43
  • コメントありがとうございます。意見を踏まえ修正しました。もっといい表現があったらぜひ編集もしくはコメントを下さい。 -- (名無しさん) 2013-07-08 21:58:27
  • 修正ありがとうございます。とてもよい表現だと思います。 -- (「2013-7-4 2:14」) 2013-07-09 22:31:45
  • 28.<京介は「模試の約束」で「聖夜の約束」を破棄する意味を込めキス>(12巻p374)は兄ラブ行動ではないうえ、破棄する意味もおそらく含まれていないので曖昧な形にしました -- (名無しさん) 2013-08-09 19:17:55
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最終更新:2014年08月21日 21:09