0287:掃除屋達の慕情【後編】





スヴェンは微動だにしなかった。いや、できなかった。
目の前の男が放つ威圧感は、スヴェンが今まで出会った誰とも比べ物にならない。今まで出会った誰よりも強い。
おそらく――勝てない。
(支配眼を使って逃げるとしても、体力の消費が大きすぎるし、走りながらじゃ短時間しか持たないだろう。
 せめてトレインが間に合ってくれればいいんだが…)
そこまで考えたところで、ラオウはスヴェンにとって意外な言葉を投げかけてきた。
「この拳王と二度も相対するとは、ウヌは余程運が無いと見える」
「二度?」
スヴェンの記憶の中では初対面である。こちらを動揺させるための策かといぶかしむが、そんな小細工をするようには見えない。
しかしその疑問を言葉にする前に、ロビンの言葉が届いた。
「彼と貴方が会うのは確かに二度目よ。一度目は、貴方の記憶が無い頃。
 その時は勝利マンも一緒だった。貴方よりずっと強かったわ。それでも…勝てなかった」
少しだけ顔を伏せる。瞳によぎった悲しみを、スヴェンは見逃さない。
「紳士さん一人じゃ絶対に勝てない。早く逃げるべきよ」
押し隠そうとしても、ロビンの声から必死さが滲み出ていた。
「勝利マンっていうのは、あんたの仲間か?」
「…ええ、『仲間』だったわ」
「だったら、余計に退くわけにはいかないな」
ロビンが驚いて顔を上げると、そこにあったのはスヴェンの優しげな微笑み。彼女を安心させるための表情。
「女性を悲しませるような奴を、野放しにしてはおけない。
 …下がっていてくれ」
ロビンの持っていたアタッシュ・ウエポン・ケースを手に取ると、スヴェンはラオウの前に対峙する。
「羽虫風情が、この拳王に勝てると思うてか」
「何としてでも勝つさ。レディとレディの心を守るのが、俺のポリシーなもんでね」
その言葉と共にケースを構えると、側面から銃口が飛び出し、銃声が鳴り響く。
それが戦いの始まりだった。



夜が近づく森の中を、二つの人影が走る。
トレインと杏子はようやく見つけた探し人を追っていた。
二人とも疲労し、トレインにいたっては片腕を失っている。当然その走りはロビンとスヴェンに比べて遅く、かなりの距離を引き離されてしまった。
それでも二人はひたすらに走り続ける。今を逃せばもう二度と会えないかもしれない。そんな焦燥感が二人を突き動かしていた。

夜が来ないで欲しいとこんなに強く願うのは、生まれて初めてかもしれない。
杏子は何も考えないようにしていた。ただがむしゃらに、トレインの背中を見ながら走っていた。
次の放送がもうすぐだと夕暮れが告げている。怖くて怖くてたまらなかった。
最初の放送では城之内の名が呼ばれた。二回目の放送では海馬の名が呼ばれた。
だとしたら、次の放送で呼ばれるのは―――。
杏子は何も考えないようにしていた。考えれば、不安に押しつぶされて、動けなくなってしまうから。
ただひたすらトレインの背中を見つめ、杏子は走り続ける。



ケースから放たれた弾丸の雨がラオウを襲う。
ラオウは銃口から軌道を読み、僅かな移動のみでそれを全て避けながら、スヴェンとの距離を一気に縮める。
避けられない距離から繰り出される、全てを砕く拳。
しかしスヴェンは支配眼でスピードを上げ、バックステップでラオウとの距離を広げる。
そんな攻防がさっきから何度も繰り返されていた。
単純だが凄まじいスピードの攻防。
ロビンも援護しようとするものの、その速度のためタイミングが掴めずにいた。
もっとも援護できたところで、ラオウに対しては、殆ど効果が無いだろう。
ラオウは違和感を感じていた。それは数時間前に、ある青年、クロロと戦った時と似た違和感。
この普通では考えられないほどの急加速は興味深い。
結局あの時は謎を明かすことが出来なかったが、今度は見極めてみせよう。そう考え、しばらくは手を抜き戦っていた。
だがやがて、単調な攻防に痺れを切らす。
ただ時間稼ぎをするだけが目的の技なら、拳王には必要無い。ラオウの目的は唯一つ。全てを撃破することのみ。

幾度目か、またしても放たれた拳をかわし、スヴェンは後ろに飛びのく。
「無駄だ、いくら撃ったところで当たらぬわ!」
ラオウも今までと同じく僅かに移動しながら、今度こそスヴェンとの間合いを詰めて行く。
だがそれこそがスヴェンの本当の狙い。
次の瞬間放たれたのは、銃弾ではなく大きな網。鋼鉄で出来た捕縛ネット。

