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    <title>Forest wiki</title>
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    <description>Forest wiki</description>

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    <title>Sound of Forest</title>
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    <description>
      *Sound of Forest
#contents(fromhere)


**曲一覧
-Track1:ガーデン
--作曲: 山西利治
--編曲: 椎名治美
-Track2:フォレスト
-Track3:今日はお祭り
-Track4:ひとり
-Track5:黄金の午後
-Track6:ふたり
--作曲: 椎名治美
-Track7:手をつなごう
-Track8:バッグパイパー
--作曲: 椎名治美
-Track9:Sprout
--作曲: 椎名治美
-Track10:Celtic Death Ballad
--作曲: The Wimshurst&#039;s Machine
-Track11:High Combe
-Track12:Mountains of Mourn
--作曲: The Wimshurst&#039;s Machine
-Track13:Across The Seas
--作曲: The Wimshurst&#039;s Machine
-Track14:Bayside Waltz
--作曲: The Wimshurst&#039;s Machine
-Track15:Fallow Ground
-Track16:Black Mountain Day
--作曲: The Wimshurst&#039;s Machine
-Track17:Wicklow
-Track18:ロンドンナイト
-Track19:Ennui
--作曲: 山西利治
--編曲: 椎名治美
-Track20:バンド
-Track21:On the bridge
--作曲: 椎名治美
-Track22:何かいいことが


**The Wimshurst&#039;s Machineとは
イタリアの8人組バンド。インディアンやケルトといった民族音楽を取り入れたプログレッシブな音楽を作り出している。2004年にファーストアルバム「A traveller who didn&#039;t ask for glory」を発表。Forestで使われている「Celtic Death Ballad」「Mountains of Mourn」「Across The Seas」「Bayside Waltz」は彼らの曲。とにかく、公式サイトで2・3曲聞いてみるべし。

参考：[[TWM公式サイト&gt;http://www.thewimshurstsmachine.com/]]



**人気投票
#vote(ガーデン[52],フォレスト[3],今日はお祭り[5],ひとり[14],黄金の午後[9],ふたり[0],手をつなごう[5],バッグパイパー[32],Sprout[0],Celtic Death Ballad[0],High Combe[0],Mountains of Mourn[1],Across The Seas[0],Bayside Waltz[21],Fallow Ground[1],Black Mountain Day[1],Wicklow[4],ロンドンナイト[5],Ennui[2],バンド[1],On the bridge[19],何かいいことが[1])

　
- バックバイパーは流れるシーンが良い。   (2007-07-26 17:59:46)
#comment(size=50,vsize=1,noname)    </description>
    <dc:date>2012-02-10T00:59:29+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/27.html">
    <title>Ⅴ ザ・ゲーム</title>
    <link>http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/27.html</link>
    <description>
      *Ⅴ ザ・ゲーム
#contents(fromhere)

＊ザ・ゲーム
**ザ・ゲーム
英国のハードロックバンド「QUEEN」の8枚目のアルバム、「The Game」？
あるいはルイス・キャロルの『The Game of Logic』からか。

以下はアルバム「The Game」に収録されているタイトル一覧。

1.Play The Game【プレイ・ザ・ゲーム】　
2.Dragon Attack【ドラゴン・アタック】　
3.Another One Bites The Dust【地獄へ道連れ】　
4.Need Your Loving Tonight【夜の天使】　
5.Crazy Little Thing Called Love【愛という名の欲望】　
6.Rock It (prime jive)【ロック・イット】　
7.Don&#039;t Try Suicide【ドント・トライ・スイサイド】※　
8.Sail Away Sweet Sister【スウィート・シスター】※２　
9.Coming Soon【カミング・スーン】　
10.Save Me【セイヴ・ミー】　
※　Amazonの紹介文では【自殺志願】　
※２　Amazonの紹介文では【セイル・アウェイ・スウィート・シスター】

こう見ると色々と深読みも可能だが…偶然か故意かは、ライターのみぞ知る。
ちなみに、各曲の歌詞は[[こちら&gt;http://www.pemcom.demon.co.uk/queen/game/]]。

ついでに、ザ・ゲームのルールについては[[別ページ&gt;ザ・ゲーム ルールブック]]参照。

Forest出典作品の関連グッズは枚挙にいとまがないが、ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターは、みずから商品を考案し、人形からティーセットから湯たんぽまで、熱心に監修したことで有名。ポター自身もボードゲームのアイデアを出すことがあり、なかでも1917年にウォーン社で制作されたボードゲーム「Peter Rabbit&#039;s Race Game」は決定版。内容は２～４人用のすごろくで、プレイヤーはあひるのジマイマ、ピーターラビット、リスのナトキン、かえるのジェレミー・フィッシャーのコマを持ち、それぞれ専用の、赤・青・黄・緑のコース計１２３マスをたどる。
下参考サイトにて、写真付きで紹介されている。

参考：[[Peter Rabbit&#039;s Race Game&gt;&gt;http://freespace.virgin.net/hidden.valley/10peterrabbit.htm]]
　　　 [[Peter Rabbit&#039;s Race Game | BoardGameGeek&gt;&gt;http://www.boardgamegeek.com/images/game/12426]]


**ランダマイザー
&gt;ランダマイザーはどうなるんだろ？
&gt;それが明確にならないと、
&gt;期待値の計算ができないんだよなぁ……。
&gt;#right(){九月『Forest』}
ランダマイザーとは、乱数発生装置のこと。一般的にはサイコロとか。
多面体サイコロに限っても各種あり、６面体のほかにも、４面体、１２面体、２０面体などがある。

つまるところ、九月はサイコロと言われた時、「それって何面？」と聞きかえすゲーマー気質であるということ。

ちなみに遊演体（ライアーの前身でもあるゲーム会社）は、幾つかＲＰＧを出しているが、多くは、ゲーム中に起きるイベントの種類が膨大にあるのが特徴。
ストーリー中、何度もイベント表を振り、なにせそれらがランダムで決まるものだから、前後を無視した爆笑もののイベントが起きて、それに対処してゆく予定調和ナニソレ、といった展開が典型か。
ザ・ゲーム自体、また、サイコロの目を補充するところなんかは、そのへんの面白さが特に出ている。「補充」は、きっとＤ６６６表だね。


**ピラミッドの４つの面
&gt;座りのいい形だけれど、どう読むのかな？
&gt;と思ったら、上に「０」の字が浮いた。
&gt;#right(){刈谷『Forest』}
４面体ダイスは実在する。魔法のダイスでない場合、下の字は読めないので、代わりに側面の三角形の底辺の数字を読む。
また、上の頂点を作る３つの側面の角の数字を読むものや、いちいちひっくり返して読むものもある。
これにとまどわないと、古株ＴＲＰＧプレイヤーだ！
詳しくは[[こちら&gt;http://www.pirorin.org/DungeonsAndDragons/]]を参照


**ダイス
刈谷は４面体。
リーピチープは10面体。
グリザベラは６面体。
九月は６面体。
灰流は１２面体。
借り暮らしは８面体。
黛は６面体。
ウサギは６面体。

ＴＲＰＧ的に見ると、ダメージダイス、あるいはヒットダイス（ヒットポイント決定用ダイス）という感じがする。灰流あたりはファイターなのだ。
黒の乗り手への攻撃力を考えると、ダメージダイスというほうが正しいか。
Ｄ＆Ｄ系だと、４面は短剣、６面はメイス（槌）。８面は長剣、１２面は両手剣といったところか。

ダイスは森のキャラが封じられたもの…らしい。
黛のダイスは、白の女王だったが、ティンクの鈴音も聞こえた気が。
他のダイスは誰なんだろう？　刈谷の疲れたダイスは？


**第１２回目　３００年ぶり
第１２回目の根拠は不明ながら、３００年前は、ほぼ新宿の成立時期にあたる。
１６９８年、甲州街道の宿場町として「内藤新宿」が開かれた。９８年には、御苑公園にて３００年祭もおこなわれている。
甲州街道と、青梅街道の別れる新宿３丁目交差点は「追分」と呼ばれ、老舗「追分だんご本舗」はそこにあった茶屋のなごり。


**黄色のコース
&gt;この先、終わりなんかないんだよ。
&gt;366マス。わっかりやすいメタファー。
&gt;繰り返す、巡り来る、時の流れ！
&gt;#right(){黛『forest』}
ただし、Forestの舞台となった2004年は閏年なので366日ある。


**キーパー
TRPGの用語。いわゆるGMのこと。
ルールに則って、各々のプレイヤーの行動を整理し、新たなイベントを起す役目。
かなり自由度が高く、GMの意向によっては、シナリオはギャグにもシリアスにもなり、そして時には破綻することさえある。


＊ナルニア国物語
**リーピチープ
→[[Ⅰ プロローグ：リーピチープ&gt;Ⅰ プロローグ#id_1ccf1004]]


**アスラン
「[[ナルニア国物語&gt;出典辞典#id_a4f4528d]]」に登場するナルニアの創造主的存在のライオン。
ナルニアに危機が訪れた時にはたびたび人間界から子供達を召喚する。


**イブの娘
ナルニアにおける人間の女性の呼び名。
対して、人間の男性は「アダムの息子」と呼ばれる。


**黒の乗り手
「[[指輪物語&gt;出典辞典#id_35470831]]」に登場する幽鬼。
元は人間の王たちだったが、「九つの指輪」の力により堕落し、サウロンに仕える不死の魔物となった。

&gt;Nine for the mortal men doomed to die,
&gt;九つは死すべき運命の人の子に
&gt;#right(){『指輪の詩』（瀬田貞二訳）}


**ナズグル
黒の乗り手の別名。モルドールの民の言葉で「指輪の幽鬼」を意味する。


**役得
&gt;ルーシィは、以前にもよくそう思ったように、リーピチープを両手にすくいいれて、ぎゅっとだきしめてやりたくてしかたがありませんでした。けれども、とてもできない望みだということをルーシィはよく心得ていました。そんなことはリーピチープの気を悪くするにきまっていましたから。
&gt;#right{瀬田貞二訳「朝開き丸 東の海へ」より }
リーピチープは名誉を重んじる騎士であり、安易に抱きしめるという相手を軽んじるような行為は普通ならば許されざることである。
リーピチープを抱きしめられるのはリアルでもナルニアでも刈谷さんとルーシィだけなのだ。


**アラゴルン殿
「[[指輪物語&gt;出典辞典#id_35470831]]」におけるゴンドールの王位継承者。何度も黒の乗り手と戦った。


**ひとつの力　サウロンと指輪とアスラン
サウロンは冥王。指輪は所持者に滅びをもたらし、また、それ自体、物語の最後に滅びる。
アスランはキリストの象徴であり、一度死んで蘇る。またその治める王国は、死後の世界であることが暗示されている。

「ひとつの力」とは超越性であり、そして「死」である。このモチーフは、物語の中で何度も繰り返される。


＊ウサギのヒトたち
**ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち
→[[出典辞典：ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち&gt;出典辞典#id_3eee949c]]


**ピーターラビット
→[[出展辞典：ピーターラビット&gt;出典辞典#id_9b3a8942]]


**レタスでも食べたんだろうさ。
『Ⅴザ・ゲーム』冒頭で、黛の教授の意識が眠ったことについてのエル・アライラーのセリフ。
日本で一般的なレタスの親戚にあたる、ワイルド・レタスにはラクチュコピクリン (lactucopicrin) と呼ばれるポリフェノールの一種が含まれ、軽い鎮静作用、催眠促進の効果がある。実際に19世紀頃まで乾燥粉末にしたワイルドレタスは鎮静剤やアヘンの代用として利用されてきた。おそらく、このレタスとはワイルドレタスのことを指すのだろう(普通のレタスにはこの成分はほとんど含まれていない)。
また、ピーターラビットシリーズの「プロプシーのこどもたち」にも「レタスを食べ過ぎると催眠薬のように効く…」とある。

ちなみに、「ウォーターシップダウンのうさぎたち」ではレタスはごちそう(ウサギ語で言う&quot;フレイラー&quot;)として扱われている。エル・アライラーのセリフであることを考えると、この事も関係があるのかもしれない。


**エル・アライラー
千の敵を持つウサギの王(エリル=フレア=ラー)。
「[[ウォーターシップダウンのうさぎたち&gt;出典辞典#id_3eee949c]]」本編において度々挿入される、ウサギ族の伝説に登場する英雄。
ウサギ族の繁栄をかけて、太陽の神フリスや虹の王子と知恵比べを行う。
ちなみに、Forestではかなり性格が変わっている。ウサギ族の為に策略を張りめぐらす点では一緒だが。もしかしたら、黛から革命(レボリューション)を奪うためにあの性格を装っていたのかもしれない。



**インレの黒ウサギ
&gt;「エルアライラー、なぜお前はここにやってきたのか？」
&gt;「私は仲間たちのためにきたのです」エルアライラーは囁き声で答えた。
&gt;#right(){『ウォーターシップダウンのうさぎたち』}
「[[ウォーターシップダウンのうさぎたち&gt;出典辞典#id_3eee949c]]」より。
エル・アライラーの物語に登場する死の国に住まう、死の象徴たる真っ黒なウサギ。いわばウサギの死神。
仲間の危機を救う為に訪れたエル・アライラーは、[賭け]の代償として両耳と尻尾をインレの黒ウサギに奪われる(最後には、フリスに戻してもらうのだが)。


**太陽神フリス
「[[ウォーターシップダウンのうさぎたち&gt;出典辞典#id_3eee949c]]」の神話における創造主的存在。
増え続けるウサギ族に対してエリル(天敵)を作り、その代わりにウサギ族には俊敏さを与えたと伝えられ、ずるがしこく策を張りめぐらすことを怠らない限りウサギ族は亡びないと保証したとされる。「決してあきらめず、生き残るために常に知恵を働かせる」というウサギ族の性格の原点はこの伝承にあると言える。


**ピーター
一番最初ウサギのヒト代表のザ･ゲーム参加者。
出典：「[[ピーターラビット&gt;出典辞典#id_9b3a8942]]」シリーズ。
こどもの野ウサギ。


**ベンジャミン
途中で死んだピーターの後を継いでザ･ゲームに参加するウサギのヒト。
出典：「[[ピーターラビット&gt;出典辞典#id_9b3a8942]]」シリーズ。
ピーターのいとこの野ウサギ。
作者ビアトリクス・ポターが最初に飼ったウサギ「ベンジャミン・バウンサー」がそのモデル。


