■人物編


●エンゾ早川
 言わずと知れた我等が尊師。
 レースでの成績がなかろうが、メカニックとしての実績がなかろうが
 有名選手を育ててなかろうが偉いものは偉いのである。 
 著書には多くの矛盾や嘘、虚飾と間違いが含まれており書籍としての価値は無きに等しいが
 信者はエンゾが書いたということに価値を見出しているようである。

 2010年6月12日に行われた『日本トンデモ本大賞』にて紹介され、
 名実共にトンデモ本作家として認定された。まことに名誉なことである。
 http://hirorin.otaden.jp/e109870.html
 http://www.nicovideo.jp/watch/1309826013

 また、同年に公式レース参加の第一歩としてスーパーヒルクライムin TOYOTIREターンパイクにエントリーした。
 同年代のエイドステーション所属選手は最高で113位と結構健闘していたが、
 自身はDNS(Did Not Start = 棄権)という情けなさである。 
 http://www.super-hc.jp/pdf/road-d.pdf
 ちなみに理由は「痛風が悪化したから。」自転車でどんな病気も治るという持論も
 医学、栄養学に造詣の深いレオナルド・ダ・ヴィンチ以来の万能の天才という肩書きも嘘だったらしい。
 前日はロードバイク講習を開催(雨天のため予定の変更があったものの本当は70km走る予定だった)し、
 レース後の飲み会にもしっかり参加しているので「実は仮病なのでは!?」という噂も流れた程である。


●ランス・アームストロング
 エンゾも認め称える自転車界の偉人。
 …だったのは過去の話。
 今ではドーピングが発覚してツール・ド・フランス7連覇は取り消しに。
 「相手を一目見ただけであらゆることが分かる」エンゾの目でも見抜けなかったらしい

●マルコ・パンターニ
 伝説的ヒルクライマー。
 サッカー選手になるのを諦めて自転車選手になったり、
 機械的に完璧なはずのカンパニョーロでフロント側をWレバーにしてしまうなど
 エンゾの持論とは逆を行く変態。

●森師匠(森 幸春氏)
 日本実業団ロードレースで優秀な成績を残した実力者。
 エンゾ早川の心の師的存在。
 しかし最近はホイール組むのに静岡の別の店まで行かれたり、
 ツール・ド・南伊豆に参加してもらえなかったりで散々である。
 弟子の1/10以下という安い金額でロードバイクの講習を行っているのは秘密だ。
 またバイシクルクラブでのエンゾの記事の大半は、この人の指導内容の書きおこしである。

 2014年4月に膵臓癌のため永眠された。

●今中さん(今中 大介氏)
 近代ツールに出場した初の日本人選手にして現在はインターマックス代表。
 自転車の心拍トレーニングを紹介したりもしている。
 エンゾがインターマックスに電話した際、出たのが縁の始まり。
 部品の情報やセッティングの仕方を電話で教えたり、エンゾの初のバイクラでの記事にも出演している。
 しかしながら、現在、インターマックスはエイドステーションとの取引はない模様。

●千葉さん(千葉洋三氏)
 東京北区でアマンダスポーツという屋号の自転車店を営むフレームビルダー。
 その技術は国内最高峰との評がある、本物の自転車職人。
 クロモリが得意だが、カーボンや木製(!)のフレームもお手の物。
 長所を褒める語り口で人格者。
 誰かさんとはえらい違いである。

●清水さん(清水雅広氏)
 モータサイクルで世界を相手に戦ってきた伝説の人。
 TERAカラーのNSRといえば当事のモータサイクリスト達の憧れでした。
 そんな彼もどこでどう間違えたのか、今では熱心なエンゾ信者として残念な余生を送ってます。
 現在神奈川県から自分の会社の営業許可を取り消され、消息不明。
 通称:マーくん

エンゾ夫人
 エンゾの年上の奥さん。糟糠の妻。
 エンゾいわく"一生涯愛しつづけることのできる異性”のひとりめ。
 エンゾが十七の頃に出会い、交際。エンゾの大学入学とほぼ同時に結婚する。
 プロテニスプレイヤーの夢破れた年下の大男を慰めたり、手料理で2年間に13kg太らせたり、
 留年した夫の生活の面倒をみたり、多額の債務を負った夫を支えたり、
 ようやく減らした借金をその場の勢いで増やされたり、
 ・・・と、エンゾの理解者にしてある意味、被害者。
 なのでエンゾも頭があがらない模様。
 著書での尊大ぶりもなんのその、店の主であるにも関わらず、また接客中であっても、
 呼びつけられてレジ打ちをさせられる始末である。