銃弾を当てる気が無かったわけではないが、当たらないだろうという予想もしていた。
これ程の男なら、余計な動きはせず、紙一重で避けるだろう。ならば、余計な動きでもなければ避けられない弾を撃てばいい。
予想の通り、銃弾の分しか移動をしていなかったラオウには、範囲の広い捕縛ネットから避ける余裕はない。

(これで動きを止められ…なっ!?)
スヴェンは自分の考えが甘かったことを思い知らされた。
ラオウは背中のマントを剥ぎ取ると、捕縛ネットに投げつける。それにより捕縛ネットは勢いを殺され、ラオウは易々と捕縛ネットの範囲から抜け出した。
世紀末覇者たるラオウは、こんなもので冷静さを乱されるような男ではないのだ。
スヴェンは舌打ちをし、再び間合いを取ろうと支配眼を発動――しようとして気付く。避けられたネットを受け止め、背後から再びラオウへと投げつけた、木々から生えた無数の腕に。
「ムゥッ!」
そして二本の腕がラオウの視界を覆う。
確かにロビンの力では、ラオウ本人に対しては効果が薄い。だが間接的な援護であれば別だ。視界が開放された時、もはやラオウにネットを避ける術は無かった。
「不覚を取ったわ。だがこれしき…温すぎる!」
まるで布のように、鉄で出来た捕縛ネットは引きちぎられていく。
その隙で十分だった。確実に仕留める一撃を入れるため、スヴェンはケースを構える。
放たれるは水。ただの水ではない。鋼鉄のロボットをも真っ二つにする水圧、ウォーターカッター。いくらあの男でも、この攻撃には耐えられないはずだ。
(こういう残虐なのは女性に見せたくなかったんだが…仕方ない)
スヴェンはウォーターカッターのボタンを押す。研ぎ澄まされ刃と化した水により、拳王を名乗る男は真っ二つになる。

――はずだった。
(……作動しない!?)
スヴェンは知らなかった。アタッシュ・ウエポン・ケースと水が別々に支給されていたことを。そしてその水はヨーコが持っていることを。
スヴェンが我に返り、ラオウにマシンガンを撃つまで、ほんの数秒。だがそれは決定的な数秒。
ラオウはあっという間に網を引きちぎり、今までとは比べ物にならない速さで迫っていた。
慌てて支配眼を使うも、連続使用のため疲弊した体で、圧倒的速度のラオウの攻撃は避けられなかった。出来たのは、とっさにケースを盾にすることのみ。
「紳士さんっ!!」
スヴェンの体が吹き飛ばされる。とっさに受身を取り、地面に叩きつけられることだけは避けられた。起き上がろうとして、胸部から腹部にかけて激痛が走る。
(何本かいったな…くそっ!)
なんとか立ち上がるが、スヴェンはもやは死に体だった。頼りのケースはひしゃげ、こちらも使い物にならない。
スヴェンは笑った。敗北を悟ったからだ。結局彼女の心を守れなかった、自分に対する自嘲だった。
ロビンの前でこいつを倒し、悲しみを減らしたいと思った。だがそれはもう叶わないこと。
スヴェンは声の限り叫んだ。
「ロビン!逃げろ!」
「…紳士さん!」
ロビンは必死でラオウを妨害しようとする。しかし彼女の細腕が何本あったところで、拳王を止めることは叶わない。
もはや勝利を確実なものとしているラオウは、ゆっくりと、しかし確実に、スヴェンに死を与えるために近づいていく。
「心意気のみで、この拳王には勝てぬ」
豪腕が打ち下ろされた。

「「うあああっ!!」」
重なる声。吹き飛ばされたのはスヴェンだけではなかった。
「いってー!」
「トレイン!?」
「よぉスヴェン!間一髪だったな!」
咄嗟にラオウとスヴェンの間に入ったのは、脇から飛び出してきたトレインだった。ウルスラグナを盾にして拳を受けたのだ。
いつものように軽い口調。しかしラオウに視線を移すと、その表情は一転した。怒りと殺気を押し込めた声。
「…なんで、てめぇが生きてやがる」