**ヘイズル
「[[ウォーターシップダウンのうさぎたち&gt;出典辞典#id_3eee949c]]」より。
弟ファイバーの予見に従い、故郷サンドルフォードを仲間達と脱出する。
高い統率力と抜群の判断力を持ったウサギ。幾多の危機を乗り越えて、無事安住の地を見つけた時、仲間たちは彼をヘイズル・ラーと王の呼称でもって賞賛する。


**ウサギ、ウサギ、ウサギの大脱走だ（深読み） †
「[[ウォーターシップダウンのうさぎたち&gt;出典辞典#id_3eee949c]]」の作者、リチャード・アダムスは
「疫病犬と呼ばれて」という研究所から二匹の犬が脱出する物語も書いている。
実験動物であるウサギの脱出の元ネタはこれか。

また「ウォーターシップダウンのうさぎたち」自体が、人間の魔の手からウサギたちが脱走する話でもある。


**ウィンディクイーン・ウィング 
ウサギ流の名前の土地の付け方に沿ってつけたものだろう。

もしくは「戦闘妖精・雪風」か。
妖精の名を冠した戦闘機の小説。
ケルト神話の風の妖精達を統べる女王メイヴ。
ＯＶＡ化からのパロディアニメ化「戦闘妖精少女 たすけて！メイヴちゃん」がある。

なお、メイヴとは戦いと性愛の女神のこと。英雄クーフランと戦った勇ましい女王。アイルランドの神話「トェン・ボー・クルーニャ（クーリーの牛争い）」に登場し、後に夢を支配する妖精マブと混じり合って、メイヴは妖精の女王とされる。


＊ネコのヒトたち
**ジェリクルキャッツ
→[[回想・Ⅵ 雨森]]


＊地下道の住人
**くまのプーさん
Ａ．Ａ．ミルンの童話「クマのプーさん」。
幼いクリストファー・ロビンへ語りかける形を取り、ロビンのぬいぐるみたちが、動物たちとして登場する。


**黛の格好
ここでおもちゃ箱を引きずってる黛の恰好が、クリストファー・ロビンに似てる気がするけど、どうなんだろ？


**ケリーのアート
アメリカの現代芸術家のマイク・ケリー。1980年代から活動を初め、マスコットなどのローカルチャーを織り交ぜた芸術を得意とした。2012年1月に自殺により逝去。

ここで言われてるのは、ぬいぐるみを使った「Half-a-man」シリーズだと思われる。


**地下道の住人たち
すなわち「くまのプーさん」の登場キャラクターのこと。
少年はクリストファー・ロビン。
クマは、プーさん
ロバは、イーヨー。
フクロウは、フクロ。
トラは、トラー。


**ルチャ仕込みのテクニック
トラーの正体は新宿のタイガーマスク。
ルチャとは、メキシカンスタイルのプロレスのこと。


＊ゲーム類
**ディプロマシー
Avalon Hill社のボードゲーム。第一次世界大戦のヨーロッパを舞台に、外交と戦争の必然性をシンプルなルールで強烈に再現した名作マルチゲーム。
EU2、HoI2で有名なParadoxがPCゲーム化しているが、こちらはAI戦なので戦略性に乏しい。


**スコットランドヤード
ラベンスバーガー社のボードゲーム。ロンドンの街を逃げ回る怪盗Ｘと、追いつめるスコットランドヤードの対決を描いた古典的名作。
1983年のドイツ年間ゲーム大賞。以前の「ウサギとハリネズミ」「ラミィキューブ」「フォーカス」「ザーガランド」が外国産の輸入もしくはアメリカ人デザイナーだったのにたいし、初の純ドイツ産で受賞している。


**クルー
アンソニー・Ｅ・プラットのデザインによる、古典的推理ゲーム。
プレイヤーたちは、洋館で起きた殺人事件の犯人を捜す。引いたカードで、毎回、犯人や、殺害方法が変わる。

映画化された時は、そのへんを反映して、バージョン違いの結末が幾つも作られ、各映画館で、日替わりで上映された。


**カタン
「Die Siedler von Catan(カタンの開拓者たち)」。コスモス社、クラウス・トイバーによる名作ボードゲーム。1995年。

プレイヤーはカタン島の入植者として勢力を広げる。
単純だが味のあるコンポーネントで、島の様子が変わっていくのが楽しい。日本におけるドイツボードゲーム隆盛のきっかけを作った。

同年の年間ゲーム大賞とドイツゲーム賞を同時に受賞する。この同時受賞の他作品にはトイバーの「貴族の務め」、
ヴォルフガング・クラマーの「エル・グランデ」「ティカル」、ヴレーデの「カルカソンヌ」の五作品が挙げられる。
日本語版はハナヤマ、3780円だそうな。

**サイコロ模様の万華鏡
サイコロ型立方体万華鏡。
「立方体の宇宙」としてCube+Cosmosを縮めてキューモス(CUMOS)と呼ばれる。

参考：[[google画像検索 &quot;CUMOS&quot;&gt;http://images.google.co.jp/images?q=CUMOS]]


＊その他の出典
**ダブリナーズ
ジェームス・ジョイスの短編集(1914年)
邦訳は&quot;ダブリン市民&quot;。ダブリンはアイルランドの首都だけれど
発表当時は大英帝国なのでイギリス縛りの範囲内？


**ノンセンスの絵本
エドワード・リア(1812-1888年)作のリメリック集。原題は「Complete Nonsense (Wordsworth Classics)」。


**ジュマンジ
童話作家クリス・ヴァン・オールズバーグの絵本「ジュマンジ(Jumanji)」のこと。
ジュディとピーターが公園の木の下に&quot;Jumanji&quot;という魔法のボードゲームを見付け、家に持って帰ってそれで遊ぶという話。現実とボードゲー厶の世界がリンクしているという点がザ・ゲームと共通している。

ちなみに、1995年に映画化され、1996年にはドラマ化されている。


**ノーベル賞も取ってるオーストリアの人。
コンラート・ローレンツ。動物行動学者であり、1973年ノーベル生理学・医学賞受賞。
「ソロモンの指環―動物行動学入門」は、万人向けの動物エッセイとしてオススメ。
鴉のソロモンは、こっちが元ネタというわけ。

しかし、「ソロモンの指環―動物行動学入門」には、ソロモンという鴉は登場しないことに注意。
これを考えると、元ネタは「ケンジントン公園のピーターパン」のほうが有力かも。


**ローレライ
ドイツ詩人・ハイネの『ローレライ』で有名なライン河の水妖。
岩礁に船乗りたちをおびき寄せるために竪琴を奏で美しい声で歌う。その声を聞いたものは発狂するか盲目になると言う。
多くの詩人の題材にされたローレライは伝承が多く、女神とされるものや水の魔女とされるもののほか、悲恋の乙女の物語とするものもある。


**アルゴナウタイ
ギリシャ神話のアルゴ探検隊。アルゴノート(「アルゴの船員」を意味する古典ギリシア語Argonautesの複数形)。
時はトロイア戦争の起こる前。王子イアソンは父からイオルコスの王位を奪ったペリアスに王位の回復を求めるが、王子を恐れたペアリスは代償として黄金の羊の毛皮を要求する。そこでイアソンは約50名の英雄と共に、黄金の毛皮を求め黒海東端のコルキス王国へと向かう。

詳しくはアポロニウスの『アルゴナウティカ』参照。


**やられ役の自衛隊
東宝の特撮映画に出てくる自衛隊のこと。


＊未分類
**ゲームスペース柏木
新宿に実在。行ったことのある方、レポートよろしく。

参考:[[ゲームスペース柏木&gt;http://www.gamerent.net/]]


**アリエッティ　ホミリー　ポッド
「床下の小人たち」に出てくる借りぐらしの一家の名前。
父親のポッド、 母親のホミリー、13歳になる娘のアリエッティ。

刈谷が驚いたのは、原作と姿が違ったから。原作の三人は、人と同じ姿の小人である。


**大王の指輪
&gt;我輩が欲するのは、大王の指輪。
&gt;我が名の由来となりし、ソロモン王の
&gt;魔法の指輪を求めたいものですな。
&gt;#right(){ソロモン『Forest』}
ソロモン王の指輪は、持ち主にあらゆる動物・植物の言葉を理解させたという。コンラート・ローレンツの「ソロモンの指環―動物行動学入門」の題名は、そのエピソードに由来。


**機械仕掛けのライオン
アルタ前に存在するＪＲ地下階段出入り口の真横に設置されてる募金匣の事。
ライオンの像になっていて募金を入れると「がおーっ」と鳴く。
同名の某クラブが設置したとかかれている。
アスランのリアルの姿？

新宿で目につくライオン像は二体ある。
東口「ライオンひろば」にある募金箱を兼ねた銅像と、新宿三越のシンボルであるライオン像だ。
前者は待ち合わせ場所・兼ホームレスの住居として、後者はロンドン・トラファルガー広場の像に由来する（本家は映画版「ナルニア」でも象徴的にカットインされる）。
ナルニア国物語の最終章「さいごの戦い」では、愚鈍なロバ「トマドイ」が、ライオンの皮をかぶってアスランになりすまし、人心を惑わすエピソードがある。
Forestでのロバとは、すなわちロビンくんの仲間の地下の住人の「驢馬」。
Forest終盤での追走劇の場面に、ライオン（おそらくアスラン）と驢馬が、揃って登場するのは、「さいごの戦い」での両者の邂逅にちなむものかもしれない。


**ワギナ・デンタータ
「ヴァギナ・デンタータ」(Vagina Dentata、有歯女陰)
男が食いちぎられて死ぬという伝説。


**スナーク
&gt;He had softly and suddenly vanished away—
&gt;　彼は静かに、忽然と消えてしまった。
&gt;For the Snark was a Boojum, you see.
&gt;　そう、そのスナークはブージャムだったのだ。
&gt;#right(){「スナーク狩り」}
キャロルの詩「スナーク狩り」より。
普通のスナークは、ほぼ無害だが、中にはブージャムが混じっており、ブージャムと出会ってしまうと……。

参考：[[「スナーク狩り」原文&gt;http://www.gutenberg.org/dirs/etext91/snark12h.htm]]


**メトセラ・セル
&gt;メトセラは187歳の時にレメクの父となった。
&gt;そして、父となった後もさらに782年生きて他の息子や娘をもうけた。
&gt;結局、メトセラは969歳まで生き、そして亡くなったのであった。
&gt;#right(){「創世記」}
メトセラは旧約聖書の「創世記」に登場する人物で、人類の創世アダムから数えて8代目にあたるヒト（ちなみに、孫は方舟で有名なノア）。享年969歳と聖書の中でもっとも長く生きており、その名は長寿の代名詞としてしばしば用いられる。ただし、創世記の初めの方に登場する人々は何百年も生きるのが普通なのでメトセラだけが格別長生きというわけでもない（実際、アダムは930歳まで生きたことになっている）。

メトセラ・セルとは、おそらく長命な細胞あるいは無制限に増殖を続ける細胞のことを指すのだと思われる。


**カバン語
&gt;「うむ、『俊（しゅ）るり』は、『俊敏（しゅんびん）でぬるりとした』という意味。『俊敏（しゅんびん）』は『元気がいい』というのと同じことである。おわかりのように、かばんみたくなっておるわけ――二つの意味を一つのことばにつめこんであるのだ」
&gt;#right(){『鏡の国のアリス』（山形浩生訳）}
一個の単語にいくつも意味を詰め込んだもの。
「鏡の国のアリス」のハンプティ・ダンプティのセリフより。


**十二社温泉
都心のやすらぎ 新宿十二社天然温泉。含食塩重曹泉の黒いお湯である。
2009年3月に営業を終了した。

**末廣亭
新宿末廣亭。寄席が上演されている。


**ペッコリア
&gt;あれ……？
&gt;あの子、どこかで見たな……。
&gt;たしか名前はペッコリア。
&gt;#right(){九月『Forest』}
雨森でも灰流でもなく、九月、そして刈谷までもが覚えているのはザ・ゲームが「リプレイ」されてる証拠。もちろんリプレイしてるのは…。
もしくは「未来の記憶を思い出す」という言葉とひっかけてあるのかも。

コッペリアについては[[こちら&gt;はじまりの物語・Ⅸ#id_2b65f495]]


**真珠の腕　真鍮の足
未確認。
オートマータ(Automate、自動人形)が真珠の腕、真鍮の足だったと思います。


**ウィル・オ・ウィスプ
鬼火。イグニス・ファテュウス（愚かな火）。
その火を目指して進んでも途中で消え、沼はまったり、危険な目に遭うという。
洗礼前に死んだ子供の魂だとか強欲な金貸し、詐欺師の魂などとされるほか
アイルランドの家事妖精プーカが人をだますために化けるのだとも。

科学的には、分解した有機物質がメタンガスを発生し、これが自然発火して火の玉になり、風に乗って漂う、という説明がなされることが多かったが、近年この説には疑問がもたれている。
（イギリスのレスター大学の地質学科アラン・ミルズ博士は、鬼火型の火を人口発生させようとしたが、できないことがわかった。また、自然に起きる火花ではガスに着火できないことも発見した。）


**爆発細胞
急速に分裂した細胞のことか？


**サムアップ
親指を立てること。


**ジャバウォック
&gt;息子よ、ジャバーウォックに用心せい！
&gt;噛みつく顎に、つかむ爪！
&gt;#right(){山形浩生訳『鏡の国のアリス』}
出典『[[鏡の国のアリス&gt;出典辞典#id_82d2f8b9]]』。
鏡の国でアリスが読んだ詩に出てくる怪物。
作者のルイス＝キャロルが子供の頃に作った詩が元になっているといわれる。


**ダイナ
&gt;欲張っていると、そういうことになる。
&gt;おとぎばなしの世界じゃ、
&gt;昔っから、そう決まってるんだよな。
&gt;#right(){灰流『Forest』}
ダイナは伽子の飼い猫。アリス＝伽古はジャバウォックを呼び出して雨森に自分の力を見せつけようとしたが、その結果、ダイナの死が何度も何度も再現されるのを見せつけられることになる。

Forestで不死身なのは、伽子の元飼い猫だから？

＊参考書籍
-[[ウォーターシップダウンのうさぎたち&gt;出典辞典#id_3eee949c]](リチャード・アダムス,1972)
-[[鏡の国のアリス&gt;出典辞典#id_82d2f8b9]](ルイス・キャロル,1871)
-[[くまのプーさん&gt;出典辞典#id_47778ab3]](A・A・ミルン,1926)
-ソロモンの指環―動物行動学入門(コンラート・ローレンツ,1952)
-完訳 ナンセンスの絵本(エドワード・リア,1846)  
-床下の小人たち(メアリー・ノートン,1952)
　
　
　
----    </description>
    <dc:date>2012-02-03T03:05:11+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/51.html">
    <title>投票所</title>
    <link>http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/51.html</link>
    <description>
      *人気投票一覧
#contents(fromhere)