●森本さん
 南伊豆で地元民にも存在を知られていないロッジを構えるエンゾの自称"弟子"。
 ロードバイク講座やツール・ド・南伊豆を立ち上げて、
 扱いにくい人物であるエンゾの手綱をとる、
 ひとつのロッジで3つの名前と肩書きをを使いまわす
 (コテージ伊豆・弓ヶ浜シーサイドガーデン・ロッジョーネ南伊豆)
 (一本釣り漁師・炭焼き職人・エンゾの弟子)
 町おこしを謳いながら警察に無許可でレースを開催する
 等、流石元セコムのやり手と言わざるを得ない。
 ビッグマウスでがめつく悪質なのはエンゾと同様。
 幸せな自転車乗りになるのに200万円つぎ込まないといけなかった人である。
 5万円のクロスバイクでも幸せになれるという事実を彼に告げるとショック死しかねないので黙っていよう。
 尚、自分のサイトに書いたことで都合の悪いことはすぐ消す癖があるのでweb魚拓は必ずとっておこう。

 2010年のツール・ド・美ヶ原 男子ロードDの部では600人中544位という成績を残した。
 総合順位は2049人中1822番だが、
 facebookの書き込みには「総合成績で上位25%に入った!!」と 
 自分の都合がいいように書いてしまうあたり
 http://www.facebook.com/photo.php?fbid=112498325465423&set=a.101365283245394.720.100001157673333&comments
 彼もまたエンゾ式精神勝利法の実践者であることが伺える。
 エンゾに200万円ブッ込んだ甲斐があったね!おめでとう!
 尤も、同じ金額払えばもっときっちりした
 本物の自転車プロレーサーの指導が受けられると思うけどね!!

 2011年、なんの前触れもなく突然「エンゾが多忙であるため」という理由でロードバイク講座が終了。
 200万円の投資を取り返せないままエンゾと別れてしまったようである。
 その後の2012年には初心者向けサーフィン講習を立ち上げた。
 しかし講師の入賞歴が胡散臭かったり(賞を取ったとされる大会のサイトのどこを探しても名前がない)、
 怪しい法人(一般社団法人伊豆半島地域おこし研究会)を作ったりと相変わらずの様子である。

●諒くん
 「無理なんじゃないすか?」
 「だよねー(笑)」
 という「まちがいだらけ~」のやりとりで有名になってしまった彼だが、
 実は2010年スーパーヒルクライムin TOYOTIREターンパイクRoad-A(男子/中学生~19歳の部)において
 5位/34名中(LAP 49:19.484)という成績を誇る
 エンゾファミリーのエースである。
 師匠が出場すら出来なかったレースでこの成果は凄いね!!

■企業関連・地名編


●GIOS
 GIOSブルーと呼ばれる独特な青が美しい自転車を作成するイタリアのメーカー。
 しかしながら、これに乗るとエンゾ信者と間違われてしまうという諸刃の剣。
 イイメーカーなんだけどね。
※GIOSのHPより転載
GIOSのフレームは美しく、イタリア製でありながらドイツ製のようだと称えられている。
 ん?エンゾ師範といってることが違うぞ?
 しかし最近は台湾GIOSとGIOSトリノに会社が分裂してしまいエンゾからも見放されてしまった模様。

●コガミヤタ
 GIOS分裂後のエンゾの取引先。
 茅ヶ崎の選手と茅ヶ崎の自転車(実質的にはオランダブランドだけど)で
 ツールを走った茅ヶ崎の誇りだったが、
 エンゾが手を出したことことで一部ファンはお葬式ムードになってしまったという。

●ジョブインターナショナル
 海外自転車(GIOS、Basso等)を取り扱う輸入卸業者。
 エイドステーションがリトルバンガード社倒産のあおりで経営危機の際、掛売りで商品を供給したり、
 2004年のエイドステーションの経営危機のとき、自転車雑誌にライターとしてエンゾを売り込む等、
 エンゾにとって大恩ある会社。

