おかえりなさい お疲れ様でした
今日もゆっくり休めるようにお手伝いさせて頂きますね

体を休める準備はできていますか?
出来ていたらベッドやお布団など
しっかり眠れる場所で横になりましょう
上掛けもきちんとかけて下さいね
お腹とか手足を冷やして風邪ひいちゃいけませんから

体は仰向けになって 手足は軽く開いて力を抜いてください

(10秒ほどおく)

はい ではゆっくり目を閉じましょう

そして 私の言葉を聴いてください
何か思い出したり浮かんだり 音が気になったりするなら
私の言葉を 文字にして 思い浮かべながら聞き流してみてください
聞き流す そうゆったり、ぼんやりと聞き流してみて


目を閉じたらゆっくりと呼吸を意識していきます
息を吸って 息を吐く
自分のペースではじめてみてください

ゆっくり 呼吸する

胸が上下しているのが意識できますね

慣れてきたら 少しずつ 息を吸う量を増やす 深く吸う

慣れてきたら 息を吐く量も 少しずつ 少しずつ 増やしましょう

呼吸が深くなっていくとお腹が上下しているのが意識できますね

すーっ って吸うと 体の中に新鮮な空気が入っていく
新鮮な空気はあなたの中に浸透していく きれいな心地よい空気が入っていきます

はーっ って吐くと 体の中の空気が吐き出されていく
体に貯まっていた 一日の疲れをまとった空気が徐々に、徐々に吐き出されていきます

呼吸するってこんなにも気持ちいいものだったんですね・・・
新鮮な空気があなたの体に巡っていく

両手に巡る(ふた呼吸くらいおく)
両足に巡る(ふた呼吸くらいおく) 
胸に(ひと呼吸くらいおく)   
お腹に(ひと呼吸くらいおく)   
重みを増して巡っていく

ふかーく吸い込んで ふかーく吐いて
新鮮な空気が あなたの体を駆け巡っていく
体の中で一日中頑張っていた場所 脳にも行き渡る
駆け抜け 吹き抜けていく

さあ 流れる空気に乗せて 疲れやイヤなもの体から追い出しちゃいましょう 
私も一緒に追い出すお手伝いします

追い出す イメージ。

せーの ふーっ

せーの ふーーーっ

せーの ふーーーーーっ


だいぶ呼吸も深くなっちゃいましたね
新鮮な空気がすっかり体を洗ってくれたので
自分の楽なペースの呼吸に戻しましょう

(3呼吸くらいおく)

イメージ してください

目の前に広がるのは 草原
さぁぁぁぁっ と 軽い暖かな風が吹いてきます

目の前に見える景色は 青空
わたあめみたいなふわっとした雲がゆったり流れている
ぽかぽか ひなたぼっこしてるみたいに
あなたの体は温かな空気に包まれている

暖かな空気の感覚をくれるのは春の太陽
やさしくあなたを暖めてくれている
そして あなたのまわりに広がる 草の匂い



黄色くて小さい花びらをたくさんつけた 春の花
草原や路地にたくさん咲いている 花
あなたもよく見かけたことありますよね
そう たんぽぽです

あなたはたんぽぽ
一輪のたんぽぽ
黄色い花は咲き終わっていったん閉じたところ

黄色から白へ 
白くてふわふわした
種をつけた綿毛になって
それがまあるく開いていく

ふわっふわの綿帽子のたんぽぽ
ふわふわ そよそよ 風に揺れている

風が吹くたび 種を持った綿毛が次々と旅だっていく
次の花を咲かせるために 飛んでいく

天気もいいし ちょうどいい風で飛んでいけそう
種をしっかり持って あなたも次の花を咲かせるための場所を
探しにいきましょうか



さあ 風に乗って
3 2 1 ふわっ

ちょうどタイミング良く吹いてきた風に乗って
ふわり ふわり と 飛んでいく
咲いていたたんぽぽの茎や周りの草花たちが少しずつ遠くなっていく
空に向かって 飛んでいく

ふわり ふわり
気持ちいい 空の散歩

ふわり ふわり   ふっ
風が止んだみたい
ゆっくりと降りていく感覚

すとん 


なんだか硬い地面の上
土の上よりなんだか暑い
ぶるぶる地面が震えてる

あれ?ここは車の屋根の上です
ここじゃ花になることはできないから
違う場所 探さなくちゃ
種を芽吹けるところにいかなくちゃ

ちょうど車は走り出しました
風に乗ってまた飛びましょう


さあ 風に乗って
3 2 1 ふわっ

ああ 飛べた 良かった

ふわり ふわり 
気持ちいい 空の散歩

ふわり ふわり
たどり着くところは どこだろう?

ふわり ふわり   ふっ
また 風が止みました
ゆっくりと降りていく感覚


ぽふん


今度はほんのり暖かい
ふかふかのじゅうたんみたいな長い毛
でも なんだか動いてるみたい?

あれれ 散歩中の猫の背中に降りちゃった
大変 見つかったら鋭い爪でひっかかれちゃう
急いで 急いで 飛び立って

風にのって
3 2 1 ふわっ

ちょうど塀の上から降りた猫
降りた時の勢いで あなたはひょいっと飛び上がることができました
ほっ よかったね

ふわり ふわり 
空の散歩はあと少し

ふわり ふわり 
目の前に ひろーい草原が見えてきました
ここなら着地できそう 

ふわり ふわり   ふっ
さあ ゆっくり降りていきましょう

(今までの着地より少し多めの間)

すとん 
ようやく辿り着きました




そこは最初にいたときよりも もっとずっと広い草原
まわりにはのびのびと気持ちよさそうに咲いている草花たち

さわさわ さわさわ   まるで歌みたい 
風に揺れた草花たちの音が聞こえている

着地したその場所はふかふかで柔らかい土の上
芽吹くまでゆっくりと眠れそうなあたたかな場所
ここなら安心して、芽吹くまでの間休めそう

綿毛の旅 いかがでした?
      • さああなたも あたたかくてふかふかしたこの場所で休みましょう

(15秒ほどおく)

暖かな心地よいこの場所で あなたはゆっくり眠れます
ふかふかで心地よいこの場所で あなたはゆっくり 眠れます
さわさわと優しい歌が流れて心地よいこの場所で あなたは ゆっくり 眠れます
(↑ここの3行は徐々にゆっくり読む感じで)

このまま眠ってしまっても 
眠りから覚めたときにこの暗示は解けて
あなたはスッキリと目がさめることが出来ます(ゆっくりした中でもしっかりと)

だから今は眠りましょう
たくさん眠ってしっかり栄養を蓄えて 
元気という種を芽吹かせるために眠りましょう
ゆっくり眠って大丈夫
眠っている間は あなたも あなたの種も
私がしっかりと守っていてあげる


それでは おやすみなさい
あなたによい眠り 良い夢が訪れますように





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2013年3月 追記

このスクリプトはフリースクリプトです。
音声化につきまして、イメージが損なわれない程度の改変(方言や一人称の変更)は自由にして頂いてかまいません。
音声化するにあたって、動画サイトの使用(含む二次配布)はご遠慮下さい。アップロードサイト等でのMP3DLなどの形でお願いします。

音声化を希望される方は、作品化についての注意点を当ブログ「凛茶屋」にまとめてありますので、お手数ですがご覧下さい。
(凛)

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最終更新:2013年03月21日 12:25