**Forestに出てくるものの中で、好きな物語は？
#vote(不思議/鏡の国のアリス[28],ナルニア国物語[8],キャッツ[1],指輪物語[8],ゲド戦記[3],蝿の王[6],ピーターパンとウェンディ[0],ウォーターシップダウンのうさぎたち[25],ガリヴァー旅行記[0],くまのプーさん[10],メアリーポピンズ[2])


**好きなキャラは？
#vote(城乃崎灰流[26],雨森望[12],黒黛[16],白黛[3],刈谷真季 100+[43],九月周[18],宮野伽子[4],リーピチープ[20],エルアライラー[11],都知事[4])

- 騎士殿に勝てるキャラがどこにいる？   (2007-11-12 22:39:09)
- 読み手。凡人の女。騎士殿のマドンナ。あなたが好きです。刈谷真季さん。   (2007-11-13 01:03:35)
- 白黛に一票。   (2007-11-18 22:04:10)
- 刈谷さんは一番プレイヤーに近いよNE!   (2007-11-18 22:51:31)
- エルアライラーは偽悪家。根はいい奴なんです。というより本人の言うとおりかっこいい   (2007-11-19 18:53:25)
- なんじゃこりゃー。   (2007-11-25 14:38:39)
- じゃんじゃかずんじゃかじゃーん   (2007-11-26 19:55:51)
- 先生だろ当然。   (2007-11-29 14:35:31)
- 勢い余りて100進めど、フェアリーリングで元通り？ そして刈谷さんに一票。(2007-11-29 21:00:32)
- 可愛いのになぁ。アマモリ。   (2008-02-18 23:56:29)
#comment(size=50,vsize=1,noname)


**好きなリドルは？
#vote(Ⅰ プロローグ[5],Ⅱ 風に乗ってきた招き[0],Ⅲ 新宿漂流[6],Ⅳ 夏至の夜の改賊[26],Ⅴ ザ・ゲーム[34],Ⅵ 傘びらき丸航海記[8],Ⅶ たからもの[1],Ⅷ 終末の国のアリス[4],Ⅸ エピローグ[1])

- 傘開き丸。切れた刈谷さんは恐すぎ。   (2007-07-08 21:54:59)
- 夏至の夜の改賊のテンポが好き   (2007-07-09 01:51:50)
- 夏至の夜の改賊の演出はすごいと思った   (2007-07-10 14:53:48)
- プロローグ人気ないなー。風に乗ってきた招きはリドルっぽくないからまあ分かるが。   (2007-08-03 19:54:24)
- 傘開き丸の終盤は鳥肌が立った。最後がすごい。   (2007-11-01 17:46:07)
- 終末の国/   (2008-02-18 03:20:17)
#comment(size=50,vsize=1,noname)


----

[注意]曲の人気投票は[[Sound of Forest]]にあります。



----    </description>
    <dc:date>2012-01-04T03:27:56+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/22.html">
    <title>はじまりの物語・Ⅰ</title>
    <link>http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/22.html</link>
    <description>
      *はじまりの物語・Ⅰ
#contents(fromhere)



＊長靴下のピッピ
スウェーデンの作家、アストリッド・リンドグレーンの作品。1945年出版。「世界一強い女の子」のピッピが文字通り「型破り」な活躍をするお話。
少し例を挙げれば、ピッピは片手で馬を持ち上げ、タイマンで大男を打ちのめし、無造作に金貨をばらまき（ちなみにピッピはトロルみたいに金持ち）、火事の家から子供を救出し、そして何の前触れもなしにピストルを撃ち放つ。時には人の役に立つこともするが、大抵は荒波を立てながら嵐のように過ぎ去っていくので、他の人々はひたすらピッピに振り回されることになる。

このピッピの破天荒ぶりは、可愛らしい服を着せられて親に素直に従うおとなしい「よい子」のアンチテーゼだ。そして、この種の「よい子」が概念もろとも失わつつある現代では、ピッピもまた存在の意味を失っていくことになる。灰流がこの物語を「古びてしまった」と表現する理由はここにあるのだろう。


＊名前は魔法の源だ。
元ネタは[[ゲド戦記&gt;出典辞典]]。相手の真の名前を知ることは相手の根源を知ることであり、それは相手を支配するための重要な足がかりとなる。
真の名前を知っているのは自分自身とその名付け親くらいのものであり、誰かに教えるとしたらそれは本当に信頼した相手でなくてはならない。

　
＊ゲド戦記
&gt;脱線して転げ回ったお話だな。
&gt;狙ったところへ落ちなかったっつーか、
&gt;狙いそのものがズレちまったっつーか
&gt;#right(){灰流 『Forest』}
第3巻「さいはての島へ」から15年以上の隔たりを経て出版された第4巻「帰還 -ゲド戦記最後の書-」はそれ以前の3作と作風が大きく変わっている。これを逸脱と見る読者も少なくない。

参考：[[出典辞典：ゲド戦記&gt;出典辞典#id_62f9a765]]


＊ピッピの名前
&gt;たとえばピッピはそういう名前だ。
&gt;ものすごく長い名前なんだ。
&gt;#right(){『Forest』}
ピッピの本名は「Pippilotta Viktualia Rullgardina Krusmynta Efraimsdotter Långstrump」。
日本語の訳書では
-「ピッピロッタ・タベルシナジナ・カーテンアケタ・ヤマノハッカ・エフライムノムスメ・ナガクツシタ」（岩波版）
-「ピピロッタ・デリカッセ・ブラインダ・ペパミント・エフライムスドッテル・ナガクツシタ」（ポプラ社版）
などと訳されている。
それに対して、灰流が雨森につけた名前は「ママジョ・マドレーヌ・ママレードノコノコマジョ・オコチャマドレーヌ・オコチャママレード・オコチャマジョ・マ・ココ」。

ちなみにピッピの名前を分解してみると、
-Pippilotta: Pippi(ピッピ) + lotta(lot of=たくさん)
-Viktualia: victual(食糧)
-Rullgardina: Roller blind(巻き上げ式カーテン)
-Krusmynta: spearmint(ハッカ)
-efraimsdotter: Efraim&#039;s dotter(エフライムの娘)
-Långstrump: Longstocking(長靴下)

共通項は、関係のない単語をあたかも名前のように見せかけて混ぜ込んでいるところだろうか。


＊参考書籍
-長くつ下のピッピ(アストリッド・リンドグレーン,1945)　
-[[ゲド戦記&gt;出典辞典#id_62f9a765]](アーシュラ・K・ル＝グウィン,1968)

----　    </description>
    <dc:date>2011-11-08T19:42:18+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/37.html">
    <title>Ⅵ 傘びらき丸航海記</title>
    <link>http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/37.html</link>
    <description>
      *Ⅵ 傘びらき丸航海記
#contents(fromhere)

＊一枚目の葉
**共通部分
***定食「こぶた」
&gt;出典の小説に従って、私たちは
&gt;東の海で七つの島を巡り、
&gt;７人の騎士を捜そうと考えている。
&gt;とりあえず、最初に向かうのは、
&gt;「子豚」氏が住むという島だ。
&gt;水底に沈んでいなければよいのだが。
&gt;#right(){刈谷の航海日誌 Forest}
灰流たちが航海の最初に向かった島。
「朝びらき丸 東の海へ」において、第１の島・離れ島諸島へと向かい、ベルン卿を救出するエピソードに、
「クマのプーさん」で、大雨で水没した家から、プーがコブタを助ける場面がかさねられている。

&gt;最初の目的地は、子豚が住むという島。
&gt;そこはアルタの裏手らしいのだが、
&gt;あの特徴のある建物はまだ発見できない。
&gt;#right(){梟 Forest}
新宿３丁目アルタ裏にあった食堂「こぶた」。昼は定食、夜は居酒屋メニューになる、薄暗い店。
あの界隈ではランチ５～６００円とお手頃で、腹一杯食べられました。味はまあふつう。豚の餌ほどでは。
現在は閉店、改装して、「丼・こまつ」になってます。最後まで、店長氏の国籍が判別つかなかった。インド人かな。


＊二枚目の葉
**「十日前」
***８人の騎士、アーサー、スペンサー
アーサー王と円卓の騎士。

Ｅ・スペンサー(Edmand Spensor)の「神仙女王(Faerie Queen)」
12徳を象徴する12人の騎士の物語。スペンサー・スタンザと呼ばれる&quot;ababbcbcc&quot;と9文で韻を踏む形式で書かれている。
最初の12巻で12人の騎士のことを語り、次の12巻でアーサー王について語るという壮大な計画であったが、実際に書かれたのは7巻の途中まで。


***ネメシス
→[[ギフト一覧:ネメシス&gt;ギフト一覧#id_0050777a]]


***ロイヤル・タッチ
イギリスやフランスの伝承。王の手は触れることで病気を癒すという。
特に腫物に効果があったとされ、首の腫物は「王の病難(King&#039;s Evil)」と呼ばれていた。


***ニミュエ
アーサー王の伝承に登場する湖の姫。ヴィヴィアンとも呼ばれる。
アーサーは死に際して人の助けを借りて湖に向かう。すると、3人の貴婦人が乗った小船が湖を渡ってきて、アーサーを妖精の島へと運び去る。その3人の貴婦人のうちの1人がニミュエ。ちなみに、アーサーにエクスカリバーを渡したのも、マーリンを誘惑して行方不明にしたのも、ランスロットを育てたのも、最後にエクスカリバーを回収したのも彼女。


**「招待状」
***新聞
&gt;経営破たん
&gt;生体肝移植
&gt;金日成
&gt;スーパー３０１条
&gt;テポドン
&gt;ウィークポイント
&gt;やりきれない事件
&gt;また通り魔
&gt;奈津美　すぐ帰れ
&gt;ユーロ
&gt;火炎ビン
&gt;よりどりみどり
&gt;
&gt;　―たん生日パーティーやりますロビンより
&gt;#right(){『Forest』}
この全ての単語が載っている朝日新聞記事は存在しないようだ。

ちなみに、2004年8月21日(土)の朝日新聞夕刊の一面記事は
-『柴田「自分もびっくり」 競泳女子８００自で金』
-『新型インフルエンザで特効薬タミフル備蓄へ 鳥ウイルス変異を警戒』
-『サドル派、武器撤去との報道 モスク撤退準備か』
など。


**「梟」
***トポス
詩では、ある感情を引き起こすような情景。例えば郷愁を誘う田園風景とかのこと。数学的には難しいので専門書に譲る。


**共通部分
***出典ではたしかクルミの木だったはず
公式設定によれば、クマのプーさんの住所は「アッシュダウンフォレスト、百エーカーの森 西方、クルミの木の穴の中」となっている。

「クマのプーさん」は作者であるアラン・アレクサンダー・ミルンの息子、クリストファー・ロビンとぬいぐるみのクマをモデルに書かれた。クルミの木にあいた大穴はロビンのお気に入りの場所の一つで、ロビンはよく入り込んで遊んでいたという。


***hush a bye baby on the tree top,
&gt;Hush-a-bye, baby, on the tree top!
&gt;　おやすみ赤ちゃん、樹の上で！
&gt;When the wind blows the cradle will rock;
&gt;　風が吹けば、ゆりかご揺れて、
&gt;When the bough breaks the cradle will fall,
&gt;　枝が折れたら、ゆりかご落ちる。
&gt;Down will come baby, cradle, and all.
&gt;　赤ちゃん、ゆりかご、みな地に落ちた。
&gt;#right{マザーグース}
マザーグースの一節。
木のてっぺんにかけられた揺りかごに、風が吹いて枝が折れ、枝にかけられた赤ん坊と揺りかごは地に落ちてしまう。

ちなみに、最初の句が「Rock-a-bye Baby」となるものもある。


***ノアの箱舟
&gt;糸杉を以て方船を作り、小部屋を設け、タールで内と外を覆いなさい。
&gt;方船の長さは450フィート、横幅は75フィート、そして高さは45フィートでなければならない。
&gt;#right{旧約聖書}
旧約聖書より。神の警告を聞いた純真なノアは箱舟をつくり、家族とその妻子、すべての動物のつがいを箱舟に乗せ脱出した。洪水は40日40夜続き、水は150日の間勢いを失わなかったという。その後、箱舟はアララト山へとたどり着いた。

ちなみに、1フィート=30.48cm なので、ノアの方船は長さ137m、横幅22m、高さ13m。


＊三枚目
**「刈谷真季」
***ジェノベーゼ
イタリア、リグリア州のジェノバ県生まれのソース。生バジル、にんにく、松の実をすり鉢でつぶした緑色のペースト。


***シシリー
イタリアのシチリア島のこと。イタリア半島のつま先にあるあの島。
イタリアは言わずと知れたマフィアのメッカ。シチリア島はマフィア組織・コーサノストラの発祥地でもある。


**「傘」
***特務機関のエージェント
オウムのフリントに「電撃フリント」をかけている。


**「長月 周」
***黄色い救急車
都市伝説。頭のおかしな人は黄色い救急車で鉄格子のついた病院に送られるという。
ちなみに、地方によっては黄色でなくて緑だったりする。


**「城之崎 灰流」
***ギャージのクランク
不明。ここに例のクッキーの缶が押し込められていたと言うが。
誤植だろうか？


***影横たわるこの国
「影横たわる」は、「指輪物語」における冥王の国「モルドール」の形容。


**「雨森 望」
***車座
円になって座ること。


***フレイザー
&gt;それとも、あえて滅びることにも
&gt;意味があるのだろうか？
&gt;フレイザーが解き明かしたみたいに。
&gt;#right(){雨森 Forest}
『金枝編』の著者、神話学者で人類学者のジェームズ・G・フレイザーのことか。
一応、スコットランド生まれだし。

ネミの森で行われていたという王殺しの風習と死んで甦る神々の神話？
フレイザーは金枝篇で、王＝祭司の交代の際は、前の王を生贄に捧げ、それによって豊穣を祈る儀式について説明してたと思う。うろ覚え。より詳しい調査希望。

ちなみに、似たような風習は各地に存在する。
例えば古代エジプトでは王＝神がすなわち豊穣の体現者とされ、30年ごとに衰えた王を殺す風習があった。
後には形式化され、セト祭という王の若返りの儀式となる。まあ、殺される方の身になってみりゃたまったもんじゃないし。