「泥棒さん!」
「あなたは…!」
駆け寄ってきた少女を見て、ロビンは驚く。まさか追いついてくるとは思わなかった。
「大丈夫? 怪我とかない?」
「…ええ、平気よ」
戸惑い、思わずそう答えた。
(どうしてこの子は私の心配をしているの? 自分の荷物を奪った相手なのに)
息を切らせ、真っ青な顔をした杏子は、ロビンよりよっぽど大丈夫じゃなさそうに見えた。身体は小さく震えている。
怯えた瞳で見つめる先は、山のような体躯の男。
そんな彼女を見て、ロビンの口から言葉が零れ落ちた。
「…ごめんなさいね」
「え?」
「荷物を取り返しに来たのね。
 でもあなたの支給品、壊れちゃったのよ」
千年ロッドの欠片はすぐ近くに落ちていた。鞘と柄を失い剥き出しになった仕込み刃が、もはや闇に覆われかけた世界の中で、一際鈍く輝いていた。
「違います! 私、もう一度泥棒さんと話したかったから…」
ロビンにはわからなかった。どうして彼女が自分と話したがっているのか。どうして自分を、そんなに優しく悲しげな瞳で見るのか。それは誰かの瞳に似ていた。
それに、と杏子は続ける。
「壊れたなら壊れたでいいんです。あんな酷いアイテム、持つのは抵抗があったし」
「…あれがあれば簡単に『仲間』が出来るのに?」
今度は杏子が驚く番だった。眉間に皺を寄せ、怒ったような、泣き出す前のような、そんな表情で。
「そんなの仲間じゃないよ! 道具によって強制的に支配するなんて!
 悲しいよ、そんなの……」
『…悲しい人だね、あなた』
ロビンは思い出した。杏子のあの瞳が誰に似ていたのか。
憐れみでも同情でもない、優しく悲しい瞳。
「あなたも仲間がいるならわかるでしょ?」
「仲間…?」
「あの人なんだよね? あなたの『口先だけじゃない仲間』って」
杏子の視線を追えば、そこにいたのはスヴェンだった。
仲間なんかじゃない。心から信じるなんてことはできない。
でも、自分を命がけで守ろうとしてくれた人。死んで欲しくないと思った人。
何と答えたら良いのかわからなくなって、ロビンは口を噤む。
どうしたのかと、杏子が口を開いたその時―――。

<<――いまだ生を謳歌しているという幸運に恵まれた者たちよ>>


武藤遊戯。
最も聞きたくなかった人物の名が、告げられた。


浦飯幽助。
呼ばれた名に、トレインは歯軋りした。
「てめぇが…幽助を殺したんだな」
疑問ではなく断定。この男が生きていて、幽助は死んだ。答えは決まりきっている。きっともう一人の青年も同じ運命を迎えたのだろう。
「この拳王と拳を交えて死んだのだ。誇りに思うがいい」
「てめぇだけは――殺す!」
押さえていた殺気が溢れ出す。ハンマーと化したウルスラグナを持ち、目の前の男に飛びかかった。
しかし慣れていない武器、しかも片腕だ。ラオウに片腕だけで簡単に受け止められ、投げ飛ばされてしまう。
トレインはバランスを崩しつつも着地した。
(くそっ!せめて両手があれば、電磁銃をこいつに食らわしてやれるのに!
 スヴェンに後ろから支えてもらえば…駄目だ、モーションがバレバレすぎて避けられるに決まってる!
 こいつだけは何が何でも倒さなきゃならないのに、何も手が思いつかねぇ…!!)
迫る拳を防ぎ、また吹き飛ばされる。衝撃で左手が痺れる。無力感がトレインを蝕んでいく。
「うおおおおおっ!!」
それを振り払いたくて、トレインはがむしゃらに飛び掛っていく。
無駄なことはわかりきっていた。勝てないことはわかっていた。けれど認めたくない。
幽助や、あの青年や、こいつに殺された人たちの無念。それを思うと認めたくなかった。死んでも負けたくなかった。
「足掻くのも良かろう。だが、何時までも癇癪に付き合うほど暇ではない」
「ぐあっ!!」
ウルスラグナ越しに強烈な突きを食らい、トレインの身体は成す術もなく飛ばされ、今度こそ地面に激突する。
「トレイン!」
スヴェンが覚束ない足取りで近づく。手を貸しても、トレインは起き上がるのがやっとだった。
(…もう俺達は駄目だな。ロビンは上手く逃げてくれてるといいんだが)
(ちくしょう!こいつだけは、こいつだけは…俺が…!)
絶望に打ちひしがれた二人が、自分達に死を与えんとする大男に目を向ける。

けれどそこに居たのは、あまりにも意外な人物で。
「……杏子っ!?」
この場で最も脆弱な少女が、震えながら、二人をラオウから守ろうと立っていた。


「あなた…何をする気!?」
杏子は剥き出しの刃を手にしていた。千年ロッドの仕込み刃だ。
少女の柔らかな皮膚は簡単に傷つけられ、血が刃を伝い流れ出す。けれどそんなことはどうでも良かった。
「守らなきゃ…トレインくんを、二人を守らなきゃ…!」
「あの人は、無抵抗の女性に手は出さないと言ったわ。
 あなたは大人しくしてれば助かるのよ!あなただって、死にたくはないでしょう!?」
杏子の腕を引く。振り返った瞳は悲しみに満ちていた。
「…怖いよ。死にたくないよ…でも……」
けれど、その奥に確かな意志があることに、ロビンは気付いてしまった。
杏子はロビンの手を振り払う。
「…これ以上、奪われちゃうよりはずっといい!」
杏子は駆け出した。この場で最も強き者の前へと。