●ダッコルディ
 イタリアの自転車工房であり、自社で生産の全工程を行う
 今では希少となった職人気質のメーカー。
 ジオスの分裂、ミヤタのコガミヤタ取り扱い終了後は
 ここのオーダーフレームがエイドストーションの主力商品となったようである。
 (ジオスの低グレードの取り扱いは続けている模様。)
 フルオーダーなのに記入事項を空欄だらけで注文し
 標準と比べて異様に短いステムとやたら後退幅があるシートポストを取り付けられてしまうが、
 これも信者から見ればエンゾの技である。

●BiCYCLE CLUB
 三大自転車雑誌の一つ。通称『バイクラ』
 2005.2月号よりエンゾは記事を書き始める。
 この記事によって、銀行より融資を受けることができ、エイドステーションの経営危機を回避できた。
 また三大誌の一つに定期的に記事を掲載、かつ本を出版していることは、
 エイドステーションに計り知れない営業上の利益をもたらしていることはたしかである。
 ただし店主は、カリスマゆえ、と勘違いしている模様。
 エンゾ・ファミリーもプロの指導を受けるアマチュアとして、何名か出ている。
 (エンゾ自身も初めの頃は下手なアマチュアの例として載っていたが、一年後には指導するポジションに。)

 トンデモ本作家のエンゾを使い続けるのは深刻なライター不足ゆえからだと思われる。
 また、夜間にテールライトもリフレクターもなしでの走行を容認してしまうような
 編集部のモラルの欠如も見受けられる。


●ジャイアンツ
 Giantの自転車に乗っている人。
 エンゾの発言によると
 醜いメーカーの自転車に格好悪く乗る、心の歪んだ人であるらしい。
 大変恐ろしいことにGiantは世界最大の自転車メーカーである。

●トレッカー
 Trekの自転車に乗っている人。
 エンゾの発言によると
 醜いメーカーの自転車に格好悪く乗る、心の歪んだ人であるらしい。
 大変恐ろしいことにランスはここの大株主である。

●ヨーロッパ
 ヨーロッパにも色々な国があるが、
 「ヨーロッパでは・・・・」と十把一絡げで語られる。
 エンゾの中ではどの国も大体一緒であるようだ。
 イギリスとスペインとロシアではそれぞれお国柄がまるで違うが、気にしてはいけない。

●イタリア
 ファッションは最先端をいき、食物は健康的(とエンゾが勝手に思い込んでいる)なエンゾ憧れの地。
 自分は良く知っている、という感じで語ることがあるが
 実際は渡航経験などないものと思われる。
 エンゾによればこの国のクロモリフレームが最高とのことだが、
 著書でもけっして理由を語ろうとしないので聞いてはいけない。
 ましてロクに使用経験が無い事についてツッコミを入れるなど言語道断である。
 また数年間、イタリアのものを飲み食いし、自転車もイタリア車に乗り、
 NHKのイタリア語講座を録画して勉強すればイタリア人になれるらしい。

●台湾 
 世界有数のカーボン加工技術を持つ地域。
 自転車以外でも多くのカーボン製品は台湾製である。
 なんで台湾製はダメなんだろ?

■自転車用語編


●らくだのこぶ
 ランスに代表される背中が盛り上がったフォームのこと。
 エンゾ氏によれば唯一無二最高のフォームらしい。
 でも、ランスにらくだのこぶが顕著に現れるのは、腰椎骨折のせいで深い前傾がとれないからなんだけどね。

 尚、バイシクルクラブ2010年10月号にて「エビフォーム」に改名された。
 ちなみにもう一つのフォームとして今まで否定していたはずの、背中が平らな「カニフォーム」
 どちらにもなれないダメな見本として「ザリガニフォーム」が紹介されている。
 でも、カニフォームってエンゾが散々否定してた「骨盤を倒す乗り方」そのものだよね・・・。

●キンタマリフティング
 ふとももの付け根の内側でキンタマを突き上げる感じのストレッチ。
 鏡の前で真っ裸でやるのが一番いい、らしい。
 決して羞恥プレイではない。

●ハートレートモニター(心拍計)
 エンゾファミリーの必携品。
 これをネタに早稲田の卒業論文を書いた(殆ど外国の論文を邦訳しただけとの説あり)
 エンゾのお気に入りアイテムであり、
 借金をつくったり自転車屋になるフラグを立てたのもこのアイテム。
 余りにも気に入っているためエンゾの店では購入の優先順位がヘルメットより高いくらいである。
 自称「日本におけるハートレートモニター研究の第一人者」だが、公に認められているわけではない。