***蜂蜜とケチャップ
&gt;このヒトたちの出典は、もちろん知ってる。
&gt;あのひどいアニメも１本だけ見た。
&gt;蜂蜜とケチャップを取り違えたような。
&gt;#right(){雨森 Forest}
ウォルト・ディズニーの悲願と財欲がかなってアニメ映画化された、ディズニー版「クマのプーさん」を揶揄している。言い得て妙。
最大のちがいは、原作が幼児期の終焉をえがきながら、プーとクリストファーロビン、ふたりの友情を美しく昇華させてみせるのに対して、アニメでは、庇護された幼児時代が、ただ甘く、永遠に続くことを約束するのであった。
まあ、アニメが売れなくなっちゃったら困るしね。ぼくらはトイざらス・キッズ！

ちなみにディズニーの邦訳版では、
- &quot;クマ&quot;は“プー&quot;
-“トラー（タイガーマスク）&quot;は“ティガー&quot;”
-“子豚&quot;は“ピグレット&quot;


**共通部分
***傘びらき丸航海記
シナリオ名の元である『朝びらき丸東の海へ』は、ナルニア国物語の第３巻。
また「クマのプーさん」で、クリストファーロビンが自分の傘を船がわりにして、クマを助けた場面にもひっかけている。
実際にゲーム内で灰流たちが航海に使う帆船は、タイガーマスクの配達した新聞がその材料となった。これはタイガーマスクの所属する新聞配達所、すなわち朝日新聞ということ。灰流はなかば呆れ気味だったが、これもまた「朝びらき丸」との語呂あわせになっている。


＊四枚目
**「朝開き丸」
***オウムのフリント
「[[宝島&gt;出典辞典#id_9bd9c1db]]」に登場。
名前自体は大海賊フリントにちなんで名付けられた。


***一本脚の肉焼き親父
「[[宝島&gt;出典辞典#id_9bd9c1db]]」のジョン・シルバーのこと。
ジムが乗った船にコックとして乗ったことから「バーベキュー」と呼ばれる。
老獪で聡明で狡猾な、いわゆる悪役。


***ルイス先生も、さぞやトホホと思うだろう。
ルイス・キャロル。「[[不思議の国のアリス&gt;出典辞典#id_91f48df0]]」の作者……

……ではなく、ここでは「[[ナルニア国物語&gt;出典辞典#id_a4f4528d]]」の作者のＣ．Ｓ．ルイスだろう。


**「七つの島」
***遠い御先祖は海の男
フリントの台詞。
[[宝島&gt;出典辞典#id_9bd9c1db]]に登場するオウムのフリントが海賊の飼い鳥だったことを指しているのだろう。


＊五枚目
**「子豚」
***スコア
楽譜のこと。


**「トルンガ」
***涙の湖
[[不思議の国のアリス&gt;出典辞典#id_91f48df0]]より。小さくなったアリスは自分の涙の海で泳ぐ羽目になる…、というのはかなり有名なシーンだろう。
「不思議の国のアリス」第二章タイトルでもある。


**共通部分
***宗教
&gt;は・はぁ～ん？
&gt;これだから宗教入ったヒトってのは
&gt;邪魔くさいってゆーかぁ？
&gt;#right(){九月 Forest}
言うまでも無く、アスランはキリストを象徴している。


***アイランドタワー
西新宿六丁目にある超高層ビル。
-高さ:189m（地上44階、地下4階）
-敷地面積 5,207m²（タワー部分）11,078m²（施設全体）
-建築面積 205,847m²（タワー部分）240,058m²（施設全体）

ちなみに、すぐ近くには、借り暮らしがくぐっていた「LOVE」のモニュメントがある。


***百エーカー公
ロビン君たちは百エーカーの森に住んでいる。
作者 A・A・ミルンが家を持っていたハートフィールド村付近にあるアッシュダウンの森がモデル。


***北海賊、南海賊
第２の島「アイランドタワー」で出会う海賊たち。
ちゃんとした「海」賊であることからみて、フックとはまた別勢力のようだ。

&gt;南海賊は言う。「イカダの漕ぎ手！」
&gt;北海賊は言う。「カニ漁の網引き！」
&gt;#right(){刈谷の航海日誌 Forest}
新宿アイランドタワーに出店する店でこれに該当するのは、地下一階にある本格派バリ島料理店「ジュンバタン・メラ」と、最上階の44Fにある北海道料理をウリにする居酒屋「北海道」。
「ガリバー旅行記」の原書・第３部では、ガリバーは、日本人とオランダ人（インドネシアは元オランダ領）の海賊に襲われ、その捕虜となる（その後、ラピュタにたどりつく）。
蛇足。居酒屋「北海道」の焼酎メニューの先頭が、サントリーの芋焼酎『黒丸』でした。


***結婚式
1880年9月15日、アリス・リデル、レジナルド・ハーグリーヴズと結婚。


***マザーグースの泥棒
マザーグースの泥棒といえばタッフィ、もしくはハートの女王のパイを盗んだジャックかと
肉屋・パン屋・燭台屋が桶（あるいは樽）を漕ぐマザーグース

&gt;Rub-a-dub-dub,
&gt; ドンドンドン。
&gt;Three men in a tub;
&gt; 桶の中には三人の男。
&gt;And who do you think they be?
&gt; 一体こいつら誰だと思う？
&gt;The butcher the baker,
&gt; 肉屋にパン屋、
&gt;The candlestick-maker;
&gt; それに加えて燭台屋。
&gt;Turn &#039;em out, knavers all three!
&gt; しかも全員悪人だった！

のことかと思われる。
３人がなぜ悪者（Forestでは泥棒となっているが）なのか。
「講談社文庫　マザー・グース(1)」の解説によると

1798年のこの唄の初出の形は
&gt;桶の中に３人の女の子がいた。そしてそこに居合わせたのは、だれだと思う？
&gt;肉屋とパン屋と燭台屋の３人だ。みんな市場へいったはずなのに
となっており、３人がとがめられる理由がすこしはっきりする。
「桶」は、どうやら人にみられてはまずいところ
――いかがわしい見世物小屋か連込み宿の類――のことらしい。

とのこと。まぁヘルメットにはそういうニュアンスは無いだろうが…。
ちなみに肉屋・パン屋・燭台屋というのは、当時の英国で&quot;ごくありふれた職業&quot;の代名詞なのだとか。


＊六枚目
**「フリント」
***すっぱぁかぁり……
スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(Supercalifragilisticexpialidocious)

ディズニー映画版メアリー・ポピンズ(「メリー・ポピンズ」)の劇中歌。
イギリスに伝わる伝統的な呪文を、ポップかつダンサブルで爽やかに
仕立て上げたミュージカル曲の傑作のひとつ。


***リプライ
返信。


***ゼロ／サム
元は経済学の用語で「全ての総和はゼロになる」というもの。
つまり、「それぞれの行動が何であれ各自の得失点の総和がゼロになる」ということ。

4人でポーカーをやったとして、そこで誰かが1000円儲かれば、他の誰かが1000円損したことになる。(金がどっから湧いてくるわけないしね)
誰かが得した分(+1000円)と他の誰かが損した分(-1000円)で足せば0円。これがゼロ/サム。


**「ネメシス」
***ビルまっぷたつ。ジャンプの世界観だ。
週刊少年ジャンプのこと。


**カタストロフ
カタストロフィ。突然の大変動、大きな破滅、悲劇的結末といった意味。
ちなみに上記のネメシスと共に某TRPGシステムでキャラクターに与えられるブレイクスルーリソースの名前でも有る。


＊七枚目
**「コーカスレース」
***コーカス・レース
コーサス・レースとは…一応説明するが、一番良い方法はやってみることだ。
適当に円を描き、その周りに適当な位置につき、合図もなく適当に走り出し、適当に終わるというもの。
さあ友達と一緒にやってみよう！！


***ネバーバード
&gt;だんだん水位はあがり、ピーターの足にも水しぶきがかかるようになりました。
&gt;そして水がすっかりピーターを飲みこんでしまうまで、ピーターはラグーンに浮かぶあるものを見つめていました
&gt;(中略)
&gt;ネバーバードです。巣に乗って死に物狂いで、ピーターのところまでたどり着こうとしていたのでした。
&gt;#right{katokt訳 『ピーターパン』}
マルーナの岩(島流しの岩)での戦いで、ピーターパンはフックの攻撃を受け、傷を負ってしまう。
その傷のせいで泳げも、飛べもできなくなったピーターパンは、マルーナの岩(海賊たちが船員を置き去りにして溺死させるところ)に一人取り残される。
その時、ネバーバードが巣を携えて救援にやって来て、ピーターパンはその巣に乗って見事ネバーランドへと帰還する。


**「賞品」
***フレグランス
fragrance:芳香、かぐわしさ、転じてコロンや香水。


***オウムじゃなくてインコだったかな？
インコはオウム目オウム科なのでどっちでもあり。
原典では「Lory」でアリスの姉 ロリーナ・シャーロット・リデルがモデルとなっている。

原典でのレース参加者はアリス、アヒル(家鴨)、ドードー鳥、オウム(インコ)、鷲の親子、ネズミ、カナリア、蟹


***コンドーム
&gt;　そのアリスは、あたしが提供した賞品を
&gt;　適当にみんなに振り分けている。
&gt;アリス「アマモリさんには……これなんかどう？」
&gt;雨森「ひ、うっ！？」
&gt;　そんなにびびんじゃねーよ。
&gt;　たかだかコンドーム。
&gt;雨森「あっ、あたし、いっ、いりません！」
&gt;#right(){九月の視点 『Forest』}
雨森は、過去の経験から、受胎をさまたげる避妊具が怖い。ただカマトトぶっているだけではない。
受胎を競い合うアリスの、遠回しなイヤミというわけだ。


**共通部分
***ウ・エ・マ・シャット？
フランス語で綴りは「Ou est ma chatte?」
「Forest」準拠で訳すと「わたしのネコちゃんどこかしら？」
出展は「[[不思議の国のアリス&gt;出典辞典#id_91f48df0]]」第二章・涙の湖でのシーンより。
この後、「Forest」での展開通り、第三章のコーカスレースに続く。

「不思議の国のアリス」が英児童文学なのに、ここだけフランス語なのは、涙の湖で一緒に溺れていたネズミにアリスが話しかけても何も言わなかったので、そのネズミが征服王ウィリアムと一緒にイギリスに渡ってきたフランスネズミだと思い込んで、アリスのフランス語の教科書の一番最初に載っていた文章を思いつきで言ったため。
結果として「ネコ」という単語の所為でネズミを怒らせることに。


***ターキッシュ・ディライト
→[[ギフト一覧:ターキッシュ・ディライト&gt;ギフト一覧##id_85b83eba]]


***銀のリングが一瞬だけ金色に光った気がした
「魔術師のおい」の黄色の指輪と言われているが、金色に光るのは、無論、指輪物語の「一つの指輪」の特性でもある。


***キュビズム
20世紀に流行った形式。ピカソが有名。遠近法を廃して、抽象化を行う手法のこと。
キュビズム時代の作品の芸術的センスはちょっとした論争の的となっている。個人的にはむしろいいんじゃないかなと思うけどね。 


***バベルの塔
&gt;彼らは「レンガを作って焼成しよう。」と互いに話し合った。
&gt;そして、石のかわりにレンガを用い、しっくいのかわりにアスファルトを使った。
&gt;彼らは「都市を作り、天まで届く塔を建てよう。そして我らの名を轟かせよう。全世界に散り散りにさせられることのないように。」と言った。
&gt;#right(){『旧約聖書』}
旧約聖書で語られる『創世記』にある。人間が神に等しくなろうと高みを目指して建築していったけれども、その驕りが神の怒りに触れてしまい、雷によって跡形なく破壊されてしまう。そして、同じことが起こらないように、神がそれまで一つであった言語をバラバラにしてしまう。
…という話だった覚えがある。詳細は『旧約聖書』を読んでいただきたい。


***中村屋、ソーマ
新宿中村屋は、実在するレストラン。

中村屋カリーは、昭和２年、日本に亡命したインド独立運動の志士ラス・ビハリ・ボースから伝えられたもの。
創業者の相馬（＝ソーマ）夫妻は、ボースを匿い、後にボースは、相馬夫妻の娘と結婚したそうです。
新宿中村屋のページに解説があります。
このボースはチャンドラ・ボースと区別して、中村屋のボースと呼ばれたり。

インドの神様にソーマという神様がいます
ソーマ酒という神のお酒を擬神化したものであり、病気を治し、富を与える神です
月の神様でもあるので、月と丸いラピュタをかけているのでは


＊八枚目
**「ラピュタ」
***ラピュタ
&gt;「あまねちゃん、教えてあげるよ。ラ・ピュタはスペイン語で娼婦って意味」
&gt;#right(){うすらばか 『Forest』}
「ガリバー旅行記」より。うすらばかの言う通り、ラピュタはLa Putaで娼婦の意味。
ラピュタでは夫はたいてい思索に没頭しすぎていて、妻が目の前で誰と戯れようが気づきもしないという。なので風紀は乱れっぱなし、浮気なんぞやってない奴の方が珍しいぐらい。だから「娼婦」。


**「ウ・エ・マ・シャット？」
***キティとスノードロップ
「[[鏡の国のアリス&gt;出典辞典#id_82d2f8b9]]」で言及される。ダイナの子供達。
キティは黒い子ネコ。もしかしたら赤の女王様。スノードロップは白猫。たぶん鏡の国へは行っていない。


**「ターキッシュ・ディライト」
***アラブの独立国家
&gt;しかし戦争がイギリス側の勝利に終わると、
&gt;アラブ独立国家は夢と化し
&gt;忽然と出現したのはイスラエルだった。
&gt;#right{灰流 『Forest』}
かの有名な第一次世界大戦におけるイギリスの三枚舌外交のこと。
-トルコへの反乱と引き替えに，アラブの独立を認める内容の書簡をメッカの太守フセインと交換。(「フセイン・マクマホン書簡」)
-英国外相バルフォア卿がロスチャイルドにパレスチナにおけるユダヤ人国家建設の承認を約束。（「バルフォア宣言」）．
-中東を英仏露で分割し、エルサレムを共同管理下に置くことをフランスと協定。(「サイクス・ピコ協定」)
これがこじれて妥協案としてイスラエルが建国されたが、それでおさまるわけもなく、イギリスはばっくれて、戦乱は今なお続く。


**「カレー」
***ラピュタでカレー
&gt;「ラピュタでカレーを食う」
&gt;マイペースを貫く態度のこと。
&gt;多くは否定的な意味合いで用いられる。
&gt;類語「病院でカレーを食う」
&gt;#right(){Forest}
出典は、遊演体ネットゲーム「那由他の果てに」のクリエイターの漫画「ネットマン」（と記憶している）。