「な、に…してんだ! 杏子、早く逃げろ!!」
首を横に振る。その手は震えても、今にも落としそうな刃を握り締め続ける。
「お嬢さん、逃げろ! そいつには絶対敵わない!」
首を横に振る。その足は震えても、今にも崩れそうな身体を支え続ける。
そして震える唇から、精一杯に言葉を紡ぐ。瞳は強く、真っ直ぐに拳王を見据えて。
「…この二人は、殺させない!」
何の力も持たない少女だが、その言葉だけは力強く響いた。
ラオウは動かない。ただ、ラオウもまた少女を見据えていた。
トレインとスヴェンは杏子を守ろうと、前に出ようとして――失敗した。無数に生えた腕が、彼らを転ばせ拘束したからだ。
「これは…!?」
「…ロビンっ!!」
ロビンが杏子の横に立つ。押し潰されそうな恐怖を感じ、額からは汗が流れる。
それでもその瞳はラオウを見据える。歪ではない瞳だった。
「ウヌも我が前に立ち塞がる気か?」
「…気に入らないのよ、私も。これ以上勝手に奪われるのは」
ロビンも杏子も、ラオウの前では等しく無力だ。ラオウが腕を一振りすれば、命はあっけなく消え去るだろう。

見詰め合ったまま沈黙が続く。心臓の音だけが煩く喚く。
おそらく数十秒のことだったが、弱き四人には何時間にも感じられた。


そして―――動いたのはラオウだった。

「この拳王、女を殺す拳は持たぬ」

四人がやっと反応した時には、もはやラオウは悠然と背を向け歩き出していた。
トレインは叫び止めようとしたが、喉が引きつったように声が出ない。唇を噛み締め、ラオウの後姿を見送ることしかできなかった。
やがてラオウの姿が見えなくなる。
まるで糸が切れたように、杏子は崩れ落ちた。
ロビンは杏子を支えようとするが、やはり足に力が入らず、二人揃って地面に倒れ込む。
「杏子!」
「ロビン!」
開放された二人が駆け寄る。
杏子はロビンの腕の中で意識を失っていた。頼りない刃を握り締めたまま。



二人を無視してトレインとスヴェンを殺すことなど、ラオウの力と速さを持ってすれば簡単だった。
それでもあえて殺さなかったのは、あの二人の瞳にあったものが、ラオウを癒した少女のものと似ていたからかもしれなかった。
そして、ユリアのあの瞳に―――。
馬鹿馬鹿しい。ラオウは一蹴した。
たかが羽虫。何匹残ろうと、ラオウには大した問題ではない。死のうが生きようが構わない。
もし次に歯向かってくることがあれば、今度こそ殺せば良いだけの話。

次なる強敵を求め、ラオウは威風堂々と歩いて行く。





【茨城県・袋田の滝下流/放送前後】

【スヴェン・ボルフィード@BLACK CAT】
 [状態]:疲労、肋骨数本を骨折、胸部から腹部にかけて内出血
 [道具]:荷物一式(支給品不明)
 [思考]1:ロビンを守る
     2:イヴ・リンスと合流

【トレイン・ハートネット@BLACK CAT】
 [状態]:疲労、重傷(左腕に内出血、左半身に打撲、右腕肘から先を切断。行動に支障あり)
 [装備]:ウルスラグナ@BLACK CAT(バズーカ砲。残弾1)
 [道具]:荷物一式
 [思考]1:杏子を守る
     2:ラオウを倒す
     3:主催者を倒す

【真崎杏子@遊戯王】
 [状態]精神的疲労、手の平に創傷(応急処置すれば問題ない深さ)
 [装備]千年ロッドの仕込み刃
 [思考]1:気絶

【ニコ・ロビン@ONE PIECE】
 [状態]:精神的疲労
 [道具]:荷物一式(二人分)
 [思考]:1:どうすべきか迷っている
      2:アイテム・食料の収集
      3:死にたくない

【ラオウ@北斗の拳】
 [状態]:胸元を負傷。出血は止まった。大きく傷跡が残る。右腕にダメージ。右手ただれ薬指小指喪失
 [道具]:荷物一式 不明
 [思考]: 1.新たな強者を求めていく
      2.いずれ江田島平八と決着をつける
      3.主催者を含む、すべての存在を打倒する(ケンシロウ優先)

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最終更新:2010年07月13日 20:48