やまぶき公式
Windows用親指シフト専用(飛鳥用)キーボード配列エミュレータ“やまぶき” (現在リンク切れ)
定義ファイル
上記の「やまぶき」には古いバージョンの定義ファイルが含まれています。新しいバージョンの飛鳥配列を使うには、下記のリンク先から定義ファイルを作り、「やまぶき」に読み込ませる必要があります。
やまぶき用 配列定義ファイル
設定覚え書き
- 設定用のダイアログを出すには
やまぶきを立ち上げ、画面最下部右端にある「山吹色」のアイコン上で右クリックし「設定」を選びます。
- スタートアップへのショートカットの登録をお忘れなく。
パラメータ設定のおすすめは上から「70, 90,
50」くらいです。ただし結構自由度がありますし、入力速度が上がると好みも多少変わるようです。お好みの設定を探してみてください。
諸注意
Windows XPなどにおける 導入前の初期設定
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ほとんどのキー配列入れ替えソフトは「詳細なテキストサービス」に対応していませんので、お使いのアプリケーションの種類に応じて「詳細なテキストサービス」を解除する必要があります。
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WindowsXPをお使いの場合は、「スタート」→「コントロールパネル」→「日付、時刻、地域と言語のオプション」→「地域と言語のオプション」→タブ「言語」→ボタン「詳細」→タブ「詳細設定」と順にたどって、【テキストサービスと入力言語】を表示させてください。
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Microsoft製アプリケーションを中心としたソフトを除いては、一般的に「詳細なテキストサービス」をサポートしていませんが、これを無理やり「詳細なテキストサービス」に対応させるためには【詳細なテキストサービスのサポートをプログラムのすべてに拡張する】チェックボックスが存在します。
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ここについているレ印チェックをはずして□の状態にすることで、たいていのアプリケーションでキー入力入れ替えソフトを使うことができるようになります。
- これによる副作用はほとんどありませんが、Tablet入力デバイスをするときに入力しづらくなるなどの障害が発生します。
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Microsoft製アプリケーションを中心としたソフトでは、一般的に「詳細なテキストサービス」をサポートしています。この機能は【詳細なテキストサービスをオフにする】チェックボックスで制御することができます。
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ここについているレ印チェックをはずして□の状態にすることで、より多くのアプリケーションでキー入力入れ替えソフトを使うことができるようになります。
- これによる副作用としては「IMEツールバーが表示されなくなる」などの問題がありますので、その点にご注意いただく必要があります。
Windows Vista対応状況
- 「やまぶき」を「管理者として実行」する必要がある場合があります。
- Yamabuki.exeを右クリックし、「プロパティ」を開きます。
「互換性」タブに移動します。
「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックし、OKを押します。
- Internet Explorerの保護モードを有効にしている場合など、特殊な権限で動作しているアプリケーションでは利用できません。
(保護モードは、Internet
Explorerの「セキュリティのプロパティ」で変更できます。セキュリティに関わる設定ですので、自己責任でお願いします。)
設定の保存
- Windowsの終了時に、やまぶきの設定は保存されないようです。
- 設定を保存するときは、Windowsを終了する前にやまぶきのメニューから「終了」を選び、やまぶきを単体で終了させておいてください。
ローマ字入力との切り替え
ローマ字入力と飛鳥カナ入力が切り替えるには、「Alt+ひらがなカタカナ」を押します。
プレーンな「カナ入力」に切り替えるには、やまぶきを一時停止してください。
パラメーター調整法等(快適速度入力)
「やまぶき」では、打鍵の癖を「パーセント指定」することにより、あなたの打鍵速度が変動しても、動的に打鍵の癖を追いかけてくれます。
これを可能とするのが3本のスライダで、以下に述べる方法を使えば「あなたの癖にあった、やまぶき」になります。
パラメーター・スライダーを上から順に1、2、3番目と呼ぶことにします。
上げる=右へ
下げる=左へ
- シフトが掛かってくれない
- シフトが掛かってくれない
- 連続シフトの最後の1文字だけにシフトが掛かってくれない
- 余計なシフトがかかる
- 前の文字にシフトが掛かってしまう
- 次の文字にシフトが残ってしまう
- 「空白+文字」のつもりが、シフトになってしまう
- 漢字変換のつもりが、シフトになってしまう
- シフトを押したつもりが、変換になってしまう
- 2番目か、1番目を上げる
- 最後の文字だけが無変換状態で残る(「いく」のつもりが「居く」になる)なら、2番目を上げます。
- 全体が変換されてしまう(「いく」が急に「幾」などになる)なら、1番目のパラメータを上げます。
- 変換とシフトの判定間違いをなくすために、変換・シフトを3つのキーに分けて使うのもおすすめです。
親指シフトに「無変換」と「変換」キーを、漢字変換に「スペース」キーを使います。このとき「単打有効」をオフにするのを忘れずに。
- 「無変換」キーが遠いなどの理由で、2キーだけを使ったほうが楽なこともあります(※この筆者は2キーで満足しています)。
たとえば「スペース」キーと「変換」キーの2キーだけを使います。
やまぶきの設定の「単打有効」をチェックして、変換キーとしても機能するようにします。
パラメーター調整法等(やまぶき原理)
「やまぶき」は、打鍵速度に追従して時間を調整する「パーセント指定」を3つのパラメータ全てに採用していますので、大雑把に3本のスライダを設定するときには【全てのスライダを50に設定する】だけでも、わりと快適に使うことが出来ます。
いろいろ弄りすぎて「わけが解らなくなった」場合は、いちど【全てのスライダを50に設定】して、少し使い慣れるまで使ってみてください。
パラメーター調整法等(超高速入力)
「やまぶき」の美味しいところを生かすことは出来なくなる……のですが、やまぶきでは「タイマーの恩恵を捨ててでも、自力できちんとシフトを指定する」ための設定が出来ます。
- 一番目のスライダを0にする。
(少しだけ同時打鍵を掛けたい場合は、10%とか20%くらいにする。)
- 二番目のスライダを100にする。
- 三番目のスライダを0にする。
(少しだけシフト残りを除去したい場合は、10%とか20%くらいにする。)
この設定により、やまぶきが持つ「パーセント指定によるシフトの切り分け」を無効にすることが出来ます。
超高速入力をする場合には、この設定を行ったうえで、次のように操作してください。
- シフトキーは、常に「先行して」押す……JISかな用シフトの様に。
- 連続シフトできるところは、「可能な限り」連続シフトさせる。
コンピュータが持つ「タイマーの精度」に左右されること無く、打鍵する人の能力のみで、打鍵可能速度が決まってきます。
最終更新:2009年12月18日 01:37