ネットゲーム（ＰＢＭ）とは、郵便を使って行う読者参加型ゲームである。数千人規模でプレイするＴＲＰＧと思ってもらって構わない。一人一人のプレイヤーは、キャラクターの行動を書き送り、それによってストーリーが作られてゆく。こうしたＴＲＰＧ的なネットゲームを創始したのが、遊演体であり、『Forest』の企画である星空めておを含み、ライアーソフトのメンバーは、主に旧遊演体のメンバーである。

プレイヤーの行う行動の中には、ストーリーを変えうるような素晴らしい行動もあれば、フォローの仕様がないような駄目行動もある。例えば、「帝都を揺るがす謎の怪事件！　その背後には紅マントの死神の噂が！」というストーリーを振られた時、普通の行動は、「事件現場を捜査する」「死神の噂を追う」「囮になって、紅マントをおびき出そうとする」などが考えられる。一方、そういう時に、ストーリーを全部無視して、「俺は病院でカレーを食うぜ！」と言われても、フォローに困る。そんなわけで、何の脈絡もなく「病院でカレーを食う」という行動は、「悪いアクションの例」として漫画に描かれた。
だが、禁止されるとやりたくなるのは世の常、人の常。実際に「病院でカレーを食う！」と行動したプレイヤーは数多く、また、一部のマスター（アクションを読んでストーリーを書く人）が悪ノリした結果、「病院カレーサーガ」ともいうべき、全く新たなストーリーが生まれるに至った。

ことほど左様に、遊演体というのは、エキサイティングな／ダメダメな会社であったのだが、恐ろしいことに、この事件以降「病院でカレーを食う」というアクションは、一種の伝統芸として定着し、遊演体の他作品は愚か、他社のＰＢＭでも散見されたという。

決められたストーリーを消化するばかりでなく、こうしたハプニング、プレイヤーの思いつきさえも取り込んでゆくところは、ネットゲームの大いなる魅力であった。「物語を作ること」というのは、そもそも、作者が一人で頭の中からひねり出すものではなく、語り手と聞き手の対話の中で育まれる有機的なものだ、というのは『Forest』のテーマでもあるだろう。


**共通部分
***ラピュタの動力源
&gt;黛さんは赤い宝石の結晶となっていた。
&gt;宝石は他にもたくさんあり、浮いていた。
&gt;どうやらラピュタの動力源らしい。
&gt;#right{刈谷 『Forest』}
小説ではラピュタは巨大な磁石の力で浮いているが、アニメでは飛行石で浮いている。ここではアニメの方が元ネタ。


***ゾゾ
ゾゾは『クマのプーさん』「クマのプーさん　／　５、コブタが、ゾゾに会うお話」が典拠となっている。
ゾゾは石井桃子訳、原語ではヘファランプ

&gt;ソーマの形が、みるみる変わった。
&gt;　　　ゾゾ！　
&gt;こんな姿だったの！
&gt;#right(){雨森 Forest}
雨森が驚いているのは「ゾウだったから」なのだと思っていたけれども、
おそらく「顔が３つあって腕がないゾウだったから」なのだろう。
『クマのプーさん』の絵本の挿絵に、E.H.シェパード氏が描いているものでは、
コブタの夢にはゾゾがゾウの姿をとって現れてくる。
『Forest』でのゾゾの形は『Forest』の「子豚」が抱いている恐怖の象徴なのだろう。
ソーマに連れて行かれたのも、『クマのプーさん』の流れに沿っているような気がする。

『クマのプーさん』に関連があるのはキャラクターだけではない。
語り部と聞き手の関係である「父親と子ども」の掛け合い
（子どもはクリストファー・ロビン、『Forest』のロビン君の雛形）が描かれている。
それは「灰流と雨森」の関係に反映されて、『Forest』の物語の中心的な構成になっている。

『Forest』におけるゾゾの外見は「エラワン」をモチーフにしていると思われる。
エラワンとは、インド・バラモン神話におけるインドラ神の乗り物で、３３の顔を持つとされるが、像ではふつう３つの顔で表現される。
タイしゃぶの店「[[エラワン新宿店&gt;http://www.erawan-jp.com/shinjuku/index.html]]」のシンボルでもある。新宿中村屋からは目と鼻の先。


***ビーバーさん
[[ナルニア国物語&gt;出典辞典#id_a4f4528d]]「ライオンと魔女」に登場する心優しい親切なビーバーの夫妻。原典でもナルニアに来たペペンシー兄弟を白い魔女からかくまう。
しかし、「Forest」では奥さんは亡くなり旦那さんだけで酒場を開いている。

&gt;物語の中にさえ永遠不変は存在しない。
&gt;#right(){刈谷真季 Forest}


***トラットレア宮殿
「トラットレア」の綴りが「Trattoria」だとしたら、イタリア語で「レストラン」の意味。

[[Ⅰ プロローグ]]によると、刈谷の職場は「伊勢丹のすぐ脇」にあるという。探してみると、『ターボロ・ディ・フィオーリ』がちょうど伊勢丹の脇にあるので、モデルはここだろう。
　
ただし、同じくキャラ紹介には「予約でいっぱいのイタリア料理店」勤務、ともある。
このフレーズがしめす高級イタメシ屋は、日本でただひとつ。落合務シェフの銀座「[[ラ・ベットラ・ダ・オチアイ&gt;http://www.g-chef.com/gensen_r/re022.htm]]」。
新宿御苑には、落合シェフの弟子に暖簾分けされた「ラ・ベットラ・ペル・トゥッティ」がある。
この店は地下フロアにあるので、頻繁にストーリーに登場する舞台としては、いささか都合が悪いんだろう。
そう考えると刈谷の店は、「ターボロ・ディ・フィオーリ」のロケーション、中身は「ペル・トゥッティ」または「ダ・オチアイ」に相当する、ということか。


***エントロピーの法則
熱力学の第二法則。閉鎖系において熱量は必ず偏った状態から平均化していき、その逆は起こらないという法則。
なぜこれが世界の単純さにつながるのかはよくわからない。


***リーインカーネイション
reincarnation。生まれ変わり。輪廻。
雨森はこれを地獄だとして否定する。


***レイピア
先端が鋭く尖った細身の片手剣。
形から想像されるように、その本分は突き刺すこと。16-17世紀頃に護身・決闘用に用いられた。


***無聊
退屈なこと、心が楽しまないこと。


***喉のアダムのリンゴ
アダムの食べたリンゴが喉に止まって喉仏になり、
イブのリンゴは、胸で止まって乳房となったとも言われている。

英語で喉仏のことをAdam&#039;s appleという。


***盗まれた街
ちなみに『盗まれた街』の作者はジョン・ウィンダムではなくジャック・フィニィ。
原題は「ボディースナッチャーズ」。地方都市に降り立った宇宙生物が、街の人間をコピーして増殖してゆく。巨大な豆の莢に似た物体から現れた隣人たちは、一様に穏やかな顔で、感情を示さなくなる。

ジョン・ウィンダムの侵略テーマＳＦは『呪われた村』。


***滅んだ騎士の再生
ケルトの伝承にある「夜の航海」。

[不明]夜の航海ってユングの用語では？


***東海苑
新宿「[[東海苑&gt;http://www.gnavi.co.jp/tokai-en/]]」

リーピチープの目的地。
このビルのエレベーターが、アスランの住む神の国に続いているのか。……


＊未整理
***プーと風船
蜂蜜を取りにゆく計画で、そういうのがあった。
ディズニーのアトラクション「プーさんのハニーハント」にもなっている。


***ショーウィンドウの少女とコブタ
不明。最後にブタが売り払われる話なんてあったけ？


***ハロッズショップ
紅茶専門店を創始とするイギリスの老舗高級デパート「[[Harrods&gt;http://www.harrods.com/Cultures/en-GB/Home/homepageindex.htm]]」の小規模店舗。
雨森のお気に入りの場所のひとつで、ここで5月にリアルのロビンくんと出会った。
日本国内では新宿三越はもちろん、各地の三越の地下食品街にテナント出店している。
紅茶・ジャム・ショッピングバッグ・ぬいぐるみなどの雑貨を中心に置いてあり、
主に、紅茶とバッグとテディベアが主力商品。
ロビンくんが、Forestプレビューブックで「ハロッズショップの男の子」と称されていたのとハロッズのテディベアと「クマ」氏を繋げて考えてみると、少し面白いかもしれない。

クリストファー・ロビン・ミルンの友人であり、プーさんのモデルとなった熊のぬいぐるみは、まさにハロッズデパートの顔であるテディベア。
しかし、この店舗が入る新宿三越も、2004年秋より大改装される。シンボルのライオン像や、ハロッズ店舗、ティファニーのアトラス像は無事に残されるのだろうか？　伝統あるデパートも、改賊の力には勝てないのだ。

そして、2012年3月に新宿三越は83年の歴史に幕を下ろすことになった。新宿はどこまでも移り変わっていく。


***参考書籍
-[[ナルニア国物語&gt;出典辞典#id_a4f4528d]](C・S・ルイス,1950)　
-[[宝島&gt;出典辞典#id_9bd9c1db]](ロバート・ルイス・スティーブンソン,1883)
-[[くまのプーさん&gt;出典辞典#id_47778ab3]](A・A・ミルン,1926)
-[[ガリヴァー旅行記&gt;出典辞典#id_8567c8f0]](ジョナサン・スウィフト,1726)
-マザーグース



----    </description>
    <dc:date>2011-11-08T19:25:51+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/13.html">
    <title>出典辞典</title>
    <link>http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/13.html</link>
    <description>
      *出典辞典
#contents(fromhere)



＊不思議の国のアリス
[概要]
キャロル・ルイスことチャールズ・ラトウィッジ・ドジスン作。1865年出版……と、ずらずらと説明する必要が無いほど超有名。
もとはといえば、テムズ川のボート下りの途中、すなわちかの名高き「黄金の午後」にドジスン先生がリドル家の[[3人姉妹&gt;出典辞典#3人姉妹]]にせがまれ即興で作り上げたお話。姉妹はこの話をお気に召し、ドジスン先生は「地下の国のアリス」を書き上げ、クリスマスプレゼントにした(なんとドジスン先生自筆の挿絵付き！)。そののち、友人のジョージマクドナルドのすすめで「不思議の国のアリス」をテニエルの挿絵とともに出版。初版2000部を回収させるなどゴタゴタはあったが、新版はその年の内に刷られ、ベストセラーとなるに至る。

Forestとの関わりは、それほど論じる必要もないだろう。黒のアリスを含めて、この作品が元ネタとなっている小道具は山ほど登場するし、アケルが雨森や伽子を相手に物語を作り上げていく様はドジスン先生とリドル家の少女たちを彷彿とさせる。違いと言えば、ドジスン先生はロリコンではないが、アケルはそうでない、というぐらいだろう。

[構成]
+ウサギの穴へ落っこちて “Down the Rabbit-Hole”
+涙のプール “The Pool of Tears”
+コーカス・レースと長いお話 “A Caucus-Race and a Long Tale”
+白ウサギ、小さなビルを送り込む “The Rabbit Sends in a Little Bill”
+芋虫からのアドバイス “Advice from a Caterpillar”
+仔ブタと胡椒 “Pig and Pepper”
+マッドティーパーティー “A Mad Tea-Party”
+女王様のクロケー場 “The Queen&amp;#039;s Croquet-Ground”
+代用海ガメの話 “The Mock Turtle&amp;#039;s story”
+ロブスターのカドリール “The Lobster-Quadrille”
+誰がタルトを盗んだのか？ “Who Stole the Tarts?”
+アリスの証拠 “Alice&amp;#039;s Evidence”

関連：[[Ⅰ プロローグ]]、[[アリス]]
参考：[[プロジェクト杉田玄白「不思議の国のアリス」&gt;http://www.genpaku.org/alice01/alice01j.html]]


＊鏡の国のアリス
[概要]
「不思議の国のアリス」の続編。1871年出版。
ポーンのアリスがクイーンにプロモートするまでを描いた作品。構成もチェスのルールに(忠実にではないが)基づいている。
知られているようで意外と知られてない作品で、映画やアニメのせいで大抵のひとが不思議の国とごったまぜにしている。例えば、女王様と言っても、こっちにでてくるのはチェスの女王様だし、ハンプティダンプティはこっち。まがいウミガメはあっち。ジャバウォックはこっち。
…とまあ、一回読み直して見る方が早いかも。その時には「かつらをかぶったすずめばち」も忘れずに。

[構成]
+鏡の家 &amp;quot;Looking-Glass house &amp;quot;
+生きた花のお庭 &amp;quot;The Garden of Live Flowers &amp;quot;
+鏡の国の昆虫 &amp;quot;Looking-Glass Insects &amp;quot;
+トゥィードルダムとトゥィードルディー &amp;quot;TWEEDLEDUM AND TWEEDLEDEE&amp;quot;
+ウールと水 &amp;quot; Wool and Water &amp;quot;
+ハンプティ・ダンプティ &amp;quot; Humpty Dumpty &amp;quot;
+ライオンとユニコーン &amp;quot;The Lion and the Unicorn&amp;quot;
+「ぼくならではの発明」 &amp;quot;`It&amp;#039;s my own Invention&amp;#039;&amp;quot;
+アリス女王 &amp;quot;Queen Alice&amp;quot;
+ゆさぶる &amp;quot;Shaking&amp;quot;
+目をさます &amp;quot; Waking &amp;quot;
+どっちが夢を見ていたのか？ &amp;quot;Which Dreamed it?&amp;quot;

関連：[[Ⅴ ザ・ゲーム]]
参考：[[プロジェクト杉田玄白「鏡の国のアリス」&gt;http://www.genpaku.org/alice02/alice02j.html]]


＊ナルニア国物語
[概要]
C・S・ルイス作。並行世界のナルニア国を舞台としてイギリスの少年少女が冒険する物語。
C・S・ルイスが敬虔なキリスト教徒だけあって、ベースはキリスト教。アスランはそのままキリストで、石包丁はロンギヌスの槍、といったように、話の流れも聖書に沿っている。そのせいで少し宗教臭いのがたまにきずだが、それを補って余りある魔力がこの物語には満ちている。リーピチープ好きなら読んで損はない。

