ロードバイク界のカリスマ、エンゾ早川の指導がじかに受けられるという触れ込みで始まった企画。
しかし、これまでも触れてきたとおりエンゾ氏には何の実績も無いのである。
100キロくらいなら独学でもそれなりに練習すれば楽勝なんだけどね。
●エンゾ早川のロードバイク講習●
ロードバイクで50kmは走れるけど100kmを快適に走ることができないあなたへ
「エンゾ早川のセッティングで、あなたも100kmをあそべる技術と知識を身につけ、
体脂肪率15%以下の身体つくりを始めませんか?」
■エンゾ早川氏が一般の方を対象にした日本で唯一のロードバイク講習です。
※ロードバイクの講習が日本でひとつしか無いと誤読させよう、という魂胆が見え見えですね。
■あなたがこの講習で得られるメリット
・あなたの体に合ったセッティングのロードバイクが手に入る!
・一流選手と同じ「ラクダのコブ」のあるフォームが手に入る!
・いつまでもできちゃうダンシングのコツが手に入る!
・100kmをあそべる技術と知識が手に入る!
・体脂肪率15%以下を2倍のスピードで達成できる知恵が手に入る!
・エンゾ早川の本に書けなかったロードバイク業界裏話が聞ける!
※誰でもラクダのコブが手に入る、と謳っていますが実際のプロ選手にも色々なフォームの人物がおり
万人に適用できるものではありません。
エンゾがよく引き合いに出すランス・アームストロングは
骨折の後遺症のせいであのポジションを取っているにすぎません。
ここはMTBプロ選手でありロードバイクの講習も行っている堂城賢氏の言葉を引用したいと思います。
「猫背でやるスポーツって・・・・・・・・・・・・・他にはあまり見当たらないと思います。
姿勢の良い人を猫背に変える必要ってあるんでしょうか?」
エンゾのセッティングだの知識だのについては散々書いてるので割愛。
■必要装備
□心拍計
□ケイデンス計
□ビンディングシューズ
□タイヤ&チューブは軽量で薄いレース用はパンクしますので不可です。
□その他100km走るために必要なウェアー、アクセサリー、予備タイヤなど。
※100キロ走るだけなら心拍計もケイデンス計も必要ありません。参加者に余計な出費を強いるだけです。
いっそのこと無料で貸し出したらどうですか!?
10万円も取るんだから、それくらいはしてくれてもいいですよね。
■受講料
100,000円
宿泊費・・・1泊2日の貸別荘コテージ宿泊で、参加者3名で1棟利用です。
ご希望により、差額5,000円別途で隣接ペンションを1名1室利用可。・
女性の方は個室利用となり別途5,000円現地支払いとなりますのでご了承ください。
お食事・・・初日の夕食(イタリアン)と2日目の朝食(おにぎり)
講習費用
※10万円である。
しかもエントリーフォームには予告なしで値上げすると書かれている。
参考までに書いておくと
◆アメリカの研究者であるアンディー・プルイット博士が監修しているスペシャライズドのBGフィットが2万円。
◆オリンピックや世界選手権へ派遣された実績を持つ岸原氏主宰のKISサイクルアカデミーが
月3回レッスンで6,000円(入会料6000円)。
◆MTBプロライダーの堂城 賢氏が開催する「やまめの学校」の講習費が7千円。
◆エンゾの心の師的存在である森幸春氏の講習は40000円+森氏の交通費/人数
(人数は最高5人までなので、一人あたりの金額は最低8000円。)
ロードバイクの講習なら相場の10倍、セッティングでも4倍の金額である。
この講座がいかに高額かお分かり頂けるだろう。
別に安いところだけ探して紹介しているわけではない。
他にも探せば良心的な値段で講習をしてくれる場所はあるはずだ。
ショップによっては完成車を購入したらポジション出しは無料なんてところもあるくらいである。
※2ちゃんねるで散々高額だと叩かれて弱気になったのか、
それとも高額すぎて実際の参加者が集まらないのか
2010年4月上旬に8万円に値下げされた。
値下げの理由は色々言い訳しているが
以前は「成功事例が集まり次第値上げします」と息巻いていたわけで、矛盾している。
■これまで私は、200万円以上のお金と1年6ヶ月という時間を投資して、
エンゾ早川氏のノウハウを学んできました。
(中略)私にとっては、どんなに少なく見積もっても100万円の価値はあります
※2010年3月後半に削除
※「私は200万円使った、だから10万円は安い」という論法ですが、
やっぱり法外な値段には変わりありません。
幸せな自転車乗りになるのに200万円つぎ込まないといけなかった森本氏はお金の使い方を知らないのでしょう。
大人って、お金もってんのにちゃんとした買いもんできないんだなって思った。・・てか、イラっとした。
※ちなみに200万円以上の内訳として、
ロードバイク(60万円)とウェア・シューズ代、ハートレートモニター、エンゾ本、工具類、
ロッジのガレージ新設費用、Webサイト関係の費用、法人登記費、茅ヶ崎-南伊豆間の往復交通費等
趣味だけとは思えない費用も含まれていると思われる。
※森本氏は2010年のツール・ド・美ヶ原 男子ロードDの部では600人中544位という成績だった。
http://www.mspo.jp/systemway/10utsukushi/index.php
200万円払った結果がこれではコストパフォーマンスが悪すぎである。
■講師エンゾ早川のやることは、あなたのバイクにポジションを出し、
セッティングを行い、あなたのフォームを矯正することです。
決して参加者のバイクやコンポやアクセについて批評したり、