●フルオーダー
 ・体の各部を採寸して自分にピッタリのサイズの自転車を作る
 ・材質、目的、仕上げが自由に選べる
 以上は一般的なフルオーダー。
 エンゾ氏の脳内においては、フレームを取り寄せて自転車を組むこと。
 (普通はこれをセミオーダーと呼ぶ)

 エンゾの店ではイタリアのフレームビルダーであるダッコルディ社の取り扱いもあるが、
 書き込み欄が沢山あるオーダーシートに
 トップチューブとシートチューブのサイズしか書き込まないので同じことである。

 身長の低い女性が乗るロードバイクを作るのに
 トップチューブとシートチューブのサイズ、それとシートアングルだけ指定し、
 あとは良く走るフレームにしてくれと余白に書き込むのが
 エンゾにとっては「一大プロジェクト」だそうだ。

■エンゾファミリー用語編


●エイドステーション
 湘南茅ヶ崎の雄三通りにあるエンゾの本拠地。
 地元民には店頭にあるダンボールの切れ端に書かれた謎のメッセージ等から
 宗教施設だと思われているフシもあるが、これでも自転車店である。
 外には看板がなく発見は非常に困難。
 『ここが誰のどんな店かを知らない方の入店はお断りしています。』と敷居もエンゾの自尊心並に高い。
 数少ない目印は、GIOSのロゴが入った青くて痛々しい自動販売機だが、
 これを乗り越えることがエンゾファミリーへの第一歩となる。
 入り口は2つあり、海側が一見さん用、駅側がエンゾファミリー用。
 店内には、親藩、譜代、外様用のスペースがあり、そのスペースを区切る厳然たる境界線がある。
 勿論、親藩=エンゾファミリーのことである。
 『汗と涙は流すけど決して血は流さない革命本部』も設置され、エイドステーションで自転車を買うと
 自動的に革命本部の構成員にされてしまう。(革命本部に入らないと自転車を売ってくれない。)

●奥座敷
 エンゾファミリーにのみ使用することが許されたエイドステーションの聖域。
 そこでは弁当を食べたり、スーパーファミコンをしたり、四方山話をしたり、『笑点』を見て爆笑する
 『こちらがわの幸福な自転車乗り』たちの社交場である。

●エンゾファミリー
 エイドステーションの常連。
 こう呼ばれるまでには幾多のイニシエーションを重ねなければならないとされる。
 カンパニョーロのパーツ(コンパクトクランクは認められない)で組んだGIOSの自転車と
 GIOSジャージにハートレートモニターがファミリーの正装とされるが、一部例外もいるようである。
 尚、尊師の覚えが良くなればザベル●崎、アレックス●部といった
 ホーリーネ・・・あだ名をつけて貰えることもある。
 尚、現在のところエンゾ門下生に有名大会入賞者はいない模様。
 ロードバイク界のカリスマの直弟子で手取り足取り教えてもらっているんだから、
 レースの10や20は制覇して欲しいものである。

 彼らはエンゾの言うことを一言一句まで信じ込む、ある意味でピュアで幸せな人たちである。
 どこかの宗教の信者に良く似ている気がしないでもないが、
 面と向かって言うのは失礼なのでやめておこう。

●エンゾ理論
 エンゾの思い込み、私怨、見栄、「エンゾの視点ではプロがそうしているように見える」という理由から
 成り立っているいい加減な理論で、検証も実績も無いものが多数を占める。
 偶に正しいものもあるが、
 その場合は他の誰かの理論を自分が発明したかのように語っていることが殆ど。
 矛盾があっても指摘はしないのがファミリーの掟である。
 また、疑似科学に片足突っ込んでるとは口が裂けても言ってはいけない。

●こちら側の幸福な自転車乗り
 エンゾ理論を盲信するものをそう言うらしい。
 一般の自転車乗りから見るとまったく幸せそうに見えないのだが、
 本人が幸せならそれでいいのかもしれない。
 他人の幸福について口を出すのは野暮である。