[既刊リスト]
-「ライオンと魔女」 The Lion, the Witch and the Wardrobe
-「カスピアン王子のつのぶえ」 Prince Caspian
-「朝びらき丸 東の海へ」 The Voyage of the Dawn Treader
-「銀のいす」 The Silver Chair
-「馬と少年」 The Horse and His Boy
-「魔術師のおい」 The Magician&amp;#039;s Nephew
-「さいごの戦い」 The Last Battle 
j
関連:[[Ⅰ プロローグ]]、[[Ⅴ ザ・ゲーム]]


＊ゲド戦記
[概要]
アーシュラ・K・ル＝グウィン作。アースシーを舞台とした魔法使いゲドの物語。
「ナルニア」のような子供向けの明るい童話というよりは、どちらかといえば暗い物語で、話の重心は外世界の輝かしさではなく、それぞれのキャラクターの内世界に潜む暗闇に置かれている。ゲド戦記が単なる「童話」に終わらず、ファンタジーとして人々の心に訴えかける魅力を持っているのは、この視点の深さのせいだろう。
この作品に通底する「内心の問題は自分で内的に解決するしかない」という精神はForestに通じるものがあり、この作品がForestに世界観の面で大きな影響を与えている理由もうなずける。特に、はじまりの物語の真の名前のくだりは灰流がそのまま借用したものだろう。

ちなみに、ゲド戦記の訳者は清水眞砂子さんで、この人は随筆家としても有名。ゲド戦記の訳者にふさわしく、孤独であることの意味や、人間社会に対する冷めたものの見かたを滑らかな筆致で描く人なので、ゲド戦記が好きな人にはおすすめ。

[既刊リスト]
-「影との戦い」A Wizard of Earthsea（1968年）
-「こわれた腕環」The Tombs of Atuan（1971年）
-「さいはての島へ」The Farthest Shore（1972年）
-「帰還 -ゲド戦記最後の書-」Tehanu, The Last Book of Earthsea（1990年）
-「アースシーの風」The Other Wind（2001年）
-「ゲド戦記外伝」Tales from Earthsea（2001年）

関連：[[はじまりの物語・Ⅰ]]


＊指輪物語
[概要]
J・R・R・トールキン作。1954年から1955年に三巻で出版。舞台となるのは人間やホビット、エルフ、ドワーフ、トロル、オークなどが住む中つ国（Middle-earth）。ファンタジーという分野の中で、原点と呼べるのがこの本だ。ファンタジー好きだと公言してる奴で、まだこれを読んでいないと言うのならばモグリだと判断しても構わない。
もう50年も昔の本だが、あと50年,60年経とうと、必ず読まれていると断言できる数少ない本の一つである。

[既刊リスト]
-「影の帰還」 The Return of the Shadow
-「指輪の仲間」 The Fellowship of the Ring
-「アイゼンガルドの反逆」 The Treason of Isengard
-「モルドールへの旅」 The Journey to Mordor
-「指輪戦争」 The War of the Ring
-「王の帰還」 The Return of the King

関連：[[Ⅱ 風に乗ってきた招き]]、[[Ⅴ ザ・ゲーム]]


＊ピーターパン
[概要]
ジェームス・マシュー・バリー作。
ピーターパンの初登場は、ジェームズ・マシュー・バリの「小さな白い鳥」という小説。そこから戯曲「ピーターパン」と、小説「ケンジントン公園のピーターパン」が生まれる。後に、長編として、「ピーターパンとウェンディ」が書かれる（今日、普通に「ピーターパン」と言われるものはコレ）。
世間ではディズニー版のピーターパンの方が有名か。ただし良くも悪くも原作とは別物。あの独特の毒が抜かれてしまっている。(雨森は「改悪」と言うだろう)

[補足]
新潮文庫の「ピーター・パン」が、「ケンジントン公園のピーターパン」。岩波少年文庫の「ピーター・パン」は、「ピーターパンとウェンディ」なので、混乱無きよう。

[既刊リスト]
-「小さな白い鳥」(1902年)
-「ピーター・パン 大人になりたがらない少年」(1904年)
-「ケンジントン公園のピーター・パン」(1906年)
-「ピーター・パンとウェンディ」(1911年)

関連：[[Ⅲ 新宿漂流]] 
参考：[[katokt訳 ケンジントン公園のピーターパン&gt;http://www.aozora.gr.jp/cards/000912/card4673.html]]
　　　　[[katokt訳 ピーターパンとウェンディ&gt;http://hw001.gate01.com/katokt/peter001.htm]]


＊キャッツ 
[概要]
原作である詩はT・S・エリオット作。1939年出版。のちにミュージカル化され、1981年に初公演。詩集は15篇から成り、ほぼ一匹一篇のペースでそれぞれの猫達の生き様を詠みあげている。ミュージカルはそれにストーリーとキャラを追加・変更し、音楽をつけたもの。
Forestはミュージカルの方を元ネタとしているので、ミュージカル版のストーリーを踏まえていたり、グリザベラというミュージカルオリジナルのキャラが登場してたりする。
というか、リドルの元ネタが雨森の本棚なら、なぜ出典がミュージカルの方なのだろうか？

[補足]
日本におけるミュージカル『キャッツ』は、西新宿の仮設劇場にて初演されたという縁がある。新宿での公演は1983～84年と86～87年。年代的に雨森は難しそうだが、灰流であれば、真っ黒な布地にふたつの猫の瞳が輝くキャッツテントでの観劇の機会があってもおかしくはない。

[ネコ一覧]
-ガンビーキャットおばさん(The Old Gambie Cat) 
-グロウルタイガー(Growl tiger) 
-ラムタムタガー(Rum Tum Tugger) 
-マンゴジェリー(Mungojerrie) 
-ランペルティーザー(Rumpelteazer) 
-デュートロノミー爺さん(Old Deuteronomy) 
-ランパスキャット(Rumpuscat) 
-ミスターミストフェリーズ(Mr.Mistoffelees) 
-マキャヴィティ(Macavity) 
-ガス(Gus) 
-バストファー・ジョーンズ(Bustopher Jones) 
-スキンブルシャンクス(Skimbleshanks)

関連：[[中央公園]] [[Ⅴ ザ・ゲーム]]



＊ピーターラビット
[概要]
ビアトリクス・ポター作・絵。1901年私家版、1902年ウォーン社版刊。
野ウサギの子供「ピーターラビット」を中心とした動物達の、イギリス湖水地方が舞台の絵本シリーズ。青色のコートを着ているウサギの絵は一度は見たことがあろう。一度も見たことがないという人は最寄りの本屋の童話コーナーか、三菱UFJ信託銀行の支店に行けばよい。

[既刊リスト]
-「ピーターラビットのおはなし」 The Tale of Peter Rabbit (1902年)
-「ベンジャミンバニーのおはなし 」 The Tale of Benjamin Bunny (1904年)
-「ティギーおばさんのおはなし 」 The Tale of Mrs. Tiggy-Winkle (1905年)
-「『ジンジャーとピクルズや』のおはなし」 The Tale of Ginger and Pickles (1909年)
-「フロプシーのこどもたち」 The Tale of the Flopsy Bunnies (1909年)
-「キツネどんのおはなし」 The Tale of Mr. Tod (1912年)

関連：[[Ⅴ ザ・ゲーム]]


＊ウォーターシップダウンのうさぎたち
[概要]
リチャード・アダムス著。1972年出版。
ヘイズル率いるウサギ達が故郷のサンドルフォードを離れ、ウォーターシップダウンにたどり着くまでの冒険話。
ピーターラビットとはまた異なる種の物語で、ガスで仲間が虐殺されたり、別の群の策謀で仲間が死にかけたりと、良く言えばリアルで、悪く言えば少しえげつない。しかしそれもまた魅力のひとつで、マイナーだがコアな人気を持つ物語である。

関連：[[Ⅴ ザ・ゲーム]]
参考：[[Wikipedia&gt;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%95%E3%81%8E%E3%81%9F%E3%81%A1]]、[[NHK「ウォーターシップダウンのうさぎたち」&gt;http://web.archive.org/web/20051028080055/www3.nhk.or.jp/anime/watership/]]

＊宝島
[概要]
ロバート・ルイス・スティーブンソン著。1883年出版。
ベンボー亭に泊まっていた海賊の元に元仲間が来襲。ベンボー亭を切盛りしていたジム・ホーキンズはたまたま海賊の地図を手に入れ、医者のリヴジー先生と地主のトリローニ、そして片足のバーベキューやスモレット船長などの船員とともに宝探しに出かける。というお話。
この作品の魅力は、細々と解説するよりも、『宝島』の前文を引用しておいたほうがよいだろう。

&gt;読もうかどうか迷っている人へ 
&gt;
&gt;もし船乗りが歌うように語れば
&gt;嵐に冒険、暑さに寒さ
&gt;
&gt;帆船、島々、孤島への置き去り人
&gt;そして海賊、埋蔵金
&gt;全ての古いロマンスが
&gt;昔そのままに再び語られれば、
&gt;昔の私をかくも喜ばせたように
&gt;今の若者たちだって喜ぶだろう。
&gt;
&gt;まあいい、とにかく飛びつけ！　とはいえ、
&gt;もし教養ある若者が歴史を知りたい気持ちを失って、
&gt;もうキングストンやバレンタインの勇者、
&gt;森と湖のクーパーを望まないなら、
&gt;まあそれもいいだろう！
&gt;それなら私や私の海賊たちは、
&gt;あの作者や登場人物が眠る
&gt;墓場を分かち合うこととしよう。
&gt;#right{kakoto訳『宝島』前文より}

関連：[[Ⅶ たからもの]]
参考：[[プロジェクト杉田玄白「宝島」&gt;http://web.archive.org/web/20090301161428/http://hw001.gate01.com/katokt/tresure.htm]]


＊床下のこびとたち
[概要]
メアリノートン作。1952年に出版されたのをはじめとして、全部で6作が発表されている。
話はアリエッティ・ホミリー・ポッドの一家を中心に展開され、一作目では三人のソフィーおばさんの家での生活の様子とそこから離れることになった顛末が描かれる。二作目ではその家を出て野に入った一家の冒険がかかれ、三作目では三人が新たな生活の地を求めて再び冒険に乗り出す様子がかかれる。楽しいお話ながらも、人間に対する苦い視点が全体を貫いていて、なお読まれていく価値のある作品であろう。

なお、最近、どこぞの映画会社がこの作品を映画化したのを機に、大幅に増刷されたもよう。

関連：[[回想・Ⅳ ガーデン]]、[[Ⅴ ザ・ゲーム]]


＊蝿の王
[概要]
ウィリアム・ゴールディング作。1954年出版、つまり、かの漂流物時代からおよそ100年後の作品。
未来の世界大戦に疎開途中の子供をのせたイギリスの飛行機が無人島に墜落して、生き残った子供達だけで脱出を模索するという冒険小説。
とまあ、いわゆる漂流記物の話の筋だけはなぞってるが、内容はまったく逆。他の子供を拷問するのは当り前。果ては仲間をリンチして殺したりするなど、徹底してブラックで、所々やりすぎてて逆に笑いを誘うほど（特にラストはひどい）。実にゴールディングっぽい作品といえる。
ちなみに蝿の王とは悪魔ベルゼブルのこと。

関連：[[Ⅲ 新宿漂流]]


＊ガリヴァー旅行記
[概要]
ジョナサン・スウィフト作。1726年初版出版。1735年完全版出版。
何の間違いか、子供向けのお話としても人気があった作品で、ディズニーも映画化している。(もちろんディズニーテイストで)
本編は批判・風刺・皮肉、そして壮大な内輪ネタの嵐。巨大ネズミや不死人からはては交霊術まで出てきて、もはやなんでもあり状態。しかも何の暗喩かは知らないが、トイレ関係の話が何度も何度も出てくる。
この作品の政治性が同時代の人にはウケたらしいが、現代人にはあまり通じないと思われる。子供のころ絵本で親しんだ人は軽いカルチャーショックを受けるかもしれない。

[構成]
+はしがき
+リリッパット国
+プロブディンナグ国
+ラピュータ、バルニバービ、ラグナグ、グラブダブドリップ、日本
+フウイヌム国
+ガリヴァー船長より従兄シンプソンへ宛てた手紙
+出版社より読者へ

関連：[[Ⅵ 傘びらき丸航海記]]
参考：[[青空文庫『ガリバー旅行記』&gt;http://www.aozora.gr.jp/cards/000912/card4673.html]]

*くまのプーさん
[概要]
A・A・ミルン作。E・H・シェパード画。1926年1作目出版。日本語版の訳者は石井桃子さん。
あらすじ、というか個々のお話は知られてる通り。対照的にそのラストはあまり知られていないが、実に深く、感動的。このラストのためだけにでも読む価値は十分にあろう。有名な話だが、各々のキャラクターは基本的にモデルがあり、ロビン君はミルンの息子のクリストファー・ロビン、各々のキャラクターはそのぬいぐるみがモデルである。例外はオウルとラビットで、彼らにはぬいぐるみがない。ラビット(とカンガとルー)は森には出てこないようだ。
この項目ではディズニー関係には立ち入らないことにする。雨森の言うとおりアレは別物だし、それにまつわるゴダゴダはそれだけで一冊の本が書けてしまう。

[既刊リスト]
-「クマのプーさん」Winnie-the-Pooh (1926年)
-「プー横丁に立った家」 The House at Pooh Corner (1928年)

関連：[[Ⅴ ザ・ゲーム]]、[[Ⅵ 傘びらき丸航海記]]

----

&amp;anchor(3人姉妹){1:}ロリーナ・シャーロット・リデル（Lorina Charlotte Liddell,13才)、アリス・プレザンス・リデル（Alice Pleasance Liddell(en),10才)、イーディス・メアリ・リデル（Edith Mary Liddell - 8歳）の三人のこと


----    </description>
    <dc:date>2011-08-02T12:48:03+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/40.html">
    <title>Ⅶ たからもの</title>
    <link>http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/40.html</link>
    <description>
      *Ⅶ たからもの
#contents(fromhere)



＊亡者の箱まで　もがき上るは１５匹／いっちょうグイッと　ヨー。ホホー！ 
&gt;Fifteen men on a dead man’s chest
&gt;Yo ho ho and a bottle of rum
&gt;
&gt;Drink and the devil be done for the rest
&gt;Yo ho ho and a bottle of rum
&gt;#right(){『宝島』}
他の連中は酒と悪魔が片付けた。ヨー。ホホー！もいっちょグイッと！

「[[宝島&gt;出典辞典#id_9bd9c1db]]」に登場する海賊の歌「樽を転がせ」。
「亡者の箱(dead man&#039;s chest)」のモデルは西インド諸島かブエルトリコの南方にある島と言われている。前者は小さい島で、水もなけりゃ木もないので居住は不可能。後者は一応木も生物もいるが、何も無しで生きていくのはつらいだろう。スティーブンソン自身はCharles Kingsleyの『At Last: A Christmas in the West Indies』から着想を得たみたい。


