やまぶき公式
定義ファイル
やまぶきには、「飛鳥カナ配列」21-383版の「かな入力モード用」定義が含まれています。
やまぶきRには、「飛鳥カナ配列」21-383版の「ローマ字入力モード用」定義が含まれています。
今まで使ってきた入力法に合致する定義を使うことにより、「かなロックの変移タイミング」を一切弄らずに移行することが出来るため、従来の同種ソフトよりもカンタンに導入できる、という造りになっています。
数字並びが123並びの配列など、他の飛鳥のバージョンを使う場合には、
やまぶき用 配列定義ファイルをご覧ください(現時点では「かな入力モード用」の定義のみを収録しています)。
「ローマ字入力」「JISかな入力」との切り替え
【やまぶき】は、読み込んだ定義の内容によって、「ローマ字入力」「JISかな入力」のどちらかとして振舞います。
── |
やまぶき付属定義使用の場合 |
やまぶきR付属定義使用の場合 |
普段のIMEモード |
「JISかな」モード |
「ローマ字」モード |
「やまぶき」翻訳内容 |
やまぶき付属定義→JISかな |
やまぶきR付属定義→ローマ字 |
ローマ字入力との切替 |
【Alt】+【ひらがな】 |
【ScrollLock】、または「やまぶき」の終了 |
JISかな入力との切替 |
【ScrollLock】、または「やまぶき」の終了 |
【Alt】+【ひらがな】 |
それぞれにメリット・デメリットがあるので、うまく使い分けてみましょう。
── |
【Alt】+【ひらがな】 |
【ScrollLock】、または「やまぶき」の終了 |
メリット |
Windows一般操作で切替可能 |
ScrollLockだけで止められる |
デメリット |
「かなロック」の挙動に障る場合あり |
止め方を周囲に知らせる必要がある |
「かなロック」の挙動について、多くの人はそれを知らないため、できれば「かなロック」については、弄らないほうがよいと考えられます。
- もともと「ローマ字入力」を使っていた端末では、『やまぶきR付属定義』を使うほうがよいかもしれません。
- もともと「JISかな入力」を使っていた端末では、『やまぶき付属定義』を使うほうがよいかもしれません。
パラメータ調整法などについて
「親指シフトキー」として、ご自身にとって使いやすいキーを設定してください。
あとは、そのままで大丈夫です。
「375かな/分を超える高速打鍵」について。
タイプウェルで36.8秒を切る速度(375かな/分を超える速度)で入力しようとする場合、パソコンのタイマー精度に余裕がとれない可能性が出てきます。
他の入力法で既にそういった速度を出している方は、速くなるにつれて徐々にこの制限の影響を受けることになります……そういうときには、同時打鍵ではなく前置シフト(または小指シフト同等の動き)をするようにエミュレータを調節して、シフトキー先押しでご利用頂くことで、その速度制限要因を排除することができます。
- やまぶきの「設定──親指シフト」を選択。
- 「□連続シフト」に【レ】チェックをつける。
- 「単独打鍵:」を【前置シフト】に変更する。
- 「親指シフト~時間範囲:」を【0】に変更する。
「一本指操作」について。
ローマ字入力のように「一本指で操作したい」時がある場合は、「設定」から「親指シフト」タブを選び、2つある「単独打鍵:」をどちらも【前置シフト】にしてください。
これにより、「JIS X 8341-2 (高齢者・障害者等設計指針 ―情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス― 第2部:情報処理装置)」が定める「6.4.7 順次入力機能」を実現することができます。
過去の「やまぶき」について。
最終更新:2011年02月14日 00:38