第13回文学フリマ レポート


 2011年11月3日(木祝)、東京流通センターにて第13回文学フリマが開催されました。
 文フリには一年ぶりの参加となる我ら夜道会、『へんぐえ』シリーズの最新刊『 へんぐえ - 桔梗 - 』を引っさげて参上しました。
 天気は薄曇り。されど、11月の晩秋には似つかわしくない、軽く脇下に汗をかくような気温です。
 そう言えば、同日、神保町の方では、化け大のイベントも開催されるのだとか……。
 いずれ、妖怪イベントには相応しい(というか文フリは別に妖怪イベントというわけではない)、何ともびみょうな空模様です。

 さて、今回の文学フリマは、ざっくり言って前回までと大きく違うところが2点ありました。


【①開催時期が11月】
 近年の冬の文学フリマってのは、大概、12月上旬の開催でした。
 今回の第13回文学フリマの開催は、それより一ヶ月早い11月上旬。
 いやもう、この1ヶ月の差が、なかなかどうして……。
 例年と同じノリでのんびりと編集作業をしていたところ、まぁ当然っちゃ当然なのですが、あっという間に目前に迫る入稿締切日。
 編集部の状況はまさに阿鼻叫喚。焦りのあまり変なテンションになって雄叫びをあげる編集長。泣き叫ぶレイアウト担当者。
 とまぁ、このような修羅場を経て、何とか完成した『へんぐえ - 桔梗 - 』。今回のテーマが「女の妖怪」だからってわけでもないのですが、妙に念のこもった一冊に仕上がりました。
 というか、開催が一ヶ月早まったのは事前に把握していたわけだからさぁ、それに見合ったタイムスケジュールを組んでおけよと、数カ月前の自分に(以下略)


 まぁ、これはこれとして。


【②会場が違う】
 前回までの文学フリマ会場は、蒲田にある大田区産業プラザ。
 こちらは、夜道会が文フリ参加して以来の古巣です。ちょっと歩いたところになか卯があるから昼飯はそこでいいよね的な勝手知ったる具合。
 それが今回からは、平和島にある東京流通センターに会場を移すことになりました。
 主要なアクセス手段は東京モノレールのみ。そして、会場周辺には商業施設があまり無いという、まぁ正直なところ、ちょっと不便な場所ではあります。
 ただし、箱としては極めてでかい!


 こちらは夜道会がブースを構えた2Fの様子です。
 写真に写っているのは、フロアのちょうど半分ってところですね。実際はこれに倍する広さがあります。それも1Fと2Fの両方に。
 夜道会がいただいたスペースはア-06。いわゆる壁配置というやつです。同列のサークルさんは短編小説関係が多かったので、もしかしたら、そうした括りだったのかもしれません。
 それにしても、壁際に荷物を置くスペースがあったのが大変に助かりました。


 ちなみに、ブースの様子はこんな感じ。
 今回も蒼 隼大さんお手製の小妖怪たちに手伝いに来てもらいました(笑)。


 で、ア-06という配置。壁サークルってまるで大手みたいじゃんわーいわーい、壁際に荷物も置けるじゃんわーいわーいと無邪気に喜べる位置かというと、さにあらず。
 例えば、1Fのサークルを見て回る→2Fのサークルを見て回る、というお客さまの動線を考えた際、一番最後に到達する場所なんですよね……(実際、午前中は、1Fに比べ2Fは閑散とした状況でした)。
 今回は、何分サークルが多い上に会場も広く、もしかたら夜道会のブースにたどり着く前に気力が途切れるお客さまも居るんじゃないかと、その点がちょっと心配になりました。


 しかし、事前にTwitter等で、多くの方が『へんぐえ』関係の情報を積極的に呟いてくれたお陰でしょうか。
 最初から『へんぐえ』狙いで当ブースにお越しいただくお客さまも多くいらっしゃいました。
 中には5冊以上もまとめてお買い上げになった方も。おそらく、化け大イベントの方に参加され、文学フリマにはお越しになれないお友達の分も買ってらっしゃったのではないかと思料します。

 また、日本ホラー小説大賞受賞作家の宮ノ川顕先生にもお越しいただきました。ご購入、ありがとうございましたm(_ _)m。

 もちろん、今回の『へんぐえ - 桔梗 - 』に参加いただいた方も、何人か遊びに来てくれました。
 添田健一さん、武田若千さん、Emilyさん、青山藍明さん、佐手英緒さん、白縫いさやさん、よいこぐまさん、葉原あきよさん、楠沢朱泉さん、猫目書房さん、hinataさん。
 お越しいただきありがとうございました。差し入れも沢山頂戴しまして……。

 特にhinataさんからは、とても素敵な贈り物をいただきました。




 hinataさんはご自身のサイトで、妖怪を女性化した色っぽいイラストを多く描かれています。
 そうしたイラストを絵巻としてまとめた大変な労作です!
  ※hinataさんのサイト → h's Art Work  

 この絵巻が、多くのお客さまの視線を釘付けにすることに!
 確実に売り上げアップに繋がったのではないでしょうか。
 hinataさんには、この場を借りて御礼をお申し上げます。 


 そんなこんなで、終了時刻の16:00までの間に、新刊49部 + 既刊4部 の 計53部を売り上げることができました。
 今回は献本を行ったため、参加者による購入分はほとんどありません。
 つまり上記の数字は、純粋な読者による購入であると言っても差し支えないかと思います。
 そう考えたら、この53部という数字は大健闘ではないでしょうか。

  お買い上げいただいたみなさま
  一緒に『へんぐえ』を作ってくれた参加者のみなさま

  本当にありがとうございました。
  次回の『へんぐえ』にもご期待ください。

 なお、今回、売れ残った新刊『へんぐえ - 桔梗 - 』につきましては、架空ストアにて通販予定です。
 通販開始時には、公式サイト等でアナウンスいたしますので、当日、文学フリマにご参加できなかった方は、是非ともご利用ください。



【おまけ】
 文フリ終了後は、有志で打ち上げを行いました。
 場所はJR大森駅近くの某居酒屋。

 何故か妖怪の話はほとんどなく、下ネタで盛り上がってしまいましたとさ。

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