＊ジム・ホーキンズ 
「[[宝島&gt;出典辞典#id_9bd9c1db]]」に登場する主人公の少年。


＊ノンセンス 
[[→Ⅴ ザ・ゲーム:ノンセンスの絵本&gt;Ⅴ ザ・ゲーム#id_6f2f0eda]]


＊リドルの終わり
アケルが終わりはまだ先だと言ったのは、まだ10月だからだろう。
はじまりの物語・Ⅰ(1/1-1/7)を起点として、リドルが1年続くと考えれば、あと2ヶ月あることになる。


＊黒丸 
「[[宝島&gt;出典辞典#id_9bd9c1db]]」における、海賊の「死の宣告」。
詳しくは[[ギフト一覧:黒丸&gt;ギフト一覧#id_7bd1a845]]参照。


＊本物
&gt;「あたし、本物よ！」 
&gt;
&gt;「それが本物の涙だと
&gt;　思ってるわけじゃないだろうね？」
&gt;#right(){伽子と都知事 『Forest』}
自分は森に創られたキャラクターなどではない、リアルな存在である、とうったえる伽子の慟哭は、はからずも『[[鏡の国のアリス&gt;出典辞典#id_82d2f8b9]]』のセリフと一致し、都知事けーこの応じるトウィードルダムとトウィードルディのセリフの引用を許してしまう。森の掌で踊らされていることを、証明してしまったわけだ。
この章では、『[[不思議の国のアリス&gt;出典辞典#id_91f48df0]]』終盤の裁判劇を思わせながらも、実際には『鏡の国のアリス』で忘却の“森”に迷い込み、名前を失ってしまうアリス、というのが隠されたモチーフ。



＊可能無限、実無限 
元々はアリストテレスによる無限の分類。

-可能無限 (potential infinity) 
「完結しない」無限。アリストテレス以来の伝統的概念で、直感的に無限といえば概ね可能無限を指す。書架から本を取り出しつづけても常に次の一冊があり、その数は確定されない。

-実無限 (real infinity) 
確定的な無限。アリストテレスは否定したが、集合論で復活した。このとき書架の本は全部でアレフゼロ冊と定義される。

&gt;もし永遠が存在するなら！
&gt;無限も認めなければならないんだ！
&gt;それは終わりを意味するんだ！
&gt;
&gt;ゲーデルなんか地獄に堕ちたわ！　無限は実在するのよ！
&gt;#right(){灰流と雨森『Forest』}
「すべての物語が含まれる世界」は実無限の立場を取らなければありえない。「無限の物語ぜんぶ」という扱いにはそれが必要だ。有限でこそないが、終わりの実在も同時に定義されていることになる。
ただ灰流はどちらの無限も信じないように見えるので、正直なところこじつけだ。

ゲーデルの名が出てくることについても無理やり小説に元ネタを探すと――CANNON BALLを前例と考えるなら――ルーディ・ラッカー 『ホワイトライト』 がある。SF作家かつアメリカ人なので今回の縛りにはそぐわないが。
c.f: Rudy Rucker fan site より ヒルベルト空間便り

黛生存の場合「古典的な数学観で記述できる実無限肯定派の世界観、といったところ？ 古いなぁ」
と切り捨てられます。ただ、実のところ現代数学には両者が混在していて、「古典的」が何を指すのかよくわかりませんが、別に古かったりはせず、むしろ実無限の概念を一切導入していない数学観こそが古典的だといえるでしょう。要するに黛に異議あり。そして黛は作中唯一の理系頭脳。
『ホワイトライト』はやっぱり違うかも_|￣|○|||


上記解説への異論。
黛のセリフに排中律の単語が現れることから、「灰流と雨森」の対立を、まず「数理論理学（古典論理）と、それらを内包可能な数学的直観主義」になぞらえて、ひいては「近代文学とポストモダン文学」に置き換えた文脈として語っているとすると、より簡潔に捉えられるのではないかと思うがどうだろう。この場面での雨森自身は直観主義に届いてはいないが、灰流の絶望し硬直してしまった思考に比べると、無謀ながらも発展成長する萌芽を秘めているとは言えないだろうか。直後の場面の「古いわね」「あたし、まだ新鮮かな――」という雨森のつぶやきにもつながってくる。

補記。
古典的な数学観ということで言えば、雨森のように素朴な無限の概念をそのまま導入すると、体系に矛盾が生じることが分かっている（自己言及のパラドックスの一種である「ラッセルのパラドックス」はその一例。この矛盾はゲーデルの有名な定理にも通じる）。いまいち意味がはっきりしないが、黛が「古い」と切って捨てた意図はそこにあるのではないか。

＊無限の書架から引き出す未知の本 
&gt;きわめて低い手すりで囲まれた、不定数の、おそらく無限数の六角形の回廊で成り立っている。
&gt;どの六角形からも、それこそ際限なく、上の階と下の階が眺められる。
&gt;(中略)
&gt;五つの書棚が六角の各壁に振りあてられ、書棚のひとつひとつに同じ体裁の32冊の本がおさまっている。
&gt;#right(){鼓直訳 ボルヘス『バベルの図書館』}
直接言及はされてないが、ボルヘス「バベルの図書館」のイメージに近い。


＊確率論の申し子 
&gt;あたしは確率論の申し子なんだって。
&gt;よく知らないけどね。
&gt;#right(){チェシャ猫『Forest』}
ここで言われてるのは、量子跳躍の概念と思われる。
量子力学においては、粒子の位置は、確固として決まったものではなく、ぼんやりとした確率の広がりで現される。また、その確率の広がりは観測によって収束する。
それによって、一個の粒子が、壁の向こう側に転移したりすることがある。チェシャ猫が消えて現れるのも同じこと、というわけだ。
//「量子跳躍」→「量子ゆらぎ」では。下のシュレディンガーの項も同じく。


＊王様の狩りの馬 
&gt;飛んでるんじゃない。走ってる。
&gt;まるで王様の狩りの馬みたいだ。
&gt;
&gt;そいつは幽霊だろう。
&gt;あいつらは生きている。
&gt;#right(){チェシャ猫と灰流 『Forest』}
二人が言っているのは、「ワイルドハント」の伝承と思われる。
嵐の夜、幽霊馬にまたがった王(もしくは神)が狩りのために空を翔るという伝承。


＊シュレディンガーの猫 
&gt;……おまえシュレディンガーって
&gt;もちろん知ってるよな。
&gt;
&gt;そ。だから、ぜーんぜん平気。
&gt;#right(){灰流とチェシャ猫 『Forest』}
量子力学上の思考実験。
猫を箱に閉じ込め、核分裂をトリガーに毒ガスが発生される装置を作る。箱の遮断が完全なら、外から猫の状態を知ることができない。この時、量子力学的には、猫は「生きてるか死んでるかわからない」のではなく、「生きても死んでもいない、確率的重ね合わせの状態」と解釈される。

作中では、チェシャ猫が、黒丸を食べても死なない言い訳として登場。
観測が状態を決定する、という意味では、さっきの量子跳躍と同じ（といえないこともない）。
この実験以降、量子力学と猫は相性がいい。

おおいなる蛇足かつお約束の[[シュレディンガー音頭のページ&gt;http://schrodinger.haun.org/]]


＊ライオンとユニコーン 
&gt;あんたのライバルは、外で暴れてるぜ。
&gt;休戦協定は結んだのか？
&gt;俗世間の論理かね、賢者よ？
&gt;#right(){灰流とユニコーン『Forest』}

→[[Ⅷ 終末の国のアリス&gt;Ⅷ 終末の国のアリス#id_4c64352b]]


＊ライオンの名前
&gt;「……あなたのお名前を、私、存じ上げているかもしれません。 」
&gt;「君が思っている大きな名前は
&gt;君が親しかった、ちっぽけな勇者にこそ
&gt;ふさわしかったのではないのかね」
&gt;#right(){刈谷とライオン 『Forest』}
「大きな名前」というのはアスランのことだろう。


＊ユニコーン
&gt;さよなら、ユニコーン。 
&gt;いいえ、もう会うことはないでしょう。
&gt;この世でも、この夢でも。
&gt;#right(){伽子 『Forest』}
ユニコーンは処女の前にしか姿を現さないとう伝説からと、この後の伽子の死を暗示しているであろうことと考えていいだろう。
故に「（死ぬから）この世でも、（処女でなくなるから）この夢でも」と。


＊アリス、チェスのナイト、ハンプティダンプティ
&gt;アリスと、チェスのナイトと、それにハンプティ・ダンプティ。 
&gt;なあ、まるで俺たちみたいだな？
&gt;そう思わないか？
&gt;#right(){灰流 『Forest』}
　灰流が伽子に贈った、アンティークのルイス・キャロル公認「アリス」グッズの缶の蓋の絵柄。
登場キャラからして「[[不思議の国&gt;出典辞典#id_91f48df0]]」ではなく「[[鏡の国&gt;出典辞典#id_82d2f8b9]]」出典。
　最初に販売された時にはその中にビスケットが詰まっていたはずの缶に、灰流は適当な少女趣味の小物を詰めて伽子に贈った。
が、蓋を開けた伽子は「おいしそうなクッキー！」と言い、灰流も「そうさ。中身はうまそうだったよ。」と言ったことから、伽子が蓋を開けたときには中身がクッキーに代わっていたものと思われる。森が帰ってきた証拠だろうか？
（下世話な話だが、この台詞は恐らくダブルミーニングだと思われる。森の立場で言えばそこで缶の小物をクッキーに変えてやる理由はない。むしろ灰流がヘタれて逃げる可能性すらある。――さて、仮に、小物は本当は小物のままだったとしたら？「キャロル公認のグッズ缶」に詰まっているものは「美味しそうなお菓子」に決まっている。…つまりこれは灰流なりの「自白」というわけだ）

「アリス＝伽子」：そのまま、「オリジナル」のふたりによって生み出され、物語に巻き込まれた「キャラ」として。
「チェスのナイト＝灰流」：チェスのナイトというのは「鏡の国のアリス」第八章に出てくる白のナイトだと思われる。鏡の国で一番アリスに優しく接して、アリスに詩を歌ったりもしたりするなど、ルイス・キャロルが自身を投影しているという見方の多いキャラで、灰流の「キャラ」に合う。
「ハンプティ･ダンプティ＝雨森」：自分勝手で頭でっかちで解説好きで知ったかぶりで―ーな「キャラ」からか。


＊時計台 
言わずと知れたビッグベン。
→[[九月]]


＊ドコモタワー 
「森」のビッグベンのリアルでの姿。
NTTDoCoMoの所有ビルで正式名称は「NTTドコモ代々木ビル」。
2000年9月完成、地上240メートル、地上50階建て。FOMAの通信基地局の制御拠点。

アマモリがどんだけがんばってたかの[[参考&gt;http://www.itmedia.co.jp/mobile/0309/19/n_yoyogi.html]]までに。
&gt;部屋があるのは下半分、25階まで。26F以上は支柱とケーブルが走る空洞になっている。屋根もなく、「雨が降ったら傘を持参」とのこと。てっぺんの50階まで上るには階段を使う。「570段あります。10分弱でつきますよ」。

更についでに新宿トリビア。
ビル高層部のライティングは、実は「傘が必要かどうか」を示している。オレンジ色だったら「傘の手放せない一日になるでしょう」、白色だったら「傘のいらない一日になるでしょう」という意味。


＊私、死んだわ 
伽子の最期のセリフ。
シェイクスピア「ハムレット」。剣の毒で死に瀕したハムレットが、友人ホレイショーに告げるいまわの言葉、「Horatio,I am dead.（ホレイショー、俺は死んだ）」のパロディ。
ふつう「もうだめだ」とか「最後だ」と訳す。


＊４千人の兵隊でも　あたし、まだ新鮮かな
マザーグース「ハンプティ・ダンプティ」のイメージ 
&gt;Humpty Dumpty sat on a wall
&gt;Humpty Dumpty had a great fall.
&gt;All the king&amp;#039;s horses,
&gt;And all the king&amp;#039;s men,
&gt;Couldn&amp;#039;t put Humpty together again.
&gt;
&gt;ハンプティ・ダンプティ　塀の上
&gt;ハンプティ・ダンプティ　落っこちた
&gt;王様の馬が全部でも
&gt;王様の家来みんなでも
&gt;ハンプティを元には戻せない
&gt;#right(){マザーグース}
「4千人の兵隊」は[[鏡の国のアリス&gt;出典辞典#id_82d2f8b9]]から。
&gt;「四千二百とんで七。それが正確な数じゃ」
&gt;#right(){山形浩生訳『鏡の国のアリス』第七章』}


＊参考書籍
-[[宝島&gt;出典辞典#id_9bd9c1db]](ロバート・ルイス・スティーブンソン,1883)
-[[不思議の国のアリス&gt;出典辞典#id_91f48df0]](ルイス・キャロル,1865)
　

----    </description>
    <dc:date>2011-07-11T01:09:54+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/32.html">
    <title>Ⅲ 新宿漂流</title>
    <link>http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/32.html</link>
    <description>
      *Ⅲ 新宿漂流
#contents(fromhere)



＊リメリック
&gt;その名も高き チェシャア猫
&gt;お好きなものは 女の子
&gt;アリスに ぞっこん
&gt;明日は 結婚
&gt;ドジスン先生「いかん！」と頑固
&gt;#right(){灰流 『Forest』}
1・2・5行目が韻を踏み3.4行目がまた別の韻を踏む形式をとるイギリスの5行詩。
内容は大抵突拍子も無いもので、その名手がエドワード・リア。

ちなみに、このリメリックは、ドジズン先生が、15才の少女と結婚しようとした弟に対して、経済的不安定を理由に反対したというエピソードにちなんでいる…のかもしれない。もしそうなら、詩中の「アリス」はアリス・プレザンス・リデルではなく、弟の婚約相手であるアリス・ジェーン・ドンキンを指していることになる。


＊カラスに食べ物をもらう九月
元ネタは「ケンジントン公園のピーターパン」？
&gt;ピーターの食べ物は、全部公園からソロモンの命令によって鳥たちが運んできました。ピーターは、ミミズや昆虫は食べなかったので（このことも鳥達はバカにしていましたが）、くちばしにパンをくわえて持ってきたのでした。だから大きなパンの耳をもって飛び去って行く鳥に対して「よくばり、よくばり」なんて叫ぶのは、そんなことをするべきじゃないと今はお分かりでしょう。なぜならたぶんその鳥は、パンの耳をピーターパンのところに持って行っているのでしょうから。
&gt;#right(){katokt訳『ケンジントン公園のピーターパン』}