●ホンモノのインテリ
 エンゾ曰く「 学歴や年収などとはいっさい関係なく、真に頭のよい人間」のこと。
 霞が関や、国会や、銀行や、証券会社や、IT・通信関係にはおらず、
 東大や慶応の在学・出身者にもまずいないらしい。

 実際に霞が関や、国会や、銀行や、証券会社や、IT・通信関係に本当にいないかどうかは分からないが、
 学歴と知性が決して比例しないということだけは
 エンゾと森本氏がその身を以って証明してくれた。流石はカリスマである。

●下ハン同盟
 一生の大半を下ハンドルを持ってすごす自転車乗りの集い。
 三船雅彦氏も会員であり、ヨハン・ムセウも参加が予定されているらしい。
 「一生の大半を下ハンドルを持って過ごす様だったらポジションがおかしい」と
 この同盟に誘ったプロ選手に言われてしまったことは秘密だ。 

●エンゾマジック
1)エンゾの指導やセッティングによって起こった、自転車乗車時の体感性能の劇的な向上をいうらしい。
 「翼を与えし者」とエンゾを呼ぶものもいるらしいが、
 そう言っているのはエンゾやエンゾファミリーだけなので信憑性に乏しい。 

2)エンゾが抱いているコンプレックスを美化して逆に素晴らしいものに見せる、
 まさにマジックとしか言い様がないものの考え方。
 魯迅の『阿Q正伝』における「精神勝利法」そのものであることから「エンゾ式精神勝利法」とも呼ばれる。
 例)
 学歴(志望大学に落ちている) →「早稲田こそ本物のインテリ」
 猫背 →「3D猫背こそ美しい」
 経験・実績のない自転車屋 →「自転車界のカリスマ」
 痛風(贅沢病) →「天才病」

 ●免許皆伝
 エンゾ流ロードバイクにおいてはお布施と努力次第で1年程度で免許皆伝となることが出来る。
 一般的に免許皆伝というと「その流派を名乗り、他人に教えることが許される」レベルなんだけどね・・・。

●ジロ・ディ・箱根
 エンゾファミリーによるエンゾファミリーのためのエンゾファミリーの運動会。
 ある意味で世俗を断ち、「解脱」をしている人間にしか参加権が与えられないとされる。
 1988年『ツール・ド・フランス』と『シャカリキ』に影響されたエンゾがエンゾファミリーを
 集め、箱根の旧道を登り芦ノ湖を往復する練習会を開催したのが始まりである。
 2001年『GIRO・DI・箱根』の前身たる『ツールド箱根』が開催される。
 そのときのエンゾの成績は準優勝。

 また、「ロードバイクバイブル」によれば
 国会議員、出版関係者、メーカー及び問屋関係者には特別参加枠が用意されているという
 ・・・が、ロードバイクバイブルを刊行するのに関わった仲沢氏以外この枠での参加者はいない模様。 
 ていうか雑誌の編集者が違法レースに出ていいのか!?

●ツール・ド・南伊豆
 エンゾの弟子である森本氏が地元南伊豆の地域振興のために立ち上げたレース。
 斯様な崇高な目的であるからして、
 誘導員なし、タイム計測なし、保険加入なし、参加賞なし、エイドなし、その他諸々ナッシングでも
 相場の10倍近いクソ高い料金を森本氏のフトコロに納めるべきなのである。
 尚、道路使用許可を取っていない違法レースだが
 森本氏もまた革命家なので法律をマトモに守らなくてOKという理屈らしい。
 トレックのバイクに乗っているというだけでエンゾから罵倒された被害者がいるのは余りにも有名。

 名称が「エンゾ早川と走る天城140km」という"草大会"になったりするときもあるが、
 地元警察に違法レースであることを隠すための偽装だったりするわけではない。
 多分森本氏が信じられないくらい忘れっぽいだけだ。

●エイドステーション新年の集い
 エイドステーションは元旦から店を開けており、
 エンゾファミリーは箱根駅伝の応援をしながらエンゾの奥さんの手料理を食べ、酒盛りをする。
 とくにブリ雑煮はエンゾのお気に入りで、この味がわかる者は貴族の感性を持ち合わせているらしい。
 箱根駅伝を肴にして飲む酒はオツなものである。
 開いているとはいってもさすがに営業は休みで、酒を飲んで整備したりはしていないと信じたい。

