Amnaf (詳細・ネタバレ編)


  • ヒューム♀、6b(赤茶髪)、通常配置無し
  • 不滅隊の隊員。主にRazfahdの護衛と使いを務めている。
  • 同僚のRishfeeと行動を共にすることもある。
  • 不滅隊隊長Raubahnの腹心。


  脇役ながらも、初期からミッションに登場し、更にはクエスト等でも活躍をみせるアミナフ。彼女の立ち回りから不滅隊の仕事、そしてアトルガン皇国での影響が見られる。ここではそんな彼女に重点を置いてミッション・クエスト両方を見てみる。

不滅なる蒼き獅子

アトルガンミッション前のアミナフ
  顔を薄絹で隠し、アトルガン皇室の為に暗躍する不滅隊。アミナフも当然、プレイヤーがアトルガンに到着する前から活躍している。クエストやミッションに登場する事も多い。


RazfahdRishfeeと共にAphmauを迎えるシーンにも登場。


特にある事件が起きるまではRishfeeと共に活動している描写が多い。


「パママ連続殺人事件」事件現場の捜査や、聖皇暗殺騒動の際にも不滅隊の一員として活躍。

アトルガンミッションのアミナフ

  アトルガンミッションにおけるアミナフの主な活動は、Razfahdの命によるものも多く、またそれを忠実に遂行している。主にプレイヤーと関わる部分は、Razfahdからプレイヤーへの指示を伝える役割。


RishfeeAphmauに付き添うように、アミナフはRazfahdの忠実な僕として登場する。


アルザダール海底遺跡群でGhatsad達の護衛も務める。そこで出会った冒険者とのやりとりをRazfahdに伝えるようにGhatsadから言われる。


  聖皇の命によりサラヒム・センチネル社を訪れる。この際「幽霊船調査」を任された身としてAphmauと、その護衛のRishfeeも登場しているが、アミナフは聖皇ナシュメラの命をサラヒム・センチネル社に伝える為に同行している印象が強く、Aphmauよりも先に社を訪れていた。

  またRazfahdの客として海外より訪れたKarababa女史の出迎え等もこなす。現代で言うボディガードと秘書を兼ねたポジションと言える。


  特にミッション中盤までは、Rishfeeの対のような存在で、皇室からの指示をプレイヤーに伝えてサポートする。そして、中盤でRishfeeに起きるある出来事を語る彼女はとても印象的でもある。青魔道士とは本来「人間たる部分」を捨てて魔物を自らの体内に取り込むジョブであり、その影響か感情が欠落しがちなNPCが目立つ中、Rishfee自身もそうであるように、彼女もまた人の心が強く残っている発言をするのである。それは、Rishfeeとは不滅隊に引き取られた幼少時代から一緒に居た、身近な存在だったというのもあるのかもしれない。


  しかしこの出来事を境に、アトルガンミッションは急展開を向かえ、彼女とプレイヤーの関係もまた変わっていく。特記すべきは不滅隊隊長であるRaubahnの登場である。アミナフは彼の腹心でもあり、また主であるRazfahdも最終目的に向かって始動する。この二つの大きな要素で、アミナフとプレイヤーの距離は一気に離されてる。


  そしてついには、プレイヤーとナジャ社長の前に立ちはだかる障害として対峙することになる。



戦闘スペック


アミナフとは三回連続戦うことになり、うち二戦はImperial GearというNM4体と共に登場する。

サークルブレード / セラフブレード / H.バラージ / テールスラップ

【戦闘開始時】 おのれ……フォーメーション・ゲリンジッキ!侵入者を排除せよ!!

【ウェポンスキル】 暗碧海の藻屑となりなさい!
【H.バラージ】 我が血肉に宿りしラミアの力……醒せよ!
【テールスラップ】 我が血肉に宿りしメローの力……現せよ!
【アジュールロー】 総身に棲まう呪われし魔物どもよ……我が血を酒盃にして、汝らの秘法を見せよ!

【1戦目 終了時】……くっ……さすがね……リシュフィーが認めただけのことはある……。

【2戦目 戦闘開始時】 あなたたち、降伏なさい!これ以上、私を怒らせない方がいいわ……。
【2戦目 逃走時】 ふふ……ふふふ……あなたたちは……強すぎる……私も……決断せねば……勝てない……。

そして最終戦、プレイヤー達を強敵とみなし、アミナフは青魔道士としての力を暴走させて、変身してしまう。それはおぞましいソウルフレアという魔物だった(詳細は下記参照)。

【3戦目 戦闘開始時】
被物理ダメージ:呪い / アイススパイク / アスピル / サンダーIV / サンダガIII / スリプルII / ブライン / ブリザガIII / フロスト / ソウルフレア系モンスター特殊技

【戦闘開始時】シュゥゥ……フシュゥゥ……わたし……は……もう…………ここ……いかせ……ない……。

【特殊技使用時】フッシュウ~!
【魔法】シュルルルルゥゥ……。

【撃破時】 シュゥゥゥ……うう……そ……んな……


Soulflayer~魂を剥ぎ食らう者~


  デーモン類ソウルフレア族。過去シリーズを含め、ごく一部では「マインドフレア族」という表記も見受けられる。「flay」とは「剥ぎ取る、奪い取る」等の意。ソウルフレアは「魂喰らい」という意味である。
  青魔道士の設定に『モンスターを喰らう』という表現があり、喰らい続けた結果、取り込んだ『魔』に飲み込まれてしまい【器】としての人のカタチを保つことができなくなった者がソウルフレアと化してしまう。最終戦で全力を出したが為に、アミナフは人として存在を保てなかった。何が彼女をそこまで追い詰め、自我を失い魔物になる領域に踏み込ませてしまったかは、彼女の最後の台詞から読み取れるかもしれない。



不滅なる蒼き獅子の最期


三度、プレイヤーとナジャ社長に倒されたアミナフ。

最後の力を振り絞り青魔法を発動させようとする。

背後からRaubahnの腕がその胸を貫く。

彼女の青い血が腕を滴り、ビシャッと地面に叩き付けられる。

最終更新:2008年10月12日 22:47