「買い直せ」などとは絶対に言いません、ご安心下さい。
※まるで過去にバイクやコンポやアクセについて批評したり、「買い直せ」と罵倒したことがあるみたいな言い方ですね。
※エンゾは言わないかもしれないが、
主催者にtwitterで「買い替えだよなぁ、かわいそうだけど」と
つぶやかれる可能性は大いにある。
※買い直せとは言われないが、参加条件にエンゾが組み付けたパーツを必ず購入することが明記されている。
■日程
●一日目
30キロ走りこんでフォームチェック
パーツ交換して適性ポジションを出す
食事、自転車乗りの食事とダイエットについての講座
ビデオ指導
●二日目
70キロのコースを走行
ランチと閉講式
■参加不可者
自分のロードバイク、ウェア、パーツ、アクセサリーなど
100km走行に必要な一式を当日までそろえることができない人
直近の過去1か月で一度もロードバイクに乗っていない人
エンゾ早川氏の本を1冊も読んでいない人
■これぐらいだったらあきらめるだろうと言った講師料を
森本さんが「わかりました」と言うんです。 結局断る理由がなくなって受けました(笑)。
※まぁ、高額な講師料を払うのは参加者の方ですからね・・・。
いくらふっかけたところで森本氏は痛くも痒くも無いということです。
これではとても参加者のことを考えているとは言えませんね。
■主催者森本から一言
できる限り参加者の皆様には「すべて「実名掲載OK」でお願い致します。
私もエンゾ早川氏も常日頃からロードバイク業界の売上至上主義を正すため、
並々ならぬ志をもって言動しています、もちろん、平日開催でもあり、
参加するにあたり、いろいろな諸事情はあるかと思いますが、
参加者の皆様とは今後とも「同志」として末長くお付き合いをさせて頂きたいと思っております。
※両氏を見ている限りとても売り上げ至上主義を正すために
行動しているようには見えないのはなぜでしょう。
法外な値段の講習を開くのは売り上げ至上主義とどう違うのですか!?
例によって大層なお題目だけで実体がありません。
それに、エンゾはともかく自転車屋でもジャーナリストでもない唯のロッジ経営者の森本氏が
売り上げ至上主義を正すために活動してもたかが知れてますよね!?
■申し込み欄記入事項
業種・・・例)IT、教育、医療など
お仕事・・・例)ソフト製作、教員、検査技師など
お役職・・・例)経営者、高校教師、管理部長など
お仕事に関して追加コメントご記入下さい。
・・・例)昨年まで○○○に勤めていましたが現在は独立して会社を経営、社員3人、年商1億・・・など。
講習参加にあたっての了解事項
■こちらではお客様の交通事故や身体的トラブルについては
一切の責任を負いかねますので、お客様自身で自転車保険等の
傷害保険に加入されることを強くお薦めいたします。
■こちらでは損害保険は一切かけておりません。
※10万円という法外な講習費を参加者から取っても、
自分が僅かな金額の保険料を支払うのは絶対にイヤなのでしょう。
※自転車屋さんのツーリングイベントなら保険くらい普通に加入しているものだそうです・・・。
■キャンセル料の発生
お申し込み後のお客様の都合によるキャンセル料は以下のとおりです。
(本人や家族の突発的なトラブル、病気、ご不幸も含みます)
・お客様の準備や体調の良くないときは、
講師の判断により、当日でもご遠慮していただく場合がございます。
(その場合のご返金は一切ありません)
・また、当日集合場所・時間に来られない場合も、
お客様都合のキャンセル扱いとなります。
(たとえば、車の渋滞で遅刻する場合もこれに含まれます)
講習催行日の60日前まで、無料
講習催行日の59日前~当日まで、講習料金の100%
をキャンセル料金としてを申し受けます。
■突然の講習中止
実は、現在日程化されている「エンゾ早川のロードバイク講習」が
最後の講習になることが決定いたしました。
理由は、講師エンゾ早川氏のご多忙によりこれ以上南伊豆での出張講習が時間的に無理になったからです。
皆さまのお陰様で、この2年間、すべてのイベントは満員御礼で開催され、今年の予約も既に満席という状況で
事業として存続できるところまで成長してきましたが、主催者としてとても残念です。
しかし、エンゾさんの本業は自転車屋であり、小説家です。
それ以外のことで、私がこれ以上わがままを言うわけにもいきません。
よって、断腸の思いですが、エンゾさんと話し合った上で、
この南伊豆でのエンゾ早川イベントは「これでいったん終わり」にすることを決めました。
エンゾ早川のロードバイク講習のサイトやメルマガは本日をもって消去いたしますが、
また、皆さまと、どこかでお会いすることが出来れば嬉しいです。
※常日頃からロードバイク業界の売上至上主義を正すため、並々ならぬ志をもって言動しています、
と言って、参加者に実名掲載を依頼しておきながら、3年で中止ですか。
そもそも実名掲載依頼がロードバイク業界の売上至上主義を正すためならば、
サイトを消すということは、、ロードバイク業界の売上至上主義を正すことをやめたんですか?
売上至上主義に対するアンチテーゼとして掲載したんでしょうに。
※理由がエンゾが多忙につき、とのことですが、小説家を志してから本は1冊しか出しておらず、
講習をしていた期間に4冊も自転車本を出したり、定期的に朝日カルチャーセンターで講師をする暇は
あるにもかかわらずですか。
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最終更新:2011年02月27日 09:51