●ラ・コメータ・ブルー
 青い彗星。
 青いウェアに身を包んだエンゾのことをこう呼ぶらしい。
 由来はエンゾが大好きなランスの著書に出てくる「ル・トラン・ブルー」と
 これまた大好きなガンダムの「赤い彗星」を足して2で割ったものであるようだが
 本人がそれに見合うだけの実力を持っているかというと心許ないものがあり、
 実際良く抜かれると告白している。
 国道134号線と1号線はロード乗りの思いやり区間だということを肝に銘じておこう。

●エンゾポエム
 エンゾは(自称)詩人である。
 エンゾポエムの特徴としては
 「作中で自分を褒める」「自転車が出てくる」「同じフレーズを繰り返す」
 が挙げられる。
 「口に出して読んだときの文章のつながりとか全く考えてないよねー」
 などとは口が裂けても言ってはいけない。


■食事編


●朝食
 エンゾファミリーにとっては殆ど必要ないもの。
 朝食抜きで熱海まで往復することくらい文字通り「朝飯前」である。
 朝食抜きで運動すると色々弊害があるなんてことは
 一般常識ではあってもエンゾの常識ではないので問題ない。
 なぜなら『朝食が用意されてるのは人間だけ』だからだ。

●エスプレッソ
 エンゾの好物。一日におよそ2杯から5杯飲む。
 ポジションをミリ単位の正確さで完璧に出した後のエスプレッソは格別である。
 また砂糖はスプーン三杯。多すぎる気がするが、「缶コーヒーに入っている砂糖のほうが絶対に多い」
 と考えるので問題はない。(ただし違っていたら大変なので、調べることはない。)

■その他


●オトナの事情
 矛盾に満ちた不可思議なエンゾワールドにおいて、すべての矛盾を解消しうる万能の魔法の言葉。
 その威力は、「オトナの事情>神」であり「オトナの事情>革命活動」であり
 「オトナの事情>打倒!自転車業界の売上至上主義」と留まるところを知らない。
 著作でも、恨み骨髄であるはずのアメリカンブランドや台湾ブランドのロードバイクが、
 おすすめ自転車として掲載されている理由もこれである。

●根拠
 矛盾に満ちた不可思議なエンゾワールドにおいては存在しないもの。
 肯定的な根拠も、否定的な根拠も殆ど語られることは無い。
 しかしエンゾ信者は頭から信じ込むので全く問題にならない。

 このことを悪用して、結論だけ述べて過程も根拠も示さない論法を「エンゾ式轢逃げ論法」と呼ぶ。

●神
 神を感じて走りたいのでヘルメットを被らないというのがエンゾの持論だが、
 この『神様』というのはキリスト教の神でも日本神道における八百万の神でもない。
 エンゾが勝手に作った神様である。
 そのわりにはツーリングの無事を感謝してロザリオにキスしたり、十字を切ったりする。 
 また、エンゾの文章や絵も神が書いた(描いた)物であるそうだが、
 あからさまな手抜きをしたり、トレース絵もあったりでかなり性能が低い神様であることが伺える。

 また、役立たずは事故に見せかけて殺すという容赦無い一面もあり
 「オトナになってから~」と「ロードバイク秘伝の書」では
 人間が神の意に従わないと災害を起こすという新しい能力が追加された。
 しかしエンゾがいう「日本人が神に愛されていた時代」にもやっぱり災害はあったことや
 エンゾが「この世のお荷物、役立たず」と断ずるような人たちも普通に生きていたりすることを考えると、
 この神様は相当いい加減なようだ。


●エンゾのダンボール語録
 天才にして革命家で作家・詩人・イラストレーター・フィットネスインストラクター、
 さらにはレオナルド・ダ・ヴィンチの生まれ変わりでライフスタイル革命家であらせられる 
 エンゾの頭に浮かんだカッチョイイお言葉を自転車の梱包材だったと思われるダンボールに書いて
 エイドステーションの店先に掲げたもの。
 我らがカリスマはエコにも気を使っておられるのである。
 だから独りよがりとか、みっともないとかそういうことは一切言ってはいけない。

 ダンボールが薄汚れてくるといつの間にか新しい言葉になっていたりする。
 大体半年くらいのペースで更新されているのでエンゾファンは要チェック!!

