初心者向けに、誘導部分を長くしました。スクリプト作成は初めてで、いろいろと改善すべき点があるかと思いますので、皆さんの改訂をお願いします。

誘導と簡単なイメージ、最後に解除しかしてないので、誘導部と解除部の間に別のスクリプトを挟んでもいいと思います。
布団に仰向けで寝ていることを前提としています。
-----------------------
これから、あなたに簡単な催眠術をかけます。

怖がらなくたって大丈夫。一種の夢のようなものですから。リラックスして聴いてください。いちばん大事なのは、聞こえる声を何も考えずに受け入れること。自然体で、受け入れてください。

それでは、まず深呼吸から。
はい、吸って・(5秒)・吐いて・(5秒)・
吸って・・・吐いて・・・
吸って・・・吐いて・・・
吸って・・・吐いて・・・
吸って・・・吐いて・・・

呼吸を楽にしてください。

そのリラックスした状態で、体の余計な力を抜いていきます。

まず右腕。
右腕に意識を傾けて、右手で拳を作り、ぎゅーっと握ってください。ぎゅー・・・
はい、さっと力を抜いて。
力を抜くと、そのまま右腕がくたーんとなります。指、手、腕、肩まで、重くなって、布団に沈む。右腕を動かせなくなる。動かそうと思わなくなる。

左腕。
同じように意識を傾けて、手で拳を作り、ぎゅーっと握ってください。
はい、さっと力を抜いて。
左腕がくたーんとなる。左腕全部が重くなって、布団に沈んでいく。力が抜けると、左腕も動かなくなります。

次は右足。右足の指をぎゅーっと握って・・・
はい、力を抜いて。
指、足首、ふくらはぎ、もも、足の付け根までがくたーんとなる。足が布団に沈んでいく。右足がとっても重い。右足の力が抜けて、動かなくなります。

左足。
指をぎゅーっと握って・・・
はい、力を抜いて。
左足全部が重い。くたーんとなる。足が布団に沈んで、とっても重くなる。左足の力が抜けて、動かなくなります。

これで、両手足の力が抜けてしまいました。動かそうとしても動かない。動かそうと思わない。右手、右足、左手、左足。どんどん力が溶け出していく。

体の力が抜けたら、次は頭の力を抜きましょう。
今あなたが見ている目線の先を、ずーっと見つめてください。
天井や壁のもっと、もっと遠くを見て・・・ ずーっと、ずっと遠くの方を見通すつもりで、焦点を遠くにやってください。
そうすると、だんだん視界がうっすらぼやけて、頭もぼーっとしてくる。そのぼや~っとした状態が正解です。ぼや~っとした状態で、見つめ続けてください。
だんだん目が閉じてくる。目が重い。まぶたが重い。それでも、目は閉じないで、もう少し開けていてください。
頭がぼーっとして、何も考えられない。何も考えたくない。日頃使っている頭を、今日は休めてあげましょう。
これから3つ数えると、自然に目が閉じる。
3、2、1、・・・0。(10秒くらいかけて)
目が閉じましたね。それと同時に、頭も真っ白になる。この声だけしか聞こえないし、この声以外のことは何もわからない。頭の中はふわふわ。ふわふわして、心地いい。

その心地よさのまま、もう一度深呼吸。
吸って・・・吐いて・・・
息を吸うと、頭がもっと真っ白になる。
吸って・・・吐いて・・・
息を吐くと、体の力がもっと抜ける。
吸って・・・
まるで頭の中が溶けてるみたい。
吐いて・・・
体もぐにゃぐにゃで、溶けちゃってるみたいだね。
吸って・・・頭が溶ける。
吐いて・・・体が溶ける。
吸って・・・溶ける。
吐いて・・・溶けていく。
吸って・・・吐いて・・・
吸って・・・吐いて・・・

はい、これであなたは無事に、催眠状態に入りました。

催眠状態は心地いい。催眠術は心地いい。心地いい・・・心地いい・・・


イメージしてみてください。

あなたの目の前には、とっても長い廊下があります。何処かでみたことがあるような廊下だけど、終わりが見えないほど長い。

この廊下を、ゆっくり進んでいきます。一歩進むたびに、意識がもっと深いところへ入っていきます。でも、20歩降りたら、ちょっとだけ、休憩しましょうね。

最初の一歩。
20 19 18 17 16 15 14 13 12
11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0

休憩しましょう。
これから3つ数えると、勝手に目が開きます。
3,2,1 (パン) 
起きた?でも頭はふわふわだね。とっても心地いい。

3数えると目が閉じます。
3,2,1,はい、目が閉じる。目が閉じると、もっとふわふわになる。

また廊下を進みます。
20 19 18 17 16 15 14 13 12
11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0

また目が開くよ。
3,2,1 (パン) 
頭はふわふわ~心地いいね。

目が閉じます。
3,2,1,目が閉じる。もっとふわふわになる。

廊下をまた進みます。
20 19 18 17 16 15 14 13 12
11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0

3,2,1 (パン) 
目が開いたね。ふわふわする。

3,2,1,目が閉じる。もっとふわふわになる。

20 19 18 17 16 15 14 13 12
11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0

とうとう、廊下の端っこまでたどり着きました。目の前には一枚の扉があります。

この扉は魔法の扉。この扉は、あなたが行ってみたい場所につながっています。想像通りの世界。行ってみたいでしょ?

あなたの行きたい場所をイメージしてください。実在しなくたっていいんですよ。想像した通りの場所にいけます。

もっとよくイメージして・・・

イメージできましたか?イメージできたら、自分で扉を開けてくださいね。思いっきりリラックスして、楽しんできてくださいね。

いってらっしゃい。

(15分くらいブランク)

どうですか?想像通りの場所に行けたでしょ?
残念ですけど、そろそろ帰る時間です。

でも、催眠にかかるだけで、またこの場所に行くことができます。あなたの好きな時に、また来てくださいね。

それでは、催眠を解いていきます。10数え下ろすと、催眠が解けて、いつもの自分に戻ります。

10、9、8、
手の感覚、足の感覚が戻ってくる。

7、6
手足が動かせるようになりました。

5、4
意識がだんだんはっきりしてきます。

3、2
手と足を軽く動かしてみてください。

1
もうあなたの体は、殆ど起きています。私が手を叩くと、目も開きます。
0 (パン)

おはようございます。完全に目が覚めましたね。

またいつでも遊びに来てくださいね。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2012年04月18日 03:18