都市国家について
エンドブレイカーの世界での人類の生活圏の中心です。
都市国家の中には、何千何万という村や町、市場、農地、放牧地、鉱山、荒地、森、川、泉、下水道、墓場、闇の組織、廃墟、ダンジョンなどが存在しており、全ての需要と供給を都市国家の中で完結することができます。
都市国家の外、辺境には非常に危険が多く、都市国家に暮らす多くの人々にとって世界とは都市国家の内部だけになっています。
しかし、自分の住んでる都市国家の全貌すら知らないのが普通の市民です。
都市国家の中には、何千何万という村や町、市場、農地、放牧地、鉱山、荒地、森、川、泉、下水道、墓場、闇の組織、廃墟、ダンジョンなどが存在しており、全ての需要と供給を都市国家の中で完結することができます。
都市国家の外、辺境には非常に危険が多く、都市国家に暮らす多くの人々にとって世界とは都市国家の内部だけになっています。
しかし、自分の住んでる都市国家の全貌すら知らないのが普通の市民です。
- 『食糧事情』
都市国家では、大雨や日照りといった災害が殆ど無く、都市最下層に肥沃な耕作地がある為に食糧事情は概ね良好です。
裕福層は、より恵まれた食事を。たとえ最下層の生活水準でも餓死するような事はありません。 - 『治水』
星霊建築による多数の泉が飲料水や生活用水の源として利用されています。中でも大きな泉のある場所には漁村が生まれ、下流に流れる『川』も生まれます。
『川』は、残飯や糞尿などの汚物を流すために使われるため、星霊建築による換気等の処理をされて『下流』、主に都市国家の最下層へと流れていきます。
最下層の階層によっては、汚水の川に流れる物が恩恵になる場所もあるようです。
『川』の水が、最終的に何処に辿り着くか誰も知りません。 - 『規模』
直径約60km前後、人口100万人前後(中世のパリに相当)。建物や都市構造が複雑に高層化と階層化が進み、寂れた危険な階層もあるので人口密度はそれ程高くありません。 - 『都市国家間の関係』
都市国家間の交流はありません。
領主等の一部の人は、他の都市の存在を知っているかもしれませんが、普通の市民にとって他の都市国家の存在は、「そんなのがあるらしい」「知らない」「知ってても知らなくても生活に困るわけでもないので無関心」程度です。 - 『都市国家間の紛争』
上記の理由と領土的資源的に不足の無い都市国家には他の都市国家を侵略する理由が無く。戦争に掛かるコストと行軍の困難さの問題もあって今までありませんでした。 - 『都市国家間の移動』
都市国家間の障害を踏破できる一部の冒険商人が交易をしています。
戦闘力の高い者達が集まった集団でなら辛うじて可能だと言われています。
- <重要度の低い情報>
新たな都市国家が『棘』に覆われたり、『棘』の発生原因が取り除かれるなどしてある都市国家の事件が全て解決して物語の拠点が移り変わるような場合、旅団やキャラクターの都市国家間の移動をルールで束縛することは無いと思う…だそうです。(オフ会での情報)。
既知の都市国家
以下の都市国家は、存在する事が確認されている都市国家の一覧です。
都市国家名 | 期間 | 概要 |
---|---|---|
戦神海峡アクスヘイム | 2010/01/29 ~ |
冒険の始まりとなった都市国家で、巨大な斧のモニュメントを中心に発達しています。 歩いて1日の距離には巨大な海峡があり、これが、この都市国家の名前の由来となっていますが、現在ではその海峡を自分の目で見た事がある人すら稀になっています。 世界が平和だった時代には、軍事・交易の要として発展していたとされます。 【気候】総じて温暖で過ごしやすいとされています。 【経済】人々の暮らし向きは悪くないようです。 【政治】都市国家全体を統治するような強大な領主はおらず、街区を治める領主達の話し合いによって、都市国家全体の意思決定がされています。政情は安定しているようです。 【治安】街区ごとに城塞騎士団が組織されており、領主の指示によって治安維持に勤めているようです。 |
永遠の森エルフヘイム | 2010/08/17 ~ |
世界創世の時より存在しているとされる巨大な大樹に寄り添うようにして発展した都市国家です。 住人のほぼ全員が「エルフ」と呼ばれる古代妖精騎士の末裔達のようで、「ハイエルフ」「ダークエルフ」と呼ばれる種族も存在しているようです。 (オフ情報によると、エルフはルーツとして登録される模様です) アクスヘイムからは、「巨獣の荒野」と呼ばれる危険地域を挟んで「7日」程度の距離があるようです。 【気候】不明です。 【経済】不明です。 【政治】「政府」による統治が行われているようです。 【治安】「都市警備隊」が存在していますが、それに対抗する形で「レジスタンス」が活動を行っているようです。また、これまでは存在していなかった化け物が一般市民を襲うという事件も起きているようです。 |
山斬烈槍ランスブルグ | 天空を貫くかのような巨大な槍を中心として発展した都市国家です。 【気候】不明です。 【経済】歓楽街や劇場などの娯楽が発達していますが、身分によって区画が完全に隔てられており、明確な貧富の差が生じているようです。 【政治】磐石な統治体制が敷かれているとの事です。 【治安】下層部の治安は悪く、犯罪の温床となっているようです。 ※TRPG版、小説版での最初の舞台となります。 | |
三塔戒律マギラント | 3つの巨大な塔を中心に発展した都市国家です。 この3つの塔には、それぞれ都市の支配を企む有力な領主がおり、覇権を競い合っているようです。 【気候】不明です。 【経済】不明です。 【政治】極めて不安定であり、内戦が起きる事もあります。住人も領主に対して強い恨みを抱いているようです。 【治安】不明です。 | |
紫煙群塔ラッドシティ | 古代遺跡の廃墟を利用して建設された都市国家です。 この古代遺跡が稼動すると紫色の煙が立ち上る事が、都市国家の名前の由来になっています。 【気候】不明です。 【経済】不明です。 【政治】不明です。 【治安】犯罪が多いため、犯罪専門の城砦騎士団「犯罪課」が組織されているそうです。 | |
骸殻荒野ガルシェン | 世界創世にも関わったとされる「巨大な獣の骨」の中に建設された都市国家です。 「獣の骨」という強力な防護壁を持ちますが、周囲にはバルバやピュアリィなどの人外の脅威が割拠する辺境荒野が広がっているようです。 【気候】不明です。 【経済】不明です。 【政治】人心は安定していないようです。 【治安】無法者と賞金稼ぎが多く活動しているようです。 |
星霊建築について
- 都市国家その物と市民の生活を支えるている星霊の絵を描くことで力を引き出す技術体系です。
星霊建築は、個人の意志で自由に使いこなすことは出来ませんが、人数を揃えて決められた手順を守りさえすれば、誰でも使う事ができる非戦闘アビリティです。
この世界には、まだ、発見されてない星霊の絵があるとも言われています。
(例)
水を生み出し泉を作る「ドローアクア」。
風を呼び空気を浄化する「ドローシルフ」。
高層建築に耐える建材を生み出す「ドローノソリン」。
物理法則を無視して建材を繋ぐ「ドロージェナス」。
空を失った下層に太陽の光を届ける「ドロースピカ」。
- 頭上を完全に覆われた階層では、天井に描かれた星霊建築「ドロースピカ」が、日の出入りに合わせて明滅して太陽の代わりを勤めます。