＊ロビンソンクルーソー
ダニエル・デフォー作の冒険小説の主人公。無人島に漂着し、そこで28年間生きる。


＊十五少年漂流記
ジュールヴェルヌ作。ニュージーランドから孤島に漂流した少年達が協力して島を脱出する冒険談。
蝿の王とは違って、子供たちはおおむね協力しあって文明的な生活を送り、ハッピーエンドで終わる。


＊蝿の王
→[[出典辞典：蝿の王&gt;出典辞典#id_d8e2c5c9]]

それにしても、刈谷さんが必死に協力を訴えているときに、この作品の名をあげる灰流は本当にいい性格している。
　

＊5月4日
&gt;5月4日……
&gt;アリスがウサギの穴へ落ちた日。
&gt;不思議の国へ旅立った日。
&gt;#right(){刈谷 『Forest』}
アリスが不思議の国を探検した日が5月4日というのは、作中のアリスの言葉から推測される。また5月4日はリデル家の次女アリス・プレザンス・リデルの誕生日でもある。

&gt;「帽子屋さんならみたことあるし、三月うさぎのほうがおもしろいわよね。それにいまは五月だから、そんなすごくキチガイでないかもしれない――三月ほどには」
&gt;
&gt;アリスはちょっと考えてから言いました。「四日（よっか）」
&gt;「二日（ふつか）もくるってる！」と帽子屋さんはためいきをつきました。
&gt;#right(){山形浩生訳『不思議の国のアリス』6章,7章}


＊ダイナ
&gt;アリスが飼ってた猫は、
&gt;不思議の国へは行かないはずだな？
&gt;鏡の国では、どうだったかな？
&gt;#right(){灰流 『Forest』}
行ったとも行ってないともいえる。「[[鏡の国のアリス&gt;出典辞典#id_82d2f8b9]]」ではこの問題があやふやなまま終わっている。


＊砂の妖精の続編
魔よけ物語のこと。両方とも作者はイーディス・ネズビット。


＊花園神社
新宿5丁目にある神社。祭神は倉稲魂命・日本武尊・受持神。
もともと稲荷神とは穀物に関する神の総称であり、その使いが狐。また誤解からその狐自体が神として祭られることもある。

参考：[[花園神社公式サイト&gt;http://www.hanazono-jinja.or.jp/mt/top/]]


＊紅テント
唐十郎の劇団「状況劇場」が用いた舞台であり、その象徴。
1967年、状況劇場は花園神社内に紅テントを建て、「腰巻お仙 -義理人情いろはにほへと篇」を上演する。これが紅テントの始まり。
ちなみに、1年ほど花園神社での公演を続けたが、クレームを受けて1968年に花園神社から撤退している。しかし、紅テントでの活動自体は新宿中央公園などを中心にその後も続けられた。

となると、中のフリークの正体は？


＊新宿見たけりゃ
&gt;新宿見たけりゃ
&gt;今見ておきゃれ
&gt;じきに 新宿 原になる
&gt;#right(){『Forest』}
状況劇場が用いたキャッチコピーの一部。
オリジナルは
&gt;「お仙」見たけりゃ
&gt;今見ておきゃれ
&gt;母ァ殺して
&gt;銭つくれ
&gt;新宿見たけりゃ
&gt;今見ておきゃれ
&gt;じきに 新宿 原になる
&gt;#right{状況劇場}


＊ハプニング
→[[ギフト一覧:ハプニング&gt;ギフト一覧#id_8698276f]]


＊革命・エトランジェ・竜
元ネタ不明。無理に解釈すれば、元ネタはヨハネの黙示録。ヨハネの黙示録において竜は悪魔、さらに言えば異教徒(エトランジェ)のローマ皇帝を暗示し、彼らは最後の審判を前に地上を破壊し尽くそうとする。
しかし、イギリス縛りから外れてしまう(当時はイギリスもローマ領だけど)。とするとゲド戦記あたりか…？

現実の出来事で良いなら、イラン革命が当てはまりそうな気もするが、新宿ともイギリスとも関係がないのが難点。

＊参考書籍
-ロビンソンクルーソー(ダニエル・デフォー,1719)
-十五少年漂流記(ジュール・ヴェルヌ,1880)
-[[蝿の王&gt;出典辞典#id_d8e2c5c9]](ウィリアム・ゴールディング,1954)
-[[不思議の国のアリス&gt;出典辞典#id_91f48df0]](ルイス・キャロル,1865)
-砂の妖精(イーディス・ネズビット,1902)
-魔よけ物語(イーディス・ネズビット, 1906)

----    </description>
    <dc:date>2011-07-11T00:56:23+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/2.html">
    <title>メニュー</title>
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**更新履歴
#recent(15)    </description>
    <dc:date>2011-07-04T20:02:10+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/33.html">
    <title>Ⅳ 夏至の夜の改賊</title>
    <link>http://www29.atwiki.jp/liar-forest/pages/33.html</link>
    <description>
      *夏至の夜の改賊
#contents(fromhere)


＊夏至の晩
ヨーロッパでは夏至に妖精の魔力が強まって、祝宴が催されるという言い伝えがある。シェークスピアの「真夏の夜の夢」の真夏も本来は夏至を指す。


＊妖精の輪(フェアリーリング)
草原で一夜にして円形に草が枯れたり、明るい緑の輪ができたりする現象のこと。これをイギリスでは妖精が輪になって踊った跡だとして妖精の輪と呼ぶ。ここでの妖精の輪とは新宿住友ビルディング裏の円環状の道路標識。


＊グロリアーナ
出典はエドマンド・スペンサーの「神仙女王」。エリザベス一世がモデルとされる。のちには同名のオペラが作られた。
ここでは「真夏の夜の夢」における妖精王オベロンの妻であるタイターニアと同一視されている。


＊影
&gt;それでは汝に貸してつかわす。
&gt;唯一無二、最上等案内人。
&gt;オベロンその人の、影を！
&gt;#right(){グロリアーナ『Forest』}
「[[ピーターパン&gt;出典辞典#id_c4715c50]]」序盤のエピソードにて、ピーターパンが、うっかり影を置き忘れ、あとでウェンディに縫いつけてもらうシーンがある。


＊ネバーランド
&gt;ついていったらそれっきり
&gt;シャレになんない　イタズラばっかり
&gt;#right(){『Forest』}
海賊も子供達、そして妖精も決して不死身というわけではないし、年をとらないわけでもない。だから死ぬときはあっさりと死ぬ。原作ではピーターパンは勇敢な英雄というより、善悪の区別のつかない身勝手な子供として描かれていて、平気で人が死ぬような遊びに明け暮れている。


＊はじまりからふたつめの星
原作でピーターパンが教えたネバーランドへの道のり。実はこれはピーターパンが適当に思い付いたことを言っただけで、実際にこの指示にしたがってもネバーランドへは行けない。そもそも、ネバーランドへの道筋なんてものはなく、ネバーランドにたどり着くにはネバーランドに見つけてもらうしかないのだ。

＊スタバ
&gt;「見えたわ！
&gt;　スタバね！
&gt;　その先は、朝までまっすぐ！」
&gt;#right(){雨森望『Forest』}
このスタバとは無論、アメリカ・シアトル発祥の喫茶チェーン店「スターバックス・コーヒー」のことである。
さて、数ある[[新宿スタバ&gt;http://web.archive.org/web/20051218003222/]]の、どの店舗が「はじまりからふたつめ」なのか？ 新宿で２番目に開店したという基準なら「新宿サザンテラス店」だが…。


＊100年前の限界
&gt;何言ってんの　ふざけないで
&gt;百年前の限界かしら？
&gt;ママはこの世で一番偉い
&gt;文句があるなら食っちゃうよ！
&gt;#right(){雨森 『Forest』}
戯曲「[[ピーターパン&gt;出典辞典#id_c4715c50]]」の初演は1904年。


＊ピーターパン
→[[ピーターパン&gt;出典辞典#id_c4715c50]]。ピーターパンは生後７日目で「人になることから逃げ出した」存在で、それから決して年をとらなくなった。ただし、その代償として、成熟する機会を永遠に失うことにもなったのだが。
ピーターパンは、誰もが子供のころに経験する「空想の世界」のモチーフである。実際に、原作でもネバーランドの体験は、ウェンディ、ウェンディの娘のジェーン、孫のマーガレットと引き継がれていく。


＊オベロン
妖精王。シェイクスピアの戯曲「真夏の夜の夢」に登場することで有名。
初出は13世紀にフランスで書かれた武勲詩「ユオン・ド・ボルドー」。これが15世紀に「ボルドーのユーオン」として英訳され、「オベロン」は妖精王の名として広く知られることとなる。

「夏至の夜の改賊」ではこの妖精王オベロンとピーターパンが同一視されている。
「ボルドーのユーオン」で、オベロンは三歳の頃に呪いをかけられて成長しなくなった、というエピソードがあるためか。そもそも、ピーターパンのモデルがオベロンである、とする説もある。


＊ティンク
「[[ピーターパン&gt;出典辞典#id_c4715c50]]」に登場する妖精ティンカーベル。鈴のなるような妖精の言葉は、人間には（ピーターパンをのぞいて）理解できない。


＊ウェンディ
「[[ピーターパン&gt;出典辞典#id_c4715c50]]」に登場するヒロイン。
ダーリング家の長女で、正しくは「ウェンディ・モイラ・アンジェラ・ダーリング」という名前。


＊人魚
&gt;あなたは人魚
&gt;いたずら人魚。
&gt;所詮名もない 脇役ね！
&gt;#right(){アマモリ『Forest』}
人魚はピーターパンの友達であり、彼にしか打ち解けない。名前はなくても存在感はある。


＊タイガーリリー
元ネタは「[[ピーターパン&gt;出典辞典#id_c4715c50]]」。ネバーランドに住むインディアン、ピカニニ族の酋長の娘。フック船長につかまるが、ピーターパンに助けられる。


＊ナナ
&gt;さぁナナ、あんたは　出ていくの！
&gt;ネバーランドに　呼ばれなかったわ
&gt;役目を果たせず　子供を守れず
&gt;さみしく鳴いてる　犬っころ！
&gt;#right(){アマモリ『Forest』}
ウィンディーたちの乳母のニューファウンドランド犬。ケンジントン公園で拾われた。少し考え方は古いが、乳母のカガミである。ナナがピーターパンの影を捕まえたことから、ウェンディたちはピーターパンと仲良くなりネバーランドに行くことになる。


＊キャプテンフック
フック船長。ピーターパンの宿敵。右腕をチクタクワニに喰われている。


＊ヨーホー
船乗りたちの囃言葉。海賊歌には大抵入っている。
&gt;死んだやつの衣装箱に１５人
&gt;ヨーホー、ヨーホー、ラム酒を１本！
&gt;#right(){katokt訳『宝島』}


＊ウサギ
&gt;そういやウサギに出くわした
&gt;遅れた遅れた　時計を見ながら言っていた
&gt;#right(){黛 『Forest』}
もちろん[[不思議の国のアリス&gt;出典辞典#id_91f48df0]]に出てくるあのウサギのこと。

黛が（ギフトと関係なく）ティンクの言葉を理解できていることに注目。登場シーンで穴から落ちてきたように、彼女は、ここでは物語の登場人物としてのアリスであり、永遠の少女なのだ。だから妖精の言葉を聞くこともできる。「かつて少女であった」雨森でもなく、「少女の記号」としての黒いアリスでもない。ストーリーの中で「少女」として生きるキャラクターなのだ。


＊君ってちょっぴり似てるかも
&gt;ウェンディは、ティンカーベルが私に会ってうれしがるかしら？　とあんまり期待しないできくと、ピーターは「ティンカーベルってだれ？」と聞くのでした。
&gt;「あら、ピーター」ウェンディはショックをうけました。でもウェンディが説明しても、ピーターは思い出せません。
&gt;「妖精なんてたくさんいるからね、」ピーターは言いました。「たぶん彼女はもういないと思うな」
&gt;#right(){katokt訳『ピーターパン』}
もちろん、黛自身のこと。黛もティンクも決して思いの通じることのない相手を慕っている。
ちなみに、原作ではティンクは愛情の実らぬまま終わりを迎えるが、ピーターパンは死んだ彼女のことをあっさりと忘れてしまう。




＊チクタクワニ
かつて囓ったフック船長の右腕に味をしめ、いつも船長をつけねらうワニ。右手の時計を呑み込んでいるため、いつでもチクタク音を鳴らして現れる。過ぎ去る時間としての死の象徴であり、フック船長の大きなトラウマ。が、時計の音にさえ耳をすませば、死から逃れ続けられることでもある。

チクタクワニ＝時計＝死と同化したフック船長は、すなわち無敵である。

リアルでは、新宿パレットビル屋上にあるシチズン大時計。上下４個ずつのカリヨンが、正時／30分毎にメロディを奏でる。
参考：[[歴史の浪漫街道/孤高の時計塔・異色の時計塔&gt;&gt;http://www.gc-pc.com/fujisawa/page-7-3.html]]
　　　 [[新宿公式WEBサイト 新宿パレットビル&gt;&gt;http://www.shinjuku.or.jp/palette/index.html]]


＊ジェントルマン
&gt;キャプテン・フックの縄張りに転げ込むとは哀れなやつ。
&gt;しかし我輩、ジェントルマンである
&gt;#right(){フック 『Forest』}
フックはパブリックスクール出身のいわゆる名門出。作中では礼儀作法を重んじるあまり「内省」という病に悩まされる「大人の象徴」として描かれている。


＊毒のワイン
&gt;「もし信じてるなら、手をたたいて。ティンクを見殺しにしないで」ピーターはコドモ達に大声でいいました。
&gt;#right(){katokt訳『ピーターパン』}
原作参照。毒入りの薬を飲もうとするピーターパンを止めるため、ティンクは代わりにコップの中身を飲んで死ぬ。そして、子供たちの拍手を受けてもう一度生き返る。


＊参考書籍
-妖精の女王(エドマンド・スペンサー)
-真夏の夜の夢(ウィリアム・シェイクスピア)
-[[ピーターパンとウェンディ&gt;出典辞典#id_c4715c50]](J・M・バリ,1912)
-[[不思議の国のアリス&gt;出典辞典#id_91f48df0]](ルイス・キャロル,1865)

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    <dc:date>2011-05-31T14:57:19+09:00</dc:date>
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