●革命家
 エンゾは革命家である。
 たとえそうは見えなくても革命家である。
 活動はしていなくても、
 オトナの事情に連戦連敗でも、 
 格好つけるためだけに名乗っていても、
 法律を守らない理由にしているだけでも革命家なのである。

●アスペルカー症候群
 エンゾがかつて患っていた病気。
 ただし、医者の診断ではなく素人の勝手な自己判断である。
 「アスペルガーだから許してね」という言い訳のほか、
 「アスペルガーには天才が多い」と病気を自分の箔付けに使うことも多い。

 ロードバイクバイブル改訂版では
 アスペルガー仲間の坂本竜馬(ただしこちらも後の人間の推測)に足を引っ張られている始末である。


●早稲田大学
 エンゾの母校。
 エンゾによるとこの大学の卒業生こそが真のインテリであるという。
 (東大や慶応大学はなんちゃってインテリだそうだ)
 志望大学がすべて不合格で滑り止めで受けた大学だけ合格(当時は偏差値59でエンゾは二浪)だったり、
 実は早稲田でも別物扱いされている所沢キャンパスだったり、
 単位計算を間違えて大学五年生になる人間がいたとしてもインテリなのである。
 40代になった今でも早稲田のジャージを着たり、自転車にステッカーを貼るほど執着している。
 在学中は自転車部だったと思われがちだが、テニス部である。


●テニス
 エンゾ大学時代の部活。
 著書によると、14歳でテニスクラブに入会する。
 プロを目指したものの、肩とひじの故障で断念したとある。
 (また別の著書によると高校卒業後、プロへの夢が諦めきれなかったが、あるちっぽけな大会で
 「これに優勝できたらテニスを続ける、できなかったらテニスをあきらめる」と宣言したが、準優勝だったため
 受験勉強を始めた、とある。)
 早稲田大学では、宮城敦氏(庭球部監督、選手としての実績も凄い人)に無知ゆえに挑戦するが軽くあしらわれる。
 そこで思い上がりを知ったはず・・・と思われたが、
 『だからいまでも私は、「テニスはかなり上手いです」と誰にでもはっきりいうことにしている』
 と書いているので気の迷いだったのだろう。
 インカレ・インハイでの実績は不明だが、本人が自慢話を書かないので大したことはないと思われる。
 このことについて詳しく聞かないのは大人のマナーである。

●シナベン、ネリベン
 それぞれ「品川ナンバーのベンツ」「練馬ナンバーのベンツ」のこと。
 危険な運転をしがちなので注意すべきとされている。
 「今日イチサンヨン走ってたらカマコウマエでシナベンがハバヨセしてきてヨォ~」などと使う。

●銀ブラ
 銀座でブラブラすること。
 「らくだのこぶ~」執筆時点で死語となって10年以上経つ言葉だが、エンゾの中では未だに現役。
 天才様の言語センスは常人とかけ離れているのだ。

●すわりしょんべん
 エンゾの夫人への愛情表現のひとつ。
 シモの不始末の後始末をさせたくないという思いやり。
 だが自分の不始末は、自分で後始末をするのが当たり前で、
 誰かにやらせる発想、させないのは思いやり、という考え方自体がおかしい。
 革命家の割に、封建的な価値観が根付いてると考えられる
 自分で後始末をしたくないための横着さを、夫人への愛情表現にすり替えるずうずうしさでもある。

●インターネット
 エンゾが怖くて仕方ないもの。
 エンゾの理解を完全に超えているので「神が許していない技術」に勝手に認定し、
 この世から抹消しようするほどである。
 著作の文章のなかでいきなり本筋から外れてインターネット批判をしだすのは最早お約束。

●土下座
 エンゾ流土下座術は長年の間秘中の秘であったが
 ロードバイク秘伝の書でついに公開された。
 中途半端が嫌いなエンゾが7ページも使って徹底的に土下座の仕方をレクチャーしてくれているが、 
 けっしてページ数稼ぎのためではない。
 長年の土下座経験によるものであろうその姿はまったく堂に入っているとしかいいようがなく、
 どんな悪いことをやらかしても許してもらえそうなほどである。
 だから普通の人には一生必要なさそうだとかそんなことを言ってはいけないのである。
 ましてロードバイクの本に載せる必要性があったのかなどとは口が裂けてもエンゾに聞いてはいけない。





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最終更新:2021年03